こんにちは脇村です。僕のブログでは、本業での実務上のEXCEL、ACCESSマクロ&VBAの使えそうなコードの紹介、コールドリーディングの実践例、日常のつぶやき、今の時代を生き抜くために-脇村、電話占い師の現場、最近読んでいいなと思った本等について、主に発信していきたいと思っています。
今回、紹介したい本は一流の人が、他人の見ていない時にやっていること。 最後に生き残る人の「秘密の習慣」40 千田琢哉 (著)です。
これから一流になるまでに、どういう姿勢でいたらいいかを教えてくれる一冊です。僕なりにp179ページ中、特に印象に残った箇所をピックアップさせてください。
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p12環境に合わせるのではなく、あなたに環境を合わせる
最初にはっきりさせておきたいが、結果を出し続けるためには環境は極めて大切である。「環境のせいにするな!」といった根性論を押し付けてくる20世紀的な発想のお年寄りもいるが、それは完全に間違っている。うだつの上がらない根性論者ではなく、しかるべき成功者の胸襟を開くと必ず教えてくれる本音は「成功のためにはいかに環境を大切か」だった。会社勤めをしていたころも周囲の環境に合わせるのではなく、私が働きやすい環境を創造するのに必死だった。誰にも邪魔されないように人知れず組合の会議室にこもり、猛スピードで仕事を終わらせていた。成功者たちから異口同音に教わったように、自分が環境に合わせるのではなく、自分に環境を合わせたおかげである。他の誰でもなく私自身が結果を出せる環境を創れば、必ず結果は出るのだ。あらゆる組織でトップが一番有能に見えるのは能力が高いからではなく、トップの能力が高く見えるような環境を完成させているだけの話だ。
p32一日一回は自分と違う考えに触れる
結果を出し続けるためには、常識や固定観念にがんじがらめにされるのが一番の敵である。私は大学時代に1万冊以上の本を読んできたが、とりわけ好んで読んだのは自分とは異なる意見の本である。意識的に価値観が対極の本を読むことにより、明らかに自分の脳が活性化されるのが快感だったからである。私が「この人はもったいないな・・・」と他人事ながら悔しく思うのは、自分と価値観が異なる本を徹底的に排斥する人である。まともな経営コンサルトであれば誰もが知る事実として、組織を継続的に成長させ続けたければイエスマンだけで揃えてはならないという法則がある。できれば副社長や専務あたりに社長と対極の価値観の持ち主をおいて、日々お互いに刺激を受け続けるのが組織を成長させるためには不可欠なのだ(ただし、決断の段階では方針に従ってもらうという約束は交わしておく)。綺麗事抜きにすると自分と価値観が合わない相手には二通りいる。自分より格上の相手と格下の相手だ。自分では対等の関係と思っている相手は格上でカウントしておいて間違いない。あなたより格上の相手の異なった意見は真摯に耳を傾けることによって、よりあなたの価値観が高みに到達するだろう。
p46周囲より速くできることを見つける
いきなり結論から入るが、あなたの人生で最高のパフォーマンスを出したければ方法はひとつしかない。自分の得意分野で楽勝し続けることだ。楽勝し続けることで時間を生み出し、さらに楽勝できるようにあなたの武器を磨きこむのだ。だが「自分には特に才能がない」「他人より評価されたことが何も思い浮かばない」と思い込んでいる人は多い。そんな人に自分の才能に気づいてもらう画期的な知恵がある。それは自分が周囲より速くできたことを思い出すことだ。例えば数学の問題を解くのが周囲より桁違いに速かった人がいれば、論理的思考能力がその人の才能かもしれない。あるいは事務処理が周囲より速かった人がいれば、事務能力がその人の才能かもしれない。スピードというのはその人の才能のとても分かりやすい指標なのだ。一流の料理人は例外なく調理のスピードが速いし、一流の画家はデッサンのスピードが猛烈に速い。著述家の世界でもこれは同じで、凡人から見たらプロは想像を絶するスピードで文章を書き上げる。厳しい言い方になるがあなたが習得するのに周囲より時間を要したことは才能ではないことが多い。これだけはあなたに覚えておいてもらいたいが、成功は努力に比例しないというまぎれもない現実である。成功は才能に比例し、努力は自己満足に比例するのだ。その証拠に報われない努力家たちの口癖は、「負けたけどよくやった」「負けてよかった」という負け犬の遠吠えばかりだ。綺麗事抜きにすると、せっかく奇跡的に授かった命だからこそ、やっぱり人生は勝った方が断然楽しい。楽勝し続けることで最高のパフォーマンスを発揮できる。
p50人前で誰でもできる仕事をしない
あなたは誰でもできることが自分にできないと不安にならないだろうか。それは人間の本能だからゼロにすることはできないが、実はその本能こそがあなたの成長を妨げていると言えるのだ。あなたの人生に与えられた時間はほぼ決まっている。だったらその限られた時間であなたがしないことを決めるべきである。あなたの限られた時間と才能で最大のパフォーマンスを発揮したければ、誰でもできる仕事をしないことが大切である。特に誰でもできる仕事をやっている姿を人に見せてはいけない。そういう姿を見ると周囲はあなたのことを凡人であると見なすし、あなたもそう扱われているうちに気付いたら凡人になっている。一度同じ組織内で凡人とみなされたら最後、周囲はあなたに永遠に誰でも出来る凡人にふさわしい仕事を与え続けるようになる。以上は私は大学時代の読書を通して予習したことだが、学生時代はもちろんのこと社会人になってからもこの教えを徹底した。出張精算や雑用は極力誰もいない時間帯や場所でさっさと処理してしまい、人前ではクリエイティブな仕事ばかりをしていた。こればかりは常軌を逸するほどに注意して習慣化していたものだ。そうすると周囲が私を見る目は変わり、次第に先輩社員や上司から雑用を与えられなくなるし、同僚からも一目置かれるようになる。結果として最短コースで出世できたというわけである。会社勤めの経験者であれば誰でも首肯すると思うが、部長クラスで誰でもできる仕事をせっせとやっていると自然に自分と同格と思えて来ないだろうか。中小企業なら社長が誰でもできる仕事を不器用にやっている姿を社員たちに見せてしまうことで、すっかり威厳がなくなってしまうのだ。「どうしてあんなに不器用で冴えないオヤジが自分より給料もらっているのか」と見下されて、結果としてマネジメントや経営に悪影響を及ぼすのである。私が経営コンサルタントをしていた時には、「社長しかできない仕事をやってください」「誰でもできる仕事を必死にやらないでください」と口うるさく伝え、それを死守してもらった。少なくともそれで地位が高まるし、さらに本当に自分にしかできない仕事をやるようになるから、組織も成長するというわけである。人前で何気なく過ごしている時間に、あなたの評価は決められて行くと肝に銘じよう。凡人にふさわしい仕事はやらない。
p54ランチは抜きか、ずらす
私が会社勤めの時代はランチの付き合いが滅法悪かった。基本的にどんなに偉い人から誘われても、「どうしても手が離せない」「先約がある」と嘘をついて全て断っていた。今振り返ってもあの頃の自分を「よくやった!」と褒めてやりたいし、嘘をついたことに対しては微塵も反省していない。私がランチタイムは不要だと思うようになったのは、ランチ抜きだと明らかに仕事がはかどると分かったからである。最初は多忙でランチを抜いたままで仕事をしていたのがきっかけだったと思うが、空腹だと感じたのは自分の思い込みであり、とても頭も冴えて仕事に没頭できたのだ。「ランチ抜きでも意外に平気だ」と思ってそれを継続しているうちに習慣となったのだ。勘違いしてもらいたくないが、あなたにランチ抜きを強要しているわけではない。その証拠に私も空腹に耐えられない場合は、時間をずらしてランチをしていた。私があなたに理解してもらいたいのは、空腹でもないのに無理にランチをする必要はなく、場合によってはランチを抜くか時間帯をずらすことも考えてはどうだろうという話だ。人はやや空腹状態の方が頭の回転も速くなり、体調も良好になる。あなたもただなんとなくランチタイムだからランチをしていて、午後から睡魔と戦うような無駄な人生を送っているのなら、今すぐそんな人生とは絶縁すべきである。集団ランチからイチ抜けると人生は開ける。
p58長時間労働より、教養
周囲の常識はともかく、どう考えても会社の仕事だけしか知らない人間になるのは怖いことだと思っていた。会社の仕事はきちんとやるが、それ以上に私は教養が大切だと確信していたのだ。なぜなら社会的に地位が高い人達は、揃いも揃って教養が溢れていたからである。私が憧れる著述家たちも例外なく教養に満ち溢れていた。会社の課長や部長、取締役でさえも私が考える本物の成功者には程遠かったから、将来この人たちと一緒になっては大変だと反面教師にしていたのだ。あなたにもきっと当てはまると思うが、定年後の人生は定年前の人生と同じくらいに長い。もし定年後の人生を本気で充実させたければ、趣味や教養がなければならない。仕事一筋だった人間は本当に退屈でつまらない人間になってしまうからだ。熟年離婚では多くの場合、夫が妻に捨てられるが、それは妻の方が定年後の楽しみ方を知っているからである。こうした厳しい現実を突きつけると、「誰のために何十年もの間、会社に身を捧げてきたと思っているのか!」と怒鳴られそうだが、そうした21世紀型の思想はもう古いのだ。彼らも本当は薄々気づいていたはずであり、変化する勇気はなかった自己責任である。以上を踏まえ、あなたがどう生きるかはあなたが決めればいい。
p66自分の集中の持続力を知り、それに合ったことをやる
これは他人には口外しにくいことだと思うが、あなたにはあなたの集中力の限界時間があるはずだ。もちろん好きなことであれば時間を忘れて没頭できるし、嫌いなことであれば1分も集中力が持たないだろう。それはそれで構わないが、「この種のことをやるのに自分の集中力が保てる時間はこのくらい」と把握をしておいた方がいい。単純な事務作業は15分が限界で、クリエイティブな制作作業は2時間が限界だと言うように。そうした自分の集中の限界を踏まえた上で、与えられた時間に合ったことをやればいいのだ。仕事にあなたの集中力を合わせるのではなく、あなたの集中力に仕事を合わせるのだ。
p80ただ部下や後輩だという理由だけでおごらない
これはすでに公言する成功者が増えてきたが、ただ部下や後輩という理由でおごるのはおかしい。私は大学時代にこのことに気づいていた。私自身も含めて部活の先輩や OB にご馳走になっても、一応「ご馳走になります」と感謝の言葉を口にするものの、その持続力はとても短かった気がした。つまり私が同様に後輩にご馳走してもこれは同じで、なけなしのお金の見返りがないと冷静に判断を下したのだ。その結果明らかになったことがある。たくさんご馳走した部下や後輩ほどつけ上がるようになり、感謝の念が薄くなってしまったのだ。最近もある若手起業家がこの話を自分からしてきて、「私は部下や後輩には絶対にはおごらないと決めています。おごると感謝されるどころか、逆に馴れ馴れしくなるから仕事に支障をきたします」とハッキリした口調で述べていた。こうした経験からもいかに常識を疑い、固定観念を払拭する習慣が大切なのかが分かるだろう。貧しい人が多かった昭和時代ならまだしも、現代のように物が溢れて生活に困っている人が少なくなった時代は、たくさんおごってもらった相手にいちいち深く感謝しないのだ。物価や為替がどうのという次元ではなく、お金そのものの価値がなくなってきているのだ。昭和時代のように高級車に憧れる人は激減し、大豪邸に魅力を感じない若者も増えている事実は認めねばならない。これらの現象は決して若者が欲しいのに痩せ我慢をしているのではなく、いちいちブランド品を誇示しなくても自分の欲求が満たされるほど豊かになった証拠である。お金はあなたが今より幸せになるために使うべきだ。おごった相手から感謝されないお金の使い方は間違っている。
p88情報が無料で収集しても、知恵には惜しみなくお金を払う
インターネットが世の中に浸透してもう久しいが、既に情報が無料になってしまった。わざわざ学校に行かなくてもネット上の無料動画で授業を受けられるし、しかも授業の腕前も平均的な学校の教師より上である。つまり学校教育は知恵ではなく情報を学ぶ場であることが浮き彫りになった。私たちが今でもお金を払わなければならないのは、知恵に対してである。有料の知恵と無料の情報は何が違うのか。それは無料の情報を何度か掛け合わせたものが有料の知恵になるということだ。稀にインターネット上にもその時点では知恵に相当するコンテンツが流されていることもあるが、それらはすぐに真似をする人たちが殺到するから、瞬時に情報へと落ちぶれてしまう。念のためそれは有能な人物が故意に知恵を無料で流したのであり、次第に「有料でも絶対に欲しい!」という人を何パーセントか集めることを想定した戦略である。何を隠そう、私自身が独立した当初は惜しみなくブログでこれまで培った知恵を公開し続けてきた。特定の業界ではそれなりに知名度はあったものの、世間的にはまだ無名であった私の実力を知らしめるためである。最終的に書きためたブログはすべて書籍化されたり、有料化されたりして換金できた。どうして私が知恵を生み出しながら今日まで生きてこられたかといえば、やはり私自身が知恵に惜しみなくお金を払い続けてきたからだろう。有料の知恵に囲まれて実力をつけた人は、無料の情報からでも自分で掛け算をして知恵に昇華させることが可能になる。だが無料の情報に囲まれてケチってきた人は、自分で掛け算ができないから永遠に無料の情報を追い続ける人生になる。とても大切なことなので繰り返すが、たとえその時点では知恵に匹敵する価値があっても、インターネット上で流れた瞬間にそれは情報になる。だからインターネット上で流される前の知恵をゲットしなければならないのだ。そのために現時点で一番効率がいいのはお金を払うことである。目利きの一例を述べておくが、法外に高い情報商材や経歴的に怪しい人物が発信している”知恵もどき”には近づくべきではない。基本的には10万円を超えると偽物の比率が急激に高まり、正々堂々と学歴を公開していない人は信用に値しないことが多い。以上をクリアして、あなたが好感を持てる相手なら知恵を買ってもいいだろう。知恵ほど安い買い物はない。
p96無料お試しセットが役に立ったら、ちゃんと買う
私が経営コンサルト時代に出会った数多くの成功者たちの生きる姿勢から教わったありのままの事実を公開しよう。長期的な成功者たちは無料お試しセットが役に立ったらちゃんと買っていたのに対して、短期的な成功者たちは無料お試しセットで人生を埋め尽くしていた。こうして本を書くからには更に真実を述べなければならないが、前者は顔つきが潔いのに対して、後者は顔つきが卑しかった。無料お試しセットはあなたに無料で快適になってもらうために提供されたのではない。無料お試しセットは自社の商品を購入してもらうために、必死でその会社が提供したのである。ここで私は正規の代表として無料お試しセットの真意を理解してもらいたいのではなく、無料で提供されたものに対して細部に至るまでの想像力がその価値を決めるという事実をあなたに理解してもらいたいのである。 私は長期的な成功者たちの生き様から散々無料お試しセットに対する姿勢を教わってきたため、私自身もこれまでに無料お試しセットを自腹で配布しまくってきた。そしてそれらの無料お試しセットを正当に評価してくれた人だけをお客様としてきた結果、今の私がある。以下はあくまでも私の例として読んでもらいたい。私が無料お試しセットを配布した後に通常半年以内、遅くとも2年以内には複利でそれが返ってくる。どのくらいの規模で帰ってくるかと計算してみたところ、平均すると10倍くらいのことが多かった。今ではこうした世の中の仕組みはとても美しいと思い、利益が出過ぎた場合には必ずお客様に還元している。
p100不快を排除するためにお金を惜しまない
元々私は物欲が弱い方だったが、いくらお金があっても「これでやって欲しいものが全部帰るぞ!」とは微塵も思わなかった。もちろんお金がなければ絶対にゲットできない一次情報を獲得するために、億単位の資料代や調査費を使ってきた。だがそれらは全て質の高いコンテンツを提供するための素材であり、贅沢品ではない。最終的に私がお金を惜しみなく使ったのは、不快を徹底排除することに対してだった。例えば都内のタワーマンションは賃料が高額だと思われているが、実際にはコスパがすこぶるいい。完全防音で都内とは思えないほどの静寂さは保っているし、建物のあちこちに防犯設備が何重にも設置されている。宅配便が届いても放っておけばフロントで預かってもらえるのはもちろんのこと、飛び込みセールスは門前払いで撃退してもらえる。実際に自分自身がお金持ちになって不快を味わった当事者でなければ、こうした環境は創れない。こうして本を読むからにはあなたも成功してお金持ちになる可能性が高いと思うが、究極の幸せとは快楽三昧の状態ではなく、不快がない状態である。
p104人脈や人望に繋がるなら、死に金にはならない
すべての取引は投資だと述べたが、もちろんたまには海楽や娯楽のために無駄遣いしてもいいし、ギャンブルをたしなむのも悪くない。大切なことはそれらで人生を埋め尽くして身を滅ぼさないことだからである。例えば人脈づくりのために交流会に足繫く通うのは効率が悪いと思うが、交流会を開催する側になるのはかなりオススメである。欧米では貴族たちが自分の大豪邸で連日パーティーを開催しているのは、それだけの価値があるためだ。私が会社勤めの時には全国の経営者を対象によく交流会を開催していたが、そこで学んだことは交流会に参加するより、主催した方が人脈が増えるという事実である。コーディネートされる側より、コーディネートする側の方が頼りにされるのだ。ひとつだけ主催者側の注意点を挙げるとすれば、質の低い参加者を徹底排除していくことである。特に毛並みの良いエリート達は、毛並みの悪い雑草に嫌悪感を抱く。交流会にはマルチ商法や歩合制販売員が必ず好んで参加したがるがほぼ100%の確率で参加者に何か売りつけるためだと考えていい。仮に本人たちがそうでないと言い張ってもただ同じ空間にいるというだけで、あなたの信頼を大きく失墜するのだ。たった一人でも被害者を出してしまえば、その交流会はもう二度と威厳を取り戻せなくなる。なぜここまで交流会の話を詳しくするのかといえば、もちろんあなたにぜひ試してもらいたいからである。既にあなたが会社の経営者であれば、交流会を主催することは容易に実現できるだろう。経営コンサルト時代の顧問先で継続的に地域から愛され続けている会社は、例外なく交流会を開催し続けていたものだ。出た利益をお客様に還元することでお客様に喜んでもらい、お客様に成功してもらえれば巡り巡って自分の成功にも繋がるはずである。これは個人でも会社でも同じだが、もし本気で成功したければ先に周囲から成功してもらうことだ。私自身が読書と長期的な成功者から散々教わったのは、「周囲に先に成功してもらって、最後に引っ張り上げてもらいなさい」ということだった。思えば、会社勤めの頃も今も私は”応援したがり屋”を貫き通してきた。人の幸せへの投資が最高の投資かもしれない。
p122自分”ならでは”の勉強の勝ちパターンを発掘する
これに気づくとあなたの人生はバラ色になると私が確信しているのは、自分”ならでは”の勉強の勝ちパターンを発掘することである。呆れるほどにシンプルだが本当にこれはあなたの人生を何倍も充実させると思う。だからこそあなたには1日も早く自分の勝ちパターンを発掘して、それを武器に勉強を進めてもらいたいのだ。人生の勝敗を決めるのは、己の能力を知り、受容し、それを踏まえた上で勝てる戦略を練って実行する愚直さである。
p134移動時間は音声学習に徹すると人生が変わる
ここ10年で私にとって最高の買い物だったのが、ワイヤレスヘッドホンとワイヤレスイヤホンである。掃除中やマッサージ中はもちろんのこと、わずかな暇さえあれば私はいつも音声学習をしており、その効果は読書に劣らないと確信している。最近はどんどんインターネット上で音声学習できる教材や環境が整ってきており、こんなにも勉強し放題で本当に素敵な人生を満喫している。これまで勉強は本を読むものだと思われていたが、もう完全に勉強のスタイルは変わったのだ。あなたも音声学習をして膨大な知識を仕入れているうちに、今度は自分がアウトプットしたくなる衝動にかられるのだ。これにはもう例外がない。仮にあなたが哲学の音声学習を出社日に毎日2時間、1年間に500時間したとしよう。専門家レベルにはまだ到達出来ないだろうが、大学で哲学を専攻していたけど社会人になってから哲学とは無縁の生活をしていた同僚より詳しくなっているのは間違いない。放っておいても哲学的に物事を捉えられるようになるだろうし、目上の人から哲学の話題をされたらガッツポーズで傾聴できるし、求められれば自分の見解も述べられるはずだ。あなたの教養のコップを音声学習で満たした後は、アウトプットして恩返しをしよう。
p148仕事に”友達”はいらない
私は経営コンサルト時代に、様々なベンチャー企業の現場を目の当たりにするたびに確信したことがある。「絶対に友達同士で経営をしてはならない」ということだ。ごく稀に例外もあったが、成長期に入るとほぼ途中で会社が空中分解していた。ただし上手く経営できていたと思われる数少ない例外の一つも、先日ネットで見たところ若きトップが中途半端な時期に辞任していた。さらに膨大な事実から帰納的に導いた法則を公開しておくと、当初はどれだけ強い絆で友情が結ばれていようとも、1度仕事で仲違いしたら一生絶縁状態のままであるということである。もちろん会えば挨拶を交わしたりたまに食事をしたりするのだが、昔のように深い友情は二度と復元できていなかった。以上のことから私は、仕事に”友達”はいらないと学んだ。少なくとも「永遠の仲間」を仕事上では求めるべきではなく、人間関係には全て賞味期限があると割り切るべきである。何やらとても冷たいことを述べているようだが、そう考えることであなたは必ず一歩前に踏み出せるようになるのだ。通常は仕事上のスキルにおいて自分と相手の格差が、宇宙の拡張現象のごとく広がり続けている事実を、どちらか一方が気づいた瞬間が賞味期限である。いずれにせよ圧倒的格差があるのが露呈した状態で「永遠の仲間」はありえないのだ。格下は嫉妬して足を引っ張るようになり、格上はそれを阻止しようと格下を撮影する戦いが我々人類の歴史のパターンである。畢竟、人は誰もが孤独である。プロは孤独を受容し、孤独をこよなく愛するものだ。
p152あなたの好悪は善悪をはるかに超えるセンサーである
人間関係で断トツ大切なことはあなたの好悪である。あなたの好悪というのは善悪をはるかに凌駕するセンサーだ。相手をぱっと見て「この人は嫌いじゃない」「この人は苦手」と感じるのは、あなたが生まれてから今日まで出会った人達の集大成で判別しているのだ。あなたの好悪の感情は大切にしたほうがいい。直感に反した選択はしないように心がける。
p156仕事上で生理的に無理な相手とは全てメールで完結させる
メールでアウトの人は、実際に会ってみるともっとアウトの人が圧倒的に多い。すでにメールで全てが完結出来る時代になったのだから、わざわざアウトの人に会って不快な思いをするのは馬鹿馬鹿しい。それに別に嫌な相手でなくてもメールで全て済ませられるのなら、それに越したことはない。急激に迫り来る AI 化を悲観する声は多いが、私はこれをとても喜んでいる。まずコンビニやデパートに人は一切不要であり、その証拠にどんどんサービスが不快になっている。家電量販店や家具店も店舗で働く人の不快さは年々増している。それどころか都内のシティホテルはもちろんのこと、観光地の旅館の接客も見るも無惨に落ちぶれてしまった。海外のエグゼクティブが嘆くのも無理はない。これはそもそも現場のスタッフ以前にマネージャーの問題、マネージャー以前に総支配人の問題なのだ。観光地がどうして次々に廃れるかと言えば、そこで働いている人たちの性格が悪いからである。毎年その性格の悪さを経験した観光客たちは「二度目はないな」と心に強く誓い、毎年廃れていくのである。今の世の中は偏差値が低い層を中心に性格の悪い人間が激増し、それらを AI にやらせて快適な世の中にする時流を理解してもらうために述べた。生理的に無理な相手との仕事は、メールですべてを完結させてお金だけはもらえばいいのだ。
p160生理的に無理な相手とは二度と会わない
今から10年前には「メールじゃなくて、生が大事」と熱く語る知識人が多かったが、現在はそうでもなくなった。今でも「生が大事」と熱く語る人の経歴をよく調べてみるとすぐに分かるのは、いかがわしいビジネスで成功したふりをしている下流の成功者ばかりである。なぜ彼らは「生が大事」と声高に叫ぶのかと言えば、彼らは自分が下流であることを熟知しており、正統派エリートと生で面談してその写真をネット上ではりまくって信者たちに自慢したいからである。それ以外の理由はこの宇宙に一切存在しない。本当に魅力的な人であれば、絶対に執拗に会おうなどとはしない。すでに述べたように、相手が執拗に会おうとする理由は如何わしい下流の成功者だからである。昭和時代の押し売り訪問営業と同じで、下流の人間というのは実際に相手と会っていやらしく断りにくい状況を作り出さなければ同じ土俵に立てないし、商談が成立しないのである。こうして本を読んで勉強しているあなたは将来成功者として上流に入る可能性が高い。あなたが成功した暁には、ここで私が述べている理由がとても良く分かるはずだ。否、これから成功を目指す人こそが生理的に無理な相手とは断じて会うべきではない。あなたもこれまでに数え切れないほどの経験があると思うが、生理的に無理な相手と会うとその後しばらく精神が穢れるはず。その精神の穢れを取り戻す期間こそが、最大の寿命の無駄使いなのだ。
p164自分からすり寄るよるのではなく、「相手に会ってください」と言わせる
あなたの魅力は何で決まるだろうか。人の魅力は年収でもなければ社会的地位でもない。これは決してあなたを慰めるための詭弁ではない。年収や社会的地位もないよりはあったほうが絶対にいいが、それ以上に「会ってください」と言われる存在になることがあなたの魅力なのだ。これはプライベートでも同じで、同性からも異性からもモテる人は「会いたい」とお願いする側ではなく、お願いされる側のはずだ。あなたがお願いする側ではなく、お願いされる側になるためにはどうすればいいのかを考えるのだ。その答えは冒頭で述べたようにあなたが魅力的になることである。本質的な人の魅力はやはり教養だろう。それもあふれんばかりの教養である。私が「会って下さい」と懇願されるためにいつも意識していたのはたった一つである。私と会った相手が「この人と会うといつも人生を変える一言もらえるな」と感じさせることだった。私にとってそれ以外のことはすべて手段であり些細なことだった。既にあなたもお気づきのように、現在私が発信しているコンテンツも同じからくりだ。自分ではなく、相手を感動させよう。
p168別れにこそ、神は宿る
あなたの人生を振り返って運気が急上昇した瞬間を思い出してもらいたい。それは人と別れた瞬間ではなかっただろうか。親友と決別した。会社を辞めた。 両親に勘当された。離婚した。以上は全て私がこれまでに出会ってきた人の人生を目の当たりにしてきた一次情報のほんの一例である。別れは誰もが辛いことだ。だが別れを受容しなければあなたはどんどん不幸になるのだ。別れを拒めば拒むほど不幸になるのは、自然の摂理があなたを苦しめようとしているからではなく、何としてでもあなたを幸せに近づけようとしているからだ。あなたを幸せの扉に導くために、「これでも別れないのか!」と自然の摂理は次々と艱難辛苦を与えて引き離そうとしてくれているのだ。私がこれを実感したのは経営コンサルタントをやっていた頃だった。 顧問先で実質売上の大半を作っていた重役は営業本部長が辞めると言い出すと、社長は顔を真っ青にして引き留めようとしたものだ。それでも結局彼らは辞めて独立していた。ところが別の会社で何軒も同じ問題を扱っているうちに、どれだけ説得してもどうせやめてしまう事と、辞めた後には思ったほど売り上げが落ちずに何年かすると元に戻るどころか、その組織の飛躍のきっかけになることに気づかされた。つまり辞めると言い出した人間というのは、それがたとえ会社にとって重要な存在であったとしても、辞めてもらった方がいいのだ。どうしてそうした優秀な人材が辞めてしまっても売上が復活するのかと言えば、これまで気づかなかっただけで、その人材がいるために他の潜在的に優秀な人材の能力を発揮するのが妨げられてしまっていたからである。組織というのは実に不思議なもので、逸材と言われていた人間が辞めても次の逸材が育つものなのである。残った人材達も「あの優秀な人が抜けたけれど、頑張ろう!」という気持ちが湧いてくるのだ。
p172三流の人脈の延長に、一流の人脈はない
三流の人脈の延長にあるのはさらなる三流の人脈であり、三流の人脈を制覇したら次は四流の人脈に落とさなくて会ってもらえなくなる。人脈というのは会えば会うほどレベルが落ちるのであり、会わなければ会わないほどレベルが上がるのである。あなたには是非一流の人脈を築いてもらいたいから本音のアドバイスをしよう。もしあなたが将来本気で一流の人脈を築きたければ、最初から一流の人脈を狙うべきである。断じて二流や三流の人脈を作るべきではない。将来あなたが一流になった際に、それら二流や三流の人脈は大きな手枷足枷になるからだ。誰も教えてくれないだろうが一流の人間は二流や三流と同じ空間で呼吸するのが大嫌いだ。将来あなたが一流同士の一流の空間でくつろいでいる時に、何かの間違いで昔の三流の知人が紛れ込んでおり、あなたに汚い言葉で話しかけてきたとしよう。たったそれだけのことで一流の空間をぶち壊してしまうのだ。しかも随分と昔にその三流はあなたの上司や先輩だったとしたら、もはや絶望的だ。きっと彼は「おいおい素っ気ない態度だなー、随分と偉くなっちゃって」「ひょっとしてお前、昔お世話になった恩を忘れたのか?」と下品且つ大きな声で粘着質に絡んでくるだろう。これは映画や漫画でもよく見かけるシーンだが、映画や漫画の世界に限らない。あなたが将来成功したら必ず経験する通過儀礼なのだ。だからこそ映画や漫画でこうしたシーンを入れると経験者の心を揺さぶって、深く長く支持されるのだ。こうした過去の汚点はなるべく少ないに越したことはない。そのためには二流以下の人脈を全て断ち切り、捻出した孤独の時間に粛々と爪を研ぐことである。孤独になれば道は拓ける。
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いかがだったでしょうか?良質な情報もたくさんありますし、成功者を目指すには、最高の激励になるメッセージがちりばめられています。本当に読めて良かった一冊です。
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赤いフォントにしたところが、本書で特に読めてよかったなと思うところでした。
まとめると、いきなり結論から入るが、あなたの人生で最高のパフォーマンスを出したければ方法はひとつしかない。自分の得意分野で楽勝し続けることだ。楽勝し続けることで時間を生み出し、さらに楽勝できるようにあなたの武器を磨きこむのだ。スピードというのはその人の才能のとても分かりやすい指標なのだ。あなたの限られた時間と才能で最大のパフォーマンスを発揮したければ、誰でもできる仕事をしないことが大切である。特に誰でもできる仕事をやっている姿を人に見せてはいけない。そういう姿を見ると周囲はあなたのことを凡人であると見なすし、あなたもそう扱われているうちに気付いたら凡人になっている。一度同じ組織内で凡人とみなされたら最後、周囲はあなたに永遠に誰でも出来る凡人にふさわしい仕事を与え続けるようになる。本当に自分にしかできない仕事をやるようになるから、組織も成長するというわけである。人前で何気なく過ごしている時間に、あなたの評価は決められて行くと肝に銘じよう。凡人にふさわしい仕事はやらない。 周囲の常識はともかく、どう考えても会社の仕事だけしか知らない人間になるのは怖いことだと思っていた。会社の仕事はきちんとやるが、それ以上に私は教養が大切だと確信していたのだ。あなたが好感を持てる相手なら知恵を買ってもいいだろう。知恵ほど安い買い物はない。こうして本を読むからにはあなたも成功してお金持ちになる可能性が高いと思うが、究極の幸せとは快楽三昧の状態ではなく、不快がない状態である。年収や社会的地位もないよりはあったほうが絶対にいいが、それ以上に「会ってください」と言われる存在になることがあなたの魅力なのだ。という風にしました。
以上、一流の人が、他人の見ていない時にやっていること。 最後に生き残る人の「秘密の習慣」40 千田琢哉 (著)について取り上げてみました。
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ちなみに名著と言えば
・嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え 岸見 一郎 (著), 古賀 史健 (著)
・完訳 7つの習慣 人格主義の回復(新書サイズ) 新書 スティーブン・R・コヴィー 、 フランクリン・コヴィー・ジャパン
・人を動かす 文庫版 D・カーネギー (著), 山口 博 (翻訳)
自己啓発書は時間がないなら、この3つを読めばおよそは補完できると言われています。ほとんどの自己啓発書の思想は上記の著書から影響を受けているように感じます。上記3冊は内容すべてが素晴らしく、僕が一つずつピックアップする必要はなさそうです。読まれてない方は是非一読いかがでしょうか?
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というわけで脇村の日常で役に立つ技術ー雑記ブログ記事、次回もよろしくお願い致します。
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