おすすめ本「一流の人生 人間性は仕事で磨け!」


こんにちは脇村です。僕のブログでは、本業での実務上のEXCEL、ACCESSマクロ&VBAの使えそうなコードの紹介、コールドリーディングの実践例、日常のつぶやき-脇村、今の時代を生き抜くために-脇村、電話占い師の現場、最近読んでいいなと思った本等について、主に発信していきたいと思っています。

今回、紹介したい本は一流の人生 人間性は仕事で磨け! 千田琢哉 (著)です。

人生の成功者の共通点は、人間性が高いこと。人間性を高めたいなら、堂々と仕事に没頭すればいい。ということを学習させてくれる一冊でした。僕なりにp167ページ中、特に印象に残った箇所をピックアップさせてください。

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p16六十歳までは人生の予選。六十歳からが人生の本番。
人生には二つのステージがある。第1ステージは六十歳まで。第2ステージが六十歳以降だ。20世紀までは第1ステージが人生の勝敗を決めた。だがこれからは第1ステージが予選で、第2ステージこそが本番になる。こう考えると六十歳まではどれだけ負け続けても、別にどうってことないと気づかされないだろうか。六十歳までは結果はどうあれ、自分の信念で正しいと思ったことを遠慮なんてしないでじゃんじゃんやってみることだ。六十歳以降の本番では、それらの経験や知恵を活かして好きなことに没頭するのだ。人生では六十歳以降で輝いている人こそが、本当の勝ち組なのだ。

p18六十歳以降は、脳みその状態がそのまま顔に露呈する。
今は誰もが若返って、イケメンや美女がもてはやされるようになった。40代や50代でも随分若返って容姿を気にする人が増えている。だがさすがに60代になるといくら高級な化粧や衣装で取り繕っても容姿は衰えてくるものだ。どんなに老化を隠蔽しようとしても、隠蔽しきれるものではない。なぜなら老化とは自然の摂理であり、ひたすら新しい流れだからである。六十歳以降の美しさは男女ともにステージが上がるのだ。それは容姿から教養に美のステージが一変するということだ。六十歳以降はこれまでにどれだけ脳みそを鍛え抜いたのかが、顔に露呈するのだ。周囲の60代以降の人たちを観察していれば、すぐにこの意味がわかるだろう。

p20六十歳以降になって幸せな人生を送れるかは、頭脳次第。
スポーツ選手と聞くと何やらたぐいまれな才能に恵まれて、体ばかり鍛えていると思っている人は多い。ところが一般にスポーツ選手が現役でいられるのは、そんなに長くない。ごくたまに中年になっても第一線で活躍している一流のプロはいるが、彼らの特徴は運動神経より頭脳を鍛えているということだ。60代以降に立って幸せな人生を送れる人たちは、例外なく頭のいい人だけだ。頭の悪い人は冴えない貧乏人に落ちぶれることが多いが、先のことを考えて勉強していた人はますます輝いて豊かになっている。地球上の生物で人類が何に突出して優れているか?それは、頭脳であり、頭脳を通して人は幸せになるように神に創造されているのだ。

p22年齢を重ねて記憶力が低下するのは、これから知恵で勝負するため
脳を鍛えていれば進化し続けると述べる専門家は多い。しかし、やはり記憶力や集中力が子供のころと比較すると低下してくる事実は否めない。こと、記憶力に関しては確実に低下していくものだ。だがそれは悲観すべきことではない。記憶力が低下するのは、それが自然の摂理だから正しいのだ。年齢を重ねるごとに、あなたは記憶力ではなく知恵で勝負しなさいという意味なのだ。無理に暗記したことはどんどん忘れてもいいから、それでも残ったものがあなたにとって本当に必要なものだということだ。あるいは記憶力が低下したにも関わらず、それでもつい自然と覚えてしまうことだけが、あなたにとって本当に必要なものなのだ。

p32仕事ができない”いい人”は卑怯者。
この世の中に”良い人”は多い。だが仕事ができない”いい人”は偽物だと私は思う。仕事ができない”いい人”は人間性が高いのではなく、卑怯者なのだ。もちろん仕事ができないうちは悪人になるというわけではない。無能なら人間性を語る前に、まず仕事で迷惑をかけないことだ。大切なのは「自分は”いい人”だから仕事が出来なくても許してね」とか、”いい人”それ自体が人生の目的になってはならないということだ。やっぱり真剣に仕事をしていると、いくら”良い人”でも無能では許されないことがある。堪忍袋の緒が切れて、無能で”いい人”に注意すると逆ギレされることが非常に多い。その瞬間、「”いい人”は偽物だったのか」といつも気づかされるのだ。

p34有能で人間性が高いのが人格者。
本当に人間性を磨きたいのであれば、つべこべ言わず能力を磨くことだ。有能で人間性が高いのが真の人格者なのだ。この世の中で何が1番醜いか?私は弱い善が一番醜いと思う。弱い善になるくらいなら、強い悪の方が上だと思っているくらいだ。綺麗事を抜きにすると、弱い善よりは強い悪の方が富むし、多くの人を養っていける分だけマシというものだ。どうやら「強い悪>弱い善」というのは、自然の摂理のようだ。もちろん最初から強い悪を目指すのは愚か者のすることであり、人として恥ずかしい。私の本の読者には能力を磨き続けて、堂々と強い善を目指してもらいたい。

p40遺伝子格差を受容すると、急に楽になる
才能不足を認めるのは誰だって辛い。遺伝子格差は映画「アマデウス」を鑑賞すればよくわかるが、才能の乏しいサリエリがどれだけ血の滲むような努力を重ねたところで、永遠にモーツァルトには勝てないのだ。それどころか差は日々刻々と広がるばかりだ。私は物心ついてから自分が不器用であることを自覚していたから、小学生の頃には遺伝子格差をぼんやりと理解していた。周囲の同級生たちに「世の中はすべて才能だよ」と説いていたところ、学校の教師の耳に入り要注意人物とされてしまったくらいだ。ここだけの話、遺伝子格差を受容すると急に人生が楽になるのだ。あなたの才能とは、努力して出来たことではなく、サボっていたのにできたことだ。

p48挫折の経験はした方がいい。人の痛みが想像できるから。
挫折をするベストタイミングは、20代だと私は思う。何だかんだ言って20代は失敗が許されやすいし、まだ責任もないからだ。もしあなたが30代以上であれば、できるだけ早いうちに挫折を経験しておくことだ。どうして早いうちに挫折しておいた方がいいか。挫折は先送りにすればするほど立ち直れなくなるからだ。挫折知らずのエリートが40代や50代で初めて挫折を経験し、自ら命を絶ってしまう例は枚挙に暇がない。挫折の経験を早いうちにしておくと、人の痛みが想像できるようになる。将来リーダーとして活躍するためには、人の痛みを理解できなければならない。人の痛みが理解できないリーダーは、独裁者になってしまうのだ。

p53 20代の挫折で、挫折に対する免疫力を作れる。
挫折にも免疫力というものがある。免疫力は身体のみならず、精神にも存在する。そして精神の免疫力を向上させるために一番いい時期が、20代なのだ。10代ほどデリケートではなく、30代ほどプライドが高くない。それが20代のメリットなのだ。20代のうちに余計なプライドなんて持たずに、何もできなくても何でも挑戦しておく事だ。私も20代の頃は迷路を全て塗り潰すくらいの意気込みで挑戦し、敗れたものだ。「私はもう30代。手遅れですか?」そんな質問に対してはこう答えよう。人生ではファイティングポーズを構え続けられる間は、全員20代だ。

p60「まだ?」と言われたら、アウト 。
仕事で先輩、上司、お客様から「まだ?」と言われたら、アウトだ。先輩や上司が「あの件、どうなった?」と聞いてくるのは、質問しているのではない。「お前、スローモーションすぎて嫌い」という意味なのだ。「ちゃんと報告・連絡・相談をしろ」という意味なのだ。報告とは、結果を知らせること。連絡とは、途中経過を知らせること。相談とは、事前に知らせること。”報・連・相”は、逆時系列で情報共有化すると順番になっている。先輩や上司には「お前、もういいよ」と言われるまで徹底して情報共有化するのだ。情報共有化できない人は先輩や上司から嫌われるから、永遠に出世できないのだ。

p68「・・・らしい」より、「・・・だった」と言える人にお金と人が集まる。
私は昔から「・・・らしい」と口にするのにはとても抵抗があった。なぜなら出世できない人たちの口癖が「・・・らしい」だったからである。つまり出世できない人たちの会話は、1次情報ではなく、いつも2次情報や3次情報で溢れかえっていたのだ。それに対して成功者たちの会話はいつも「・・・だった」という話で盛り上がっていた。つまり成功者たちの会話は、全て1次情報で溢れかえっていたのだ。もちろん成功を目指していた私は、成功者たちの真似をした。私は本で「・・・らしい」という表現は使わず、「・・・だった」という表現ばかり使うのはそうした理由からなのだ。「・・・らしい」より「・・・だった」という人に人とお金が殺到するのだ。

p70社内で考えるのではなく、業界で考える。
私は新卒で入った損害保険会社でも転職先のコンサル会社でも、社内の序列にはほぼ無関心だった。どんな大企業でも、どんな大手と評価されていようとも、業界全体で見たら、あるいは、世界経済全体の中で見たら、自分なんて金魚鉢の中の金魚に過ぎない。そんなスケールの小さな考えでは、将来とても成功することはできないと思っていた。最低でも常に自分の属する業界の世界一について調べ、それを自分のスタンダードにして仕事をしていたものだ。人は満足すると、成長がストップして威張り始める。課長で満足すると課長で威張り始め、社長で満足すると社長で威張り始める。果てしなく高い志を持っていれば、ずっと満足しないから威張らない。

p74ビジネスでは、上下関係をはっきりさせておく。
「ビジネスは対等の関係であるべきだ」という理想論を語る人がいる。もちろんこれは嘘である。対等な関係は長続きしないし、必ず途切れる。なぜならいざ仕事をスタートすれば能力には必ず差が出てくるし、その差はとてつもなく大きいからだ。どうして世界中で長らく王様と奴隷の関係が続いたのか。それはその方が人間関係は楽だったからである。王様にとって楽だっただけではなく、奴隷にとっても楽だったのだ。だから昔から奴隷達は奴隷の頂を目指しても、王様を目指すことはなかった。多くのビジネスが頓挫するのは、下側の人間が上側の人間に楯突いたからである。

p76忙しいということは、恥ずかしいことだ。
あなたの周囲で「忙しい、忙しい」が口癖の人がいるだろう。かなりの確率でその人は貧しいはずだ。忙しいということは、恥ずかしいことなのだ。どうして忙しいかと言うと、下々の人間だからである。下々だから誰にも仕事を任せることができず、全てを自分でやらなければならない。だから貧しい人は、いつも忙しいのだ。平社員は課長より忙しいし、課長は部長より忙しい。同時に平社員は課長より貧しいし、課長は部長より貧しい。超一流企業で業績の安定した会社の社長は、ゆったりと優雅に過ごしている。だからこそ、社会的地位も高く豊かな人生を謳歌できているのだ。

p92公共の場でビヘイビアが醜いのは、大抵平社員だ。
つくづく人は出世する気だと思わされるのは、公共の場で人間観察をしている最中だ。公共の場ではビヘイビアが醜いのは、大抵平社員ばかりだ。私がサラリーマン時代にもこれは痛感した。社内ではどうしようもない落ちこぼれが、公共の場でふんぞり返っているのを目撃してかなり驚いた経験が何度もある。逆に社内で出世コースを走っている人は、公共の場で腰が低いことが多い。もちろん大企業の重役はさらに腰が低い。人は背負っているものが大きいほどに、公共の場で腰が低くなるものだ。背負うものが何もない平社員は、公共の場で虚勢を張ってしまうのだ。最後に付け加えておくが、公共の場で目撃されたあなたが本当のあなたなのだ。

p94 出世すると、1ランク上の情報が集まる。
出世すると情報の質が上がる。情報とは力であり、質の高い情報があれば人をコントロールできるのだ。平社員は平社員同士で群がって終始噂話をしている。もちろんその価値はゼロだ。まあゼロどころか実質はガセネタが大半だろうから、マイナスだろう。これが管理職になると間接的に経営中枢から質の高い情報が入る。まあ所詮2次情報だから2流の情報だが、平社員をよりコントロールしやすい。これが取締役以上になるとダイレクトに1次情報が入ってくる。これが真の情報であり、圧倒的な権力を握るわけだ。ネットサーフィンをしてもどこにも1次情報が掲載されていないのは、言うまでもない。

p98部下を育てながら、実は自分が育てられている。
部下育成の本は多いし、部下育成のセミナーも多い。それらで勉強し、実践に移すのは誠に素晴らしいことではある。しかし、次のことを踏まえておかなければそれらに投資した時間とお金が水泡に帰す。部下育成というのは、本当は自分育成なのだ。部下の長所とは自分の長所であり、部下の短所は自分の短所である。部下を通して自分の姿をそこに見ると、部下の育成をするフリをしながら実は自分を育てていることに気づくのだ。これは子供の教育と同じだ。カッときて子供をつい殴りそうになったら、本当はその拳で自分を殴るべきなのだ。子供の中に自分の嫌な部分を見たからこそ、カッときたのだ。

p104細切れ時間が生まれたら何をするかは、今から決めておく。
時間活用本にはたいてい細切れ時間の使い方について詳しく書かれているが、実は細切れ時間は時間活用の本質ではない。細切れ時間は所詮細切れ時間に過ぎないから、何か偉大なことを成し遂げるための決定打にはならないが、まあそれにふさわしい使い方を知っておくことは大切だ。細切れ時間ができてから何をするのかを考えるのではなく、あらかじめ細切れ時間にすべきことを決めておくことが大切だ。細切れ時間にふさわしいこととは、短時間で終わるような細かいことだ。例えば出張精算とか、報告の電話、英単語のチェックなどがそれに該当するだろう。いずれもサボり続けると後からまとまった時間を奪われるのに対して、細切れ時間に片付けておけば精神的にも非常に楽チンだ。

p106人生を変えるのは細切れ時間ではなく、まとまった時間
人生を本気で変えたければ、セコイ細切れ時間ではなく、ドカン!とまとまった時間を確保することだ。これに気づいて実行し、習慣化しているのと、ただ細切れ時間に背中を丸めて小さく生きているのとでは人生は雲泥の差になる。私自身の人生が一変したのも、サラリーマン時代に社内であるポジションにまで上り、その途端に自由時間がドカン!と増えたからだ。優秀な人材とは頭がいい人間ではなく、自分”ならでは”の成果の出しやすい自由な環境を構築することに成功した人間なのだ。まとまった時間を確保できた人間しか、偉大なことは成し遂げられないのだ。私は独立してからも、圧倒的な自由時間を確保するために命をかけている。

p112残業は、朝の時刻と同罪だ。
残業を減らす方向に世の中は進んでいるが、これはひたすら正しい。あなたの会社には未だ残業するのは偉いと思っている天然記念物のような上司もいるかもしれないが、相手にしなくていい。放っておいても必ず淘汰されるからだ。あなたの会社がそんな社風なら、今後その会社は必ず世論に抹殺される。少し考えればすぐわかるが、残業と朝の遅刻と同罪だ。朝の遅刻は始業時間に遅れることで、残業は就業時間に遅れることだ。仕事というのは定められた時間内でいかに終わらせるかの真剣勝負だ。ゴルゴ13の何が超一流かと言うと、彼は必ず時間内に任務を終了させることだ。「諸般の事情で明日でもいいですか?」と頭をかいているゴルゴ13は見たくない。

p120本を読むと、時間が増える。
将来成功したければ、本を読むことだ。「忙しくて本を読む時間がない」と愚痴をこぼす人は、これからますます忙しくなる。なぜならそれは本を読まないからだ。忙しいから本を読めないのではなく、本を読まないから忙しくなるのだ。どんなに忙しくても、必ず毎日1ページは本を読んでおくことだ。小説でもビジネス書でも哲学書でもマンガ本でも読んでおくと、必ずそこには自分では一生考え続けても思い浮かばない知恵が潜んでいる。斬新な知恵のシャワーを浴び続けていると、頭が良くなるから時間が生まれるのだ。私はコンサル時代にも、本で読んだ内容をそのまま提案して通ったことが何度もある。もちろん大幅に時間がカットできるから、一層読書をしてますます時間を生み出せた。

p128謝罪が下手な人は、仕事が途切れていく。
あなたが将来成功したければ、謝罪の練習をしておくべきだ。率直に申し上げて、謝罪は心から反省しているかどうかは問題ではない。謝罪では心から反省してるように見えることが大切なのだ。いくら心から反省していても、謝罪が下手ならそれは無意味なのだ。心では舌を出していても、謝罪が卓越していたらそれで許されるのだ。「ごめんなさい」が言えないことで、人もお金も離れてしまうのだ。

p134成功するほど、欠点を指摘されるようになる。
あなたは他人の欠点を指摘する側だろうか。あるいは他人から欠点をよく指摘される側だろうか。もし前者であればあなたは下々の人である。なぜなら下々の人は偉い人の欠点を見つける天才だし、そうすることによって下々の自分でも生きていてもいいのだと納得できるからである。もしあなたが後者であればあなたは一目置かれている証拠だ。下々の人には耐えられないほどの魅力があなたにはあり、それでつい嫉妬されてしまうというわけだ。総理大臣を批判しても許されるが、下々の人を批判することは許されない。世の中は下々の人に批判させてあげる事によって、バランスが保たれているのだ。

p136成功者の共通点は、”可愛げ”。
私は社会人一年目からエグゼクティブ達と仕事をする機会に恵まれた。そこで長期的な成功者に共通して見られた特徴があった。それが”可愛げ”だ。もちろん本人に圧倒的な実績がなければ、いくら”可愛げ”があっても単に気持ちが悪いだけだ。圧倒的な実績がある上で、”ちょっとおバカ”な部分をさらけ出すと効果絶大なのだ。私もこれに倣い、常に完璧であってはならないと細心の注意を払った。換言すれば、長期的な成功者たちが”ちょっとおバカ”に見えるのは大抵演技だということだ。ここ押さえておかないと、空気を読めずに永久追放されてしまうから要注意だ。

p138大企業出身の起業家が成功しやすいのは、マナーを知っているから。
今世紀に入り高学歴かつ大企業出身の成功者が目立つようになってきた。そして学歴が会社のブランドもこれまで以上に大切になってきた。なぜ大企業出身の起業家が成功しやすいのか。それは高学歴で頭がいいからという理由だけではない。大企業ではマナーが徹底的に仕込まれて、社会人としての常識を遺伝子レベルまで刷り込まれるからだ。中には天才肌で高校中退や大学中退でいきなり起業する人もいるが、いつのまにか彼らが干されるのはマナーや常識に欠けているからだ。いくら有能でもビジネスは相手の好き嫌いが決定打だから、嫌われたらおしまいだ。基本を押さえた上であえて崩すのと、最初から崩壊しているのではまるで違うのだ。

p140直筆のお礼状をかける人は仕事の成功率が高い。
今の時代はすべて E メールで進んでしまうから、直筆のお礼状は希少価値がある。何十行も打ち込んだ丁寧なメールより、たった3行でも直筆のハガキの方が上だ。20代で直筆お礼状を習慣化できる人は、成功率が飛躍的に高まるだろう。

p142「世のため人のため」とは、隣にいる人を笑顔にすることだ。
もし本気で「世のため人のため」と考えるのであれば、まず隣にいる人を笑顔にしよう。隣にいる人が笑顔になれば、それが「世のため人のため」である。

p150遊んでいない人の仕事は、つまらない。
40代以降になると社内や業界でそれなりに認められるようになる。だが40代を境にますます伸びる人と、落ちぶれる人に分かれる。40代で伸びる人の仕事はどこか遊び心があって面白い。それに対して40台で落ちぶれる人の仕事は遊び心がなくてつまらない。この差はどんどん広がり、目も当てられないほどだ。既に40代にもなると本人たちはプライドが確立されてしまい、他人のアドバイスにも耳を傾けなくなる。そして40代から落ちこぼれて行く人が激増するのだ。遊びと言っても無理に旅行や遊園地に行く必要はなく、自分の仕事で遊べばいい。例えば出版社の編集者なら、趣味を仕事にして自腹で本を買って道楽するのだ。

p152根が真面目じゃない人の遊びは、偽物の遊びだ。
いくら遊びが大切だとしても、最低限のルールがある。それは根が真面目であることだ。率直に申し上げて、根が真面目じゃない人は何をやっても駄目だ。根が真面目じゃない人はこうして本を読むこともないし、そもそも成長しようとも思うこともない。だからあなたの根が真面目であることは間違いないのだが、根が真面目じゃない人に近づかないことも大切だ。不思議なことに根が真面目じゃない人と一緒にいると、あなたにもそれが感染する。私はそうして落ちぶれて行く根が真面目な人たちを数多く見てきた。大切なのは初対面で「ん?」と違和感を持った相手とは、直ちに絶縁することだ。

p154遊びと仕事の一体化は、生き地獄ならぬ”生き天国”だ。
せっかくこの世に生まれたなら、人生最高の幸せを味わってもらいたい。人生最高の幸せとは、あなたの遊びと仕事を一体化させることだ。遊びを仕事にするのでもいいし、仕事を遊びにするのでもいい。大切なことは、あなたが一点の曇りもなく「遊び=仕事」だと心から思えることだ。仮に他人に嘘をついても、自分には嘘をついてはならない。もし「遊び=仕事」が実現すれば、あなたは生き地獄ならぬ”行き天国”が始まる。

p166読書こそが最高の娯楽であり、最高の投資である。
この世で最高の娯楽は何か?この世で最高の投資は何か?私はこの世で最高の娯楽は読書だと思っている。私はこの世で最高の投資は読書だと思っている。読書ほどの娯楽はないし、投資もない。それは私自身の人生で証明されたし、私の周囲の長期的な成功者たちも全員口を揃えて出張していることだ。読書をすると古今東西の賢人と二人きりで対応することができる。これほど贅沢な娯楽はない。読書をすると頭の中に無限の叡智が蓄積されていく。これほど誰にも盗まれずに天文学的な資産はない。読書しない人生は、私には考えられない。

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いかがだったでしょうか?本書は各タイトルとも、本文のラストに要点がまとめられていることが多かったです。非常に良質な情報でした。

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赤いフォントにしたところが、本書で特に読めてよかったなと思うところでした。

まとめると、六十歳までは結果はどうあれ、自分の信念で正しいと思ったことを遠慮なんてしないでじゃんじゃんやってみることだ。六十歳以降の本番では、それらの経験や知恵を活かして好きなことに没頭するのだ。人生では六十歳以降で輝いている人こそが、本当の勝ち組なのだ。記憶力が低下したにも関わらず、それでもつい自然と覚えてしまうことだけが、あなたにとって本当に必要なものなのだ。本当に人間性を磨きたいのであれば、つべこべ言わず能力を磨くことだ。有能で人間性が高いのが真の人格者なのだ。あなたの才能とは、努力して出来たことではなく、サボっていたのにできたことだ。将来リーダーとして活躍するためには、人の痛みを理解できなければならない。人の痛みが理解できないリーダーは、独裁者になってしまうのだ。「私はもう30代。手遅れですか?」そんな質問に対してはこう答えよう。人生ではファイティングポーズを構え続けられる間は、全員20代だ。”報・連・相”は、逆時系列で情報共有化すると順番になっている。先輩や上司には「お前、もういいよ」と言われるまで徹底して情報共有化するのだ。情報共有化できない人は先輩や上司から嫌われるから、永遠に出世できないのだ。部下育成というのは、本当は自分育成なのだ。部下の長所とは自分の長所であり、部下の短所は自分の短所である。部下を通して自分の姿をそこに見ると、部下の育成をするフリをしながら実は自分を育てていることに気づくのだ。将来成功したければ、本を読むことだ。「忙しくて本を読む時間がない」と愚痴をこぼす人は、これからますます忙しくなる。なぜならそれは本を読まないからだ。忙しいから本を読めないのではなく、本を読まないから忙しくなるのだ。という風にしました。

以上、一流の人生 人間性は仕事で磨け! 千田琢哉 (著)について取り上げてみました。

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ちなみに名著と言えば
嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え 岸見 一郎 (著), 古賀 史健 (著)
完訳 7つの習慣 人格主義の回復(新書サイズ) 新書 スティーブン・R・コヴィー 、 フランクリン・コヴィー・ジャパン
人を動かす 文庫版 D・カーネギー  (著), 山口 博 (翻訳) 

自己啓発書は時間がないなら、この3つを読めばおよそは補完できると言われています。ほとんどの自己啓発書の思想は上記の著書から影響を受けているように感じます。上記3冊は内容すべてが素晴らしく、僕が一つずつピックアップする必要はなさそうです。読まれてない方は是非一読いかがでしょうか?

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というわけで脇村の日常で役に立つ技術ー雑記ブログ記事、次回もよろしくお願い致します。

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