おすすめ本「エッセンシャル思考 最少の時間で成果を最大にする」―名著


こんにちは脇村です。僕のブログでは、本業での実務上のEXCEL、ACCESSマクロ&VBAの使えそうなコードの紹介、コールドリーディングの実践例、電話占いでの現場、最近読んでいいなと思った本等について、主に発信していきたいと思っています。

今回、紹介したい本は、「エッセンシャル思考 最少の時間で成果を最大にする」グレッグ マキューン (著), 高橋 璃子  (翻訳)(著)

エッセンシャル思考は、単なるタイムマネジメントやライフハックの技術ではなく、本当に重要なことを見極め、それを確実に実行するための、システマティックな方法論です。エッセンシャル思考が目指す生き方は、「より少なく、しかしより良く」。時代はすでにその方向へ動きだそうとしていると。99%の無駄を捨て1%に集中する方法が提示されています。僕なりにp307ページ中、特に印象に残った箇所をピックアップさせてください。

p58大多数のものは無価値である
ジョージ・オーウェルの有名な寓話小説「動物農場」にボクサーという名の馬が登場する。真面目で屈強な馬だ。動物たちが困難に会う度、「俺が持って働こう」と言って仕事を引き受ける。だが過酷な状況の中で、ついにボクサーは働きすぎて倒れ、解体業者のもとへ送られる。皮肉な事に、皆のために一生懸命働いたボクサーは、むしろ独裁者による搾取を助長しただけだった。私たちも、ボクサーと同じ思考に陥っていないだろうか。困難に出会った時、残業を増やして根性で乗り切ろうとしていないだろうか。既に仕事を抱えているのに、トラブル対応までどんどん追加で引き受けていないだろうか。

p92考える時間を取り戻す
どんなに忙しい人でも、考える時間とスペースを確保することは不可能ではない。例えばジェフ・ワイナー CEO は、毎日合計2時間の空白をスケジュールに組み込んでいる。その時間には何も予定を入れない。相次ぐミーティングに振り回され、周りが見えなくなるのを防ぐためだ。最初はサボっているような気分になったが、実践してみると生産性が確実にアップした。自分のための時間を確保することで、人生の主導権を取り戻せたと彼は言う。彼は空白の時間を使って、本質的な問題を考える。3年後や5年後の会社の姿はどうあるべきか。サービスをさらに改善し、隠れたニーズを掘り出すには何をすべきか。競合企業に差をつけるにはどうするか。その時間はまだ、自分の心を充電し、気持ちを切り替える場にもなっている。ワイナーにとって、考える時間を確保することは単なるライフハックではなく生き方の証明である。彼は仕事を通して、多くの人は企業が欲張りすぎて自分を見失うところを目にしてきた。彼はそうした生き方にノーと言い、自分の選んだ生き方を実践しているのだ。

p99大局を見る
些細なことに気を取られすぎると、大局を見失う。仕事や生き方でも同じだ。何をする時にも、優れたジャーナリストのように、本質を見抜く目を持たなくてはならない。要点に目を向ける訓練をすると、これまで見えなかったものが見えてくる。点の集まりではなく、点同士を繋げる線に気づくことができる。単なる事実に反応する代わりに、その本当の意味を見抜くことが可能になるのだ。

p111精神は遊びを求めている
精神科医で National Institute for Play の創設者であるスチュワート・ブラウンは6000人を対象に遊びと成長の調査を行い、遊びが人間の様々な面に良い影響を及ぼすという結論を得た。遊ぶと体が健康になり、人間関係が改善され、頭が良くなり、イノベーションが起こしやすくなる。「遊びは脳の柔軟性と順応性を高め、創造的にしてくれます」と彼は言う。「遊びほど脳の柔軟性を奮い立たせる行動は他にありません」遊びは、生きるために不可欠なものだ。人間は遊ぶ生き物であり、遊びを通して生き方を身につけるのだ。遊んでいる時、私たちは最も純粋な形で人間らしさを発揮し、自分らしさをさらけ出す。最高の思い出や「生きている」という実感をもたらせてくれるのは、遊んでいる時間だ。遊びは発想を豊かにしてくれる。新たなアイディアが生まれ、古いアイディアが新たな命を得る。好奇心が刺激され、未知のものを知りたいという意欲が湧いてくる。

p112遊びが大切な理由1
遊びは選択肢を広げてくれる。それまで気づかなかった可能性や、思いがけない繋がりに気づかせてくれる。遊ぶことで、私たちの視野は広がり、常識にとらわれないやり方が見えてくる。意識の流れが豊かになり、新たなストーリーを発見できる。

p122自分という資産を守る
休むことを知らず、常にエネルギッシュに活動している人は、やがて負荷に耐えかねて壊れてしまう。だから、体をでたらめに行使するのではなく、戦略的に使うことを考えなくてはならない。自分の力をどう配分し、どのように栄養を補給するのか。ただひたすらに突っ走っていたら、すぐに燃料切れして一歩も進めなくなる。

p132内的なプロセスは、外的な基準を必要としている
 TED の人気スピーカー、デレク・シヴァーズ。彼は自身のブログで、「もっとわがままにノーを言おう」と主張している。中途半端なイエスを止めて、「絶対やりたい!」か「やらないか」の二択にしようと言うのだ。そのためのコツは、基準をとことん厳しくすること。「やろうかな」程度のことなら却下する。「イエス」というのは、絶対やるしかないと確認した時だけだ。ある経営者は 、Twitter でこう言った。「絶対にイエスだと言い切れないなら、それはすなわちノーである」まさにエッセンシャル思考らしい発言だ。選択肢を検討する時には、常にこの基準で考えた方がいい。

p135 90点ルールを取り入れる
非エッセンシャル思考の人はいつも、消極的な基準で物事を選んでいる。「上司に言われたからやる」「誰かに頼まれたからやる」、あるいは「みんなが行っているからやる」という基準だ。

p138明確で厳しく、そして正しい基準を採用する
今一つの人間を雇うより、人が足りない方がいい。

p164断固として上手に断る
自分が「正しい」と思うことと、誰かが「やれ」ということが、食い違っていた経験はあるだろうか。心の中で違うと思いながら、仕方なく行動したことは?他人の顔色をうかがい、場を丸く収めるためにイエスと言ったことは?上司や同僚、友人、親戚、近所の人などの誘いを、断るのが怖くて引き受けてしまったことは?ちょっと思い当たるはずだ。他人からのプレッシャーに負けず、きっぱりと上手に断ることは、エッセンシャル思考の必須スキルである。と同時に、最も難しいスキルでもある。断るためには、勇気が必要だ。切り捨てる勇気がなければ、「より少なく」という言葉は空疎なお題目になってしまう。「重要なことだけに集中しろ」というのは容易いが、それを本当に実践している人は多くない。ノーを言うのは、誰だって不安だ。せっかくのチャンスを逃すのは怖いし、自分の立場がまずくなるのは困る。尊敬する上司は大事な仲間を失望させたくない。そう思うのは自然であり、何も悪いことではない。だが、そういう気持ちに打ち克ってノーを言うことができなければ、それよりはるかに大切なものを失ってしまうことになってしまう。

p168上手にノーという技術を身につける
人は関係性に縛られた生き物である。数千年前の狩猟採集時代には、仲間との繋がりが生死を分ける鍵だった。周囲の期待に応えなければ、生き延びることが出来なかったのだ。同調の必要性が弱まった現在でも、仲間に嫌われたくないという気持ちは私たちの心の奥底に強く根付いている。人の期待を裏切るのが怖いのは、そのせいだ。こうした気持ちが、判断を鈍らせる。現実から目をそらしてしまう。本当はノーと言って数分間いやな気持ちになる方が、イエスと言って何週間や何ヶ月も後悔するよりずっとマシだというのに。この罠から抜け出すには、きっぱりと、しかも上手にノーという技術が不可欠だ。一旦それができるようになれば、相手を失望させたり怒らせたりするのではないかという不安は消える。むしろ、断ることでより良好な関係を築く事が可能になる。エッセンシャル思考になってからつくづく実感するが、人はノーという勇気のある人を高く評価し、尊敬するのだ。

p171トレードオフに目を向ける
ここでイエスと言ったら、自分は何を失うだろうか。そのトレードオフに目を向ければ、中途半端なイエスは言えなくなる。どんな判断をするときも、機会コストを忘れてはならない。「もしもこれを選んだら、別のもっと価値あることができなくなる」ということだ。全部やってみよう、という非エッセンシャル思考の罠にはまってはいけない。全てやることは不可能だ。失うものを冷静に計算し、納得できる答えを出そう。

p173好印象よりも、敬意を手に入れる
ノーを言うことで、短期的に相手と気まずくなることはある。相手は「これをして欲しい」と思っているのだから、やはり断られたらがっかりする。それは事実だ。だが、長期的にみればポジティブな面もある。短期的な気まずさと引き換えに、相手の敬意を手に入れられるからだ。うまく依頼を断ることは、「自分の時間を安売りしない」というメッセージになる。これはプロフェッショナルの証だ。エッセンシャル思考の人は、みんなにいい顔をしようとしない。時に相手の機嫌を損ねても、きちんとは上手にノーを言う。長期的に見れば、好印象よりも敬意の方が大切だと知っているのだ。

p189現状維持バイアス
いつもやっているからという理由でそれを止められない傾向を、「現状維持バイアス」と呼ぶ。以前仕事を受けたある会社は、実に古臭い人事考課制度を使っていた。いつから制度が変わっていないのだろうと疑問に思って聞いてみたが、誰一人その由来を知らない。10年前から働いている人事部長を含めてだ。しかもその間、誰もその精度に疑問を抱かなかったらしい。当たり前のようにそこにあるものを、人は無条件に受け入れがちだ。

p207境界を決めると自由になれる
境界線を引くのが簡単だと言うつもりはない。うまくいくケースばかりではないだろう。出世の妨げになるかもしれないし、最悪仕事を失うことも考えられる。自分の領域を守るには、時に大きな代価が必要だ。だからと言って、境界線を放棄してしまったら、もっと大きな代償を払うことになる。人生で最も大事なものを選べなくなるからだ。自分の大事なものを守るために、この先は譲れないという線を引く。自分で線を引かなければ、自分の領域は守れない。あるいは誰かが勝手に、もっと望ましくない形で線を引いてしまうかもしれない。非エッセンシャル思考の人は、線を引くのがあまり好きではないようだ。境界線など無くした方が、バリバリ仕事ができると思っている。「自分には限界なんてない、何だってこなせるし、全部かたづけてやる」というわけだ。だが、それは思い上がりである。あまり無理をしていると、忙しすぎて何一つまともに完成させられなくなってしまう。一方、エッセンシャル思考の人は、境界線を上手に利用する。一線を引くことで自分の時間を守り、他人からの余計な干渉を防ぐのだ。はっきりとした線引きがなければ、他人はどこまで踏み込んでいいかわからず、どんどん侵略してくる。いちいち対応していたら、自分の大切なものが見えなくなってしまう。

p209面倒くさい人たちと一線を画す
線引きが必要なのは、仕事だけではない。友人や近所の人が、あなたの時間をどんどん奪っていくこともある。せっかくの休みが、付き合いのために消えていった経験はないだろうか。こちらの領域にズカズカと踏み込んできて、いつまでも立ち去ろうとしない人はいないだろうか。面倒くさい人はどこにでもいるものだ。自分の問題を自分で処理できず、こちらに助けを求めてくる。相手の都合などお構いなしだ。うっかり巻き込まれると、私たちの時間とエネルギーは相手にすっかり吸い取られ、自分にとって本当に大事な事が出来なくなってしまう。

p209他人の問題を横取りしない
人助けが悪いことだとは言わない。他人の役に立つのは嬉しいものだ。だが、本人が解決すべき問題を肩代わりするのは、人助けではない。その人は問題を解決しようとしなくなり、余計に問題から抜け出せなくなってしまう。時間やエネルギーを他人に奪い取られないためには、頑丈な塀を建てるしかない。ただし、頼みごとをされるたびに塀を建てるのでは間に合わない。譲れない線はあらかじめ明確に引き、不用意に入ってこられないようにしておいた方がいい。本人の解決すべき問題は、本人に解決させる。それがあなたのためであり、相手のためでもあるのだ。

p234仕事を減らし、成果を増やす
非エッセンシャル思考の人は、場当たり的に問題に対処する。困ったらそれを直し、また別の所が困ったらそれを直すといった具合だ。たまたま手元に金槌があれば、とりあえず釘を打ちつけようとする。だが本当は、中身が重すぎて全体が支えきれなくなっているのかもしれない。応急処置をしても圧力が高まるばかりで、あちこちに亀裂が出てくる。いくらやってもきりがなく、状況は悪くなるばかりだ。一方、エッセンシャル思考の人は目の前の症状に惑わされず、どこが本当の問題なのかを見極めようとする。何が妨げになっているのかを特定し、最も効果的に処置をする。非エッセンシャル思考の人は応急処置でつぎはぎだらけになっていくが、エッセンシャル思考の人は本当に必要なところに一度だけメスを入れる。これは問題解決に限らず、最小限の努力で最大限の結果を得るための普遍的なやり方である。 

p239邪魔なものを取り除く
仮にあなたのボトルネックが完璧にしないと気が済まない性格だったとしよう。どんなレポートも改善点を探せばきりがないが、目標は「草稿」を送ることだ。だからボトルネックを取り除くために、「完璧じゃないとダメだ」という考えを捨てて、「完璧を目指すより終わらせることが大事」と考えよう。完成度よりスピードを重視するのだ。こうして最大の障害を取り除いておけば、他の全てがスムーズに進み始める。ボトルネックは、自分自身にあるとは限らない。難癖をつけたがる上司、予算の承認をしてくれない財務部、すぐに気が変わる顧客。こうした人たちをうまく動かすには、鞭より飴でいくといい。例えば進捗をメールで尋ねる代わりに、直接会いに行って、手伝えることはないかと言ってみる。非難するのではなく、相手の力になりたいという姿勢を見せる。そうすれば、メールを送りつけて催促するよりも、ずっと前向きな返事が得られるはずだ。

p244小さな一歩を積み重ねる
エッセンシャル思考の人は、何でも頑張ろうとしすぎる嫌いがある。多くを求めて努力すれば、それだけ結果がついてくると思っている。しかし残念ながら、それは間違いだ。現実には、欲張れば欲張るほど、動きが鈍くなってしまう。エッセンシャル思考の人は、もっと現実的だ。何でもいっぺんにやろうとせず、小さな成功を積み重ねる。見た目だけ派手なプレーに酔いしれるのではなく、本当に大切なところで着実に点を取りに行くのだ。いいことをしたと認めてもらうたびに、もっと良いことをしようという気持ちになる。そうするうちに、良いことをするのが当たり前になっていくのだ。

p253進歩を目に見える形にする
小さく始めて、日々の小さな進捗を評価する。それを何度も何度も繰り返す。最初から壮大な目標を立てるより、その方がずっと遠くまで行ける。小さな達成を繰り返せば、目標までの道のりは楽しく、満足感に満ちたものとなる。

p288考え方が心のそこまで染み込んだ時、それは自分を内側から変える力となる
エッセンシャル思考を生きる人は、周囲の人と同化しない。人がイエスと言う時、あなたは ノーと言う。人が行動する時、あなたは考える。人が喋る時、あなたは耳を傾ける。人がスポットライトを浴びようと押し合う時、あなたは影に立ってしかるべき時期を待っている。人が見栄えの良い履歴書をでっち上げてインターネットのプロフィールを派手な言葉で飾る時、あなたは地道に仕事の力はつけている。人が忙しい忙しいと不満(=自慢)を言う時、あなたは控えめにただ微笑んでいる。人がストレスとカオスの渦中にいる時、あなたは豊かで充実した暮らしを送っている。この情報と雑音とストレスと共栄に満ちた世の中にあって、エッセンシャル思考を生きることは、静かな革命である。エッセンシャル思考を生きるのは、そう簡単なことではない。私も未だに戦っている。人に何かを頼まれれば力になりたいと思うし、良いチャンスに巡り合えば「忙しいけれど両立できるんじゃないか」とつい思ったりする。何度も何度も携帯電話をチェックしようとしている自分に気づく。エッセンシャル思考を完全に身につけるには、根気と努力が必要だ。それでも、最初の頃に比べると随分楽になってきた。今ではかなり自然にノーと言えるし、判断にそれほど迷わない。非本質的なことを直感で見分けられるようになった。人生を自分でコントロールしているという確かな手応えを感じる。素直な気持ちでエッセンシャル思考に向き合えば、あなたもその手応えを感じることができるはずだ。要するに大切なのは「選ぶ」ということだ。周囲に流されず、自分自身の選択をする。それは実に自由な体験だ。

p292流されない
エッセンシャル思考の人は、自信を持って立ち止まり、ゆっくりと考え、きっぱりとノーを言うことができる。もう他人に振り回されたり、こき使われたりしない。他人の言いなりになるのを避けるためには、自分で優先順位を決めるしかない。最初は尻込みするかもしれないが、やろうと思えばきっとできる。自分の力を信じよう。

p295本質を知り、本質を生きる
エッセンシャル思考を生きることは、後悔なく生きることだ。本当に大切なことを見極め、そこに最大限の時間とエネルギーを注げば、後悔の入り込む余地はなくなる。自分の選択を心から誇りに思える。豊かで意味のある人生を選ぶか、それとも苦痛と後悔に満ちた人生に甘んじるか。この本を読んでくれたあなたには、是非前者を選び取ってほしい。人生の分かれ道に勅命したら、自分にこう問いかけて欲しい。「本当に重要なのは何か?」それ以外のことは、全部捨てていい。

p300人材の餞別にこだわり抜く
非エッセンシャル思考のリーダーは、これといった基準もないままに人をどんどん雇い入れる。その結果、ダメな部下の管理や教育に多大な時間を取られてしまう。会社が成長しているなら、手当たり次第に人を増やせば良いという人もいる。しかし現実のコストを考えると、間違った人材を雇うよりは人が足りない方がずっとマシだ。間違った人材をあまりに多く雇ってしまうと、ガイ・カワサキの言う「無能の連鎖」が起こる。ダメな社員がダメな社員を呼び、かつては優秀だった会社がすっかり落ちぶれてしまう。一方、エッセンシャル思考のリーダーは、人材の餞別にこれでもかと言うほどこだわり抜く。決して妥協せず、確固とした基準を持って完璧な人材を選び取る。そして足手まといとなる人材は容赦なく切り捨てる。その結果、一流の人材ばかりが集まり、さらにチームの相乗効果で個々の集まり以上の力を発揮できるのだ。

いかがだったでしょうか?以上、読めてよかったと思うところを抜粋してみました。「最少の時間で成果を最大にする」本書のサブタイトルですが、それが内容にも反映されていて、僕なりに必要な情報が最小の時間で取れたと思いました。本書は、50万部と売れているベストセラー本で、地元の本屋でも、数店舗で表紙で売り場に出されている本です。本当にいい情報が、最小の努力で取れたと思います。個人的見解で、本書を名著とさせていただきます。

まとめると、エッセンシャル思考の人は、自信を持って立ち止まり、ゆっくりと考え、きっぱりとノーを言うことができる。もう他人に振り回されたり、こき使われたりしない。他人の言いなりになるのを避けるためには、自分で優先順位を決めるしかない。最初は尻込みするかもしれないが、やろうと思えばきっとできる。自分の力を信じよう。エッセンシャル思考を生きることは、後悔なく生きることだ。本当に大切なことを見極め、そこに最大限の時間とエネルギーを注げば、後悔の入り込む余地はなくなる。自分の選択を心から誇りに思える。豊かで意味のある人生を選ぶか、それとも苦痛と後悔に満ちた人生に甘んじるか。この本を読んでくれたあなたには、是非前者を選び取ってほしい。人生の分かれ道に勅命したら、自分にこう問いかけて欲しい。「本当に重要なのは何か?」それ以外のことは、全部捨てていい。という風にしました。

個人的に本書で一番読めてよかったと思う部分は、休むことを知らず、常にエネルギッシュに活動している人は、やがて負荷に耐えかねて壊れてしまう。だから、体をでたらめに行使するのではなく、戦略的に使うことを考えなくてはならない。自分の力をどう配分し、どのように栄養を補給するのか。ただひたすらに突っ走っていたら、すぐに燃料切れして一歩も進めなくなる。TED の人気スピーカー、デレク・シヴァーズ。彼は自身のブログで、「もっとわがままにノーを言おう」と主張している。中途半端なイエスを止めて、「絶対やりたい!」か「やらないか」の二択にしようと言うのだ。そのためのコツは、基準をとことん厳しくすること。「やろうかな」程度のことなら却下する。「イエス」というのは、絶対やるしかないと確認した時だけだ。ある経営者は 、Twitter でこう言った。「絶対にイエスだと言い切れないなら、それはすなわちノーである」まさにエッセンシャル思考らしい発言だ。選択肢を検討する時には、常にこの基準で考えた方がいい。非エッセンシャル思考のリーダーは、これといった基準もないままに人をどんどん雇い入れる。その結果、ダメな部下の管理や教育に多大な時間を取られてしまう。会社が成長しているなら、手当たり次第に人を増やせば良いという人もいる。しかし現実のコストを考えると、間違った人材を雇うよりは人が足りない方がずっとマシだ。というところでした。

以上、「エッセンシャル思考 最少の時間で成果を最大にする」グレッグ マキューン (著), 高橋 璃子  (翻訳)(著)について取り上げてみました。

ちなみに名著と言えば
嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え 岸見 一郎 (著), 古賀 史健 (著)
完訳 7つの習慣 人格主義の回復(新書サイズ) 新書 スティーブン・R・コヴィー 、 フランクリン・コヴィー・ジャパン
人を動かす 文庫版 D・カーネギー  (著), 山口 博 (翻訳) 

自己啓発書は時間がないなら、この3つを読めばおよそは補完できると言われています。ほとんどの自己啓発書の思想は上記の著書から影響を受けているように感じます。上記3冊は内容すべてが素晴らしく、僕が一つずつピックアップする必要はなさそうです。読まれてない方は是非一読いかがでしょうか?

というわけで脇村の日常で役に立つ技術ー雑記ブログ記事、次回もよろしくお願い致します。

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