おすすめ本「人生を変える「時間術」」


こんにちは脇村です。僕のブログでは、本業での実務上のEXCEL、ACCESSマクロ&VBAの使えそうなコードの紹介、コールドリーディングの実践例、日常のつぶやき-脇村、今の時代を生き抜くために-脇村、電話占い師の現場、最近読んでいいなと思った本等について、主に発信していきたいと思っています。

今回、紹介したい本は人生を変える「時間術」千田琢哉 (著)です。

千田琢哉氏の著書です。本書も本当にこれから会社、独立に際して人との接し方について良質な情報ばかりでした。p224ページ中、特に印象に残った箇所をピックアップさせてください。

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p14周囲の人間ではなく、社外のスターを目標にする
もしあなたが本気で人生を変えたければ、目標にするのは周囲の人間ではなく、社外のスターにすることだ。理由ははっきりしている。あなたの周囲にいる人たちは、所詮あなたと同レベルだからである。同じ学校や同じ会社にいる仲間ということは、もともと似たようなレベルという証拠である。つまり、どれだけ参考にしたところで人生の”ステージ”が変わるわけではないのだ。二流の世界なら二流の上位層まで成長するだけで、所詮二流のままだ。一流との壁は分厚く、その溝は埋めがたい。永遠に一流にはなれない。もちろん自分のいる世界でトップの人間から学ぶのはいいことだが、それだけでは社内で通用するだけで、世界で一流として見てもらえるようにはなれないということなのだ。私は新入社員の頃から必ず社外にも目を向けて、永遠に敵わないような社外にいるスターの情報をかき集め、その人の仕事ぶりをとことん観察したものだ。そこで圧倒的な違いを見せられたのが、まさに「時間術」だった。スターたちは膨大な仕事をこなしているのに、とても優雅に生きているように見えた。サラリーマンたちは安月給でせかせかしていつも忙しくしているが、スターたちは桁違いの年収で、いつもゆったりと仕事をしていた。忙しいということは時間の使い方が間違っているということであり、貧しい状態なのだ。ゆったりとした時間を過ごしているということは、自然の摂理に則った時間の過ごし方をしているということであり、豊かな状態なのだ。

p18 35歳から収穫したければ、20代は種を蒔く時間にする
社会人になって様々なサンプルを研究していた私は、著名な成功者には二通りいることに気づいた。サラリーマンを経験せずいきなり独立する人と、サラリーマンを経験してから独立する人だ。前者は20代で世に知られ、後者は30代半ばで世に知られていた。さらに分析していくと、前者は敬意やマナーの基礎がなく、途中で干されてしまうことが多いのに対して、後者は周囲から応援され、長期的な成功者になっていることが多かった。あるいは、前者は後者よりも天才肌が多く、凡人には到底真似できないタイプも目立った。私は長期的な成功者に憧れており、また生来不器用な自分が天才とも思えなかったので、迷わず後者の成功者になろうと考えていた。後者を選択して成功するためには、絶対に欠かせない必要条件があった。「20代は種を蒔きまくる」ということだ。若いうちこそ寸暇を惜しんで種を蒔きまくらなければ、凡人は凡人のまま人生が終わってしまう。後者の成功者の場合は、その多くが35歳前後にブレイクして収穫に入るのだが、厳密には三十歳を前にして頭角を現し始める。20代で種を蒔き続けてきた結果、20代後半からちらほらと花が咲き始めている状態になるのだ。20代はとっくに過ぎたという30代が40代の人でも、今から種をまけばいい。基礎のある人が蒔いた種は、10年後の収穫がかなり大きくなるはずだ。

p34細切れ時間でやれることを決めておく
「時間術」に関する本を読んでいると、細切れ時間の重要性を強調しているものが多い。取り分け暗記が必要な資格試験には、確かにこれは有効だ。そして日々仕事するビジネスパーソンも、同じように細切れ時間をどのように使うのかは、非常に重要になってくる。忙しいということは時間の使い方が間違っているということであり、貧しい状態なのだ。ゆったりとした時間を過ごしているということは、自然の摂理に則った時間の過ごし方をしているということであり、豊かな状態なのだ。「1分あったらこれをする」「5分あったらこれをする」と決めておくのだ。もし何も思い浮かばなければ、とりあえず細切れ時間専用の本を持ち歩けばいい。細切れ時間に本を読めば、それだけで1年間に数冊の本を読破できるはずだ。

p38まとまった時間を確保できない人は、成功しない
細切れ時間の大切さはすでに述べたとおりだが、ここでさらなる真実を述べよう。それは、いくら細切れ時間を駆使しても、出来ることは限られているということだ。やはり大きなことを成し遂げたければ、まとまった時間を確保しなければならない。まとまった時間を確保できない人は、永遠に成功できないのだ。本気で人生を変えたければ、まとまった時間を確保するために学校や会社を休んだり、いっそのこと辞めたりする覚悟を持つ必要がある。多くの成功者たちが学校を中退したり脱サラを経験していたりするのは、大きなことをやるためにはまとまった時間が必要だと知っていたからだ。はっきり言って細切れ時間をいくら駆使しても、ドカンとまとまった時間を確保できる人にはかなわない。初めに、まとまった時間ありきなのだ。まとまった時間さえあれば、人生はどうにでもなる。逆に、まとまった時間をとって、自分の特性をよく研究した上で、自分の全力を投入すれば、成功しない方が難しい。人生を変えるには、本気で自分の為だけの時間を作らなければならないのだ。

p48仕事ができるということは、サボることができるということだ
あなたがこれまでに出会った人達の中で、一番仕事ができた人を思い浮かべてもらいたい。その人はいつも暇そうにしていなかっただろうか。暇そうという言葉に語弊があるのなら、ゆとりがあると言い換えてもいい。仕事ができていつもゆとりがあるなら、その人は本物だ。いつも忙しそうにピリピリしているけれども仕事ができる、という人は偽物だから近づかない方がいい。本当に仕事ができるということは、ゆとりがあってサボることができるということなのだ。これは私自身の会社勤めをした経験と、コンサルタント時代の取引先の組織をじっくり見て来て断言できることだ。仕事とは、手の抜きどころを素早く見つけて、いかに少ない労力で仕上げられるかが勝負なのだ。サボるくらいにゆとりを持って仕事をしていることと、いい加減に仕事をしていることとは、全く違う。それどころか、むしろ対極の関係だ。サボるくらいゆとりがあるからこそ、仕上げた仕事の最終チェックができる。周囲を思いやることができる。未来の種蒔きができる。いいアイデアが浮かぶ。マナーを忘れないでいられる。サボるくらいにゆとりがあるという状態は、実はプロとして必要不可欠な状態なのだ。「どこで力を入れるか」よりも、「どこで手を抜くか」を観察する方が、成長に直結する。

 p52ゆとりがないと、チャンスを逃す
「いつもチャンスを逃してしまいます。チャンスの掴み方を教えてください」そんな質問が届いた。この人は、自分がチャンスを逃しているという事実に気づいているだけ、極めて優秀だ。普通は自分がチャンスを逃している事実にすら気付かず、「自分は運が悪い」と間違った方向に悩んでいることが多いからだ。「自分は運が悪い」と考えた人は、財布を変えたり住む場所を変えてみたりするが、実際効果はない。なぜなら、チャンスを逃すのは運が悪いからではなく、忙しすぎるからだということに気づいていないからだ。チャンスは、忙しい人のところに訪れないのだ。正確には、チャンスが訪れかけたとしても、忙しそうにしていると、「忙しそうだからまた今度にするね」と相手に気を遣わせて、別の人のところにチャンスを持っていかれてしまうのだ。今だから正直に告白するが、私はサラリーマン時代にほとんどのチャンスを独占させてもらったと感謝している。その理由は、いつもゆとりがあって暇そうにしていたからだ。いつもゆとりがあって暇そうだと、上司は私に仕事を頼みやすい。上司に頼まれた仕事は、チャンスなのだ。周囲の同僚は、忙しいから上司に仕事を振られないように、あえて忙しく振る舞っていたものだが、数年後には私の部下になって、私に仕事を振られる立場になっていた。チャンスはゆとりがある場所に一極集中するのだ。

p60趣味を仕事にすれば、労働時間はゼロになる
私は、この世で最高の成功者は、趣味を仕事にした人だと考えている。「趣味は趣味だから楽しいんであって、趣味を仕事にしたら大変だよ」10代の頃は、成功者たちが満面の笑みでそう答えているシーンをテレビでよく見かけた。が、間もなくそれらは全て嘘であり、下克上に合わないための嫉妬対策だと気付かされた。苦労に苦労を重ねた地道な仕事よりも、傍から見れば遊びだと思えるような仕事におけるプロの方が、桁違いに稼げるようになっていたのだ。趣味を仕事にすれば、労働時間はゼロになるのだ。人生で大切なことは、自分自身がどう生きるかである「趣味を仕事にしたら大変になる」というのは真っ赤な嘘だ。正確には、いくら好きでもヘタの横好きのままでは食べていけないというだけさ。趣味をプロレベルにすれば、そこには最高の人生が待っているのだ。

p64礼儀を身につければ、スピードアップする
仕事をスピードアップさせたければ、礼儀を身につけることだ。若くしてベンチャー企業を起こした社長で長期的な成功している人たちは、例外なくマナーが良い。礼儀とスピードにどんな関係があるのかは、一見分かりにくいが、実は、礼儀正しいと仕事で関わる人たちから応援されやすくなるために、スピードアップできるのだ。マナーが悪いと仕事で関わる人達を敵に回しやすくなる為に、スピードが落ちるのだ。ビジネスの相手は生粋のサラリーマンであり、マナー社会で生きている人間だから、横柄な態度では嫌われてしまうのだ。仮に取引が始まったとしても、あの手この手で陰湿な嫌がらせを受けることになる。陰湿な嫌がらせは、空気のように「目に見えない完全犯罪」として行われる。だから、何が原因で仕事が滞っているのかは永遠にわからない。こうした負のスパイラルを断ち切れなければ、マナーを習得し、礼儀を尽くすしかない。礼儀正しくしていれば、少なくとも話を聞いてくれる人が増える。話を聞いてくれる人が増えれば、ビジネスに繋がる確率が増える。ビジネスにつながる確率が増えれば、リピーターが増える。リピーターとは、自分の応援団と同じことだ。応援団が増えれば、直接的にも間接的にも贔屓してもらえる。贔屓してもらえるということは、それだけ仕事がスムーズに進んでスピードアップできるというわけだ。礼儀正しくすることが、スピードアップへの早道なのだ。

p72残業するくらいなら、家で仕事をする
私は昔から残業が大嫌いで、遅刻するのと同じくらい罪だと考えていた。どうして朝の時刻が罰せられるのに、就業時間までに終わらせることができなかった「残業という名の遅刻」は賞金がもらえるのか、不思議でならなかった。就業時間というのは「締め切り」と同じはずだ。仕事には毎日締め切りがあり、その締め切りに間に合わなければプロとして失格だ。社員が残業すると光熱費もかかるから、会社としては残業代を払うどころか本当は罰金を取りたいくらいのはずなのだ。あなたもどうしても就業時間までに仕事が終わらなければ、持ち帰って家で仕事をするといい。あるいは、翌朝いつもより早めに出社して仕事をするといい。というのも、残業は、時間の割に成果が上がらないのだ。残業で3時間かけてやる仕事は、早朝の30分でやる仕事よりも大抵劣っている。より厳密には、3時間残業していても、実際には1時間も集中していないことが多い。「残業時間が多すぎる!」と勤務評価を下げられたら、寿命をドブに捨てただけでなく、ドブの水が顔に跳ね返ったようなものだ。まさに踏んだり蹴ったりとはこのことだ。家に仕事を持ち込みたくなければ、何が何でも就業時間までに仕事を終わらせればいいのだ。先に残業という選択肢を無くせば、仕事は確実にスピードアップする。

p102模範解答のない勉強は、師匠を持つと強い
模範解答のない勉強は、師匠を待つと強いのだ。抜群に仕事ができる師匠を見つけて、その師匠の思考パターンをコピーするのだ。「師匠ならこの問題をどうやって解くだろうか?」「師匠ならこんなときどうするだろうか?」「師匠ならこんな時どんな言葉をかけるだろうか?」そうやって師匠の「いかにもいいそうなこと」や「いかにもやりそうなこと」を先読みしていくと、次第に師匠の思考パターンがインストールされる。何を隠そう、私自身が社会人になってから師匠の思考パターンを完璧にインストールしたことによって、すべての壁を乗り切ってきた。大学時代は本の著者が師匠だったし、サラリーマン時代は上司が師匠だった。闇雲に自力で考えたところで、成長するには時間がかかりすぎる。模範解答のない勉強では、とにかく師匠を持ち、師匠の思考をとことん真似するところから始めるのだ。

p120あなたの運が悪いのは、のろまと関わるから
「どうすれば運が良くなりますか?」そんな質問が後を絶たない。運が良くなるコツは簡単だ。運のいい人と一緒に行動すればいいのだ。こんなことは、昔から”経営の神様”と呼ばれてる人が繰り返し述べていたことだ。経営の神様ほどではなくても、経営者達は本能的に、運のいい人や会社を求めている。就職活動だけでなく、人はいつでも運が良さそうな人を求めているものなのだ。ここで気をつけないとならないのは、あなたがいくら運のいい人たちと付き合っても、一瞬でも運の悪い人と付き合えばたちまち運が悪くなってしまうという事実だ。それでは、運の悪い人の特徴とは何か?それはのろまなことだ。名前を呼んだ際に返事が遅い人間、メールで問い合わせた際にレスポンスが遅い人間、待ち合わせの時間にいつも遅れてくる人間、仕事の締め切りにいつも遅れる人間、お金の振込みがいつも遅れる人間は、100%の確率で運の悪い人間だ。もし現在あなたの運が悪いのであれば、周囲ののろま達と今すぐ絶縁する事だ。たったこれだけのことで、人生は一変する。

p128すぐやる人たちと付き合うと、すぐに夢が叶う
あなたは夢を叶えたいだろうか。もし本気で夢を叶えたければ、「すぐやる人たち」と付き合うことだ。すぐやる人たちと付き合わなければ、夢はいつまでも夢のまま終わってしまう。どうしてすぐやる人は夢が叶うのか。それはさっさと夢を叶えないと、熱意が冷めてしまうからだ。モチベーションをを落とさないコツは、何でもテキパキやることだ。テキパキやることによって、自分が疲れていることを忘れてしまう。テキパキ生きていると、テキパキが自分の標準になる。すると、テキパキしていない方が疲れるようになる。いつも疲れないように目の前の課題をテキパキとこなし続けているうちに、ふと気づいたら夢が叶ってしまっているのだ。夢が叶うというよりも、ゴールを知らないうちに通過してしまったという感じだ。よく「環境のせいにするな!」と吠える人がいるが、あれは嘘だ。夢を叶えるためには環境ほど大切なものはない。環境が整えば、自然と背中を押されるような流れができる。夢を叶えるためには環境がすべてではないが、環境は必要不可欠なのだ。

p140あなたから去る人は、絶対に追いかけてはいけない
人間関係で何が一番大切かと問われたら、私はこう即答する。去る者を追わないことだ。去る者を追うということは、運気を下げる行為である。いかなる理由があろうとも、あなたから離れていく人はあなたにとって”さげまん”だ。あなたにはあなたの人生があるように、相手にも相手の人生がある。あなたは相手に去ってもらうことで幸せになり、相手はあなたから去ることでこれから幸せになろうとしているのだ。私はこれまで、いかなる人間関係においても去る人を追いかけたことはない。たとえどんなに親しい間柄であったとしても、どんなに愛し合った相手だったとしても、0秒で快諾した。私の迷いない対応を見て、逆に相手がすがりついてくることもあったくらいに淡白だ。どうしてこんなに別れに強くなったか。それは、大切な人が去るほど、次の出会いが素敵なものになることを知っているからだ。これは決してスピリチュアルな話でもなければ、私の強がりでもない。次に大切な出会いが訪れるからこそ、今の出会いが追い出されるのだ。にも関わらず今の出会いを無理に引き留めようとすれば、出会いの消化不良を起こし、せっかくの次の出会いもどこかへ行ってしまうのだ。私から去ろうとする相手も、私に引き留められることによって、新しい出会いを逃してしまうだろう。だから私は自然の摂理に従うのだ。去る者を追わないのは、自分のためだけではなく、相手のためでもあるのだ。

p148別れたい相手には、「ごめんなさい」を言わない
あなたが過去に別れた相手を思い出してもらいたい。その人と別れたきっかけは何だったろうか。きっとそれは「ごめんなさい」が言えなかったことではないだろうか。あらゆる人間関係は「ごめんなさい」が言えなかったことで途切れていくのだ。いつも「ごめんなさい」を相手から言わせる習慣の人は、全ての人間関係が途切れていくから、最終的には孤立無援になるのだ。人間関係を長続きさせたければ、自分から「ごめんなさい」を言える人間になることだ。「ごめんなさい」は人間関係において、接着剤なのだ。換言すれば、もしあなたが別れたい相手がいれば「ごめんなさい」と言わなければいいのだ。人間関係に終止符を打ちたければ、「ごめんなさい」と言うべきところで言わなければいいのだ。後味の悪い別れになるかもしれないが、あえてそういうリスクを取る挑戦も必要だ。なぜなら、別れにいちいち後味の良さを求めていると、いつまでたっても別れることなどできないからだ。例え後味が悪くても、できるだけ早く別れたほうがいい相手は絶対にいる。その代わりあなたの周囲に残ってくれている相手には、存分に愛情を注げばいい。もちろんあなたに非があった場合は、大切な相手には電光石火のごとく謝罪するべきだ。たっぷりと愛情を注いだ人たちは、そのままあなたの応援団になってくれるだろう。人がどれだけ幸せな人生を歩むことができるかは、敵の少なさではなく、応援団の数で決まるのだ。応援団の数と敵の数は完璧に比例するわけではないが、かなり比例する。必要以上に嫌われることを恐れていては、応援団たちもあなたに愛想を尽かしてしまう。

p152勉強不足のままで愛を求め続ける人は、未来の可能性を失っている
勉強不足のままで出会いを求め続ける人は、未来の可能性を失っているということだ。勉強不足のままで人に会うと、もう二度と会ってもらえなくなるのだ。これは、私がサラリーマン時代に痛い目にあいながら獲得した知恵だ。勉強不足のままで偉い人に会うと、ブラックリストに入れられる。ブラックリストに入れられると、せっかく将来成功しても、会ってもらえなくなる。勉強不足のまま無理に会ってもらった時に、未来の可能性を先食いしてしまったからだ。もし将来本物の人脈を創りたければ、人と会う時間は最小限にしておくことだ。そして孤独の時間に粛々と勉強しておくことだ。いざ成功した暁には、放っておいても相手から「会ってください」と声がかかるようになる。本物の出会いというのは、本物の実力をつけた人間同士でしか実現しない。やたらと人と会ってはいけないし、やたらと人と会いたがるべきではない。そんな暇があるのなら、将来相手から声がかかるように、もっと勉強しておくことだ。

p192年収を2倍にしたければ、労働時間を減らさなければならない
課長代理は私の労働時間の実質約半分しか働いておらず、取締役の実質労働時間は私の1/4程度に過ぎなかった。つまり、労働時間が減るほどに収入が増えていたのだ。これ以外の違いは、全て些細なことのように思えた。そこで、私は労働時間をいかに減らすかを考えに考え抜いた。まず外回りの時間は全て休憩タイムと割り切って、サボりまくった。会社とは誠にありがたいもので、社内でデスクワークをこなしている社員よりも、社会に出て外回りしている社員の方を、「アイツはよく頑張っている」と評価してくれる。これを存分に活かさない手は無いと思い、「直行・直帰」を最大限活用して、課長代理に負けないように労働時間を半減させた。その結果、驚くべきことが起こった。なんと労働時間を半減させたのに、翌年の年収が2割もアップしたのだ。もちろんこれは大企業特有の年功序列によるものだが、ここで私はそんな退屈なことを述べたいわけではない。労働時間を半減させて年収が1.2倍になったということは、時給換算すると2.4倍になったということになる。つまり私は、時給においては課長代理を確実に越えたことになるのだ。その話を転職の面接でしたところ、一人の天才コンサルタントに気に入られて、奇跡的に補欠採用された。働く時間を減らすほど収入が増えるというのは、本当だったのだ。もちろん、労働時間を半減させても会社に文句を言わせない程度の実力は不可欠だ。

p204お金ははスピーディーな場所に集まってくる
仕事のスピードは同じくらいでも、評価される人間と評価されない人間がいる。何が明暗を分けるのかといえば、仕事を依頼した人間が清々しい気持ちになるかどうかだ。仮に同じスピードで仕事を終わらせたとしても、スタートが鈍い人間とスタートが速い人間とでは、印象がまるで違う。どちらが出世しやすいかは、誰が考えても明らかだろう。出世をすると、給料が増えてリッチになる。つまり、お金はスピーディーな所に集まってくるという法則があるのだ。ここだけの話、スタートだけでもスピーディーに取り掛かると、普通にやっていても仕事が速いように見えるのだ。スピーディーに仕事をするとお金にモテるようになり、モタモタするとお金から嫌われるのだ。最初は、ポーズでもいいから速く取り掛かることだ。とりあえず返事のスピードを速くすれば、自然と仕事にも速く取り掛かれるようになる。その勢いで仕事をすれば、必ず仕事のスピード自体が上がっていくものだ。

p216時間に愛された人に、お金は集まってくる
時間の大切さはいくら語っても語り尽くせないが、ひとつだけ断言できることがある。時間に愛された人にお金は集まってきて、時間に嫌われた人のもとからお金は逃げるということだ。時間が主であり、お金は従なのだ。もし時間に人格があるとすれば、時間はどんな人を好きになり、どんな人を嫌いになるだろう。「時間がない!」「忙しい!」が口癖の人を、果たして時間が好きになるだろうか。そんなはずはないだろう。お金持ちになりたければ、時間に愛される言葉を使うことが必要なのだ。呆れるほどにシンプルではあるが、本当にお金持ちと貧乏の差はただそれだけなのだ。ここで大切なことは、自分が時間に嫌われる言葉は使っていなくても、時間を軽く見るような発言をする人がそばにいたら、もうそれだけでアウトだということだ。チームでプレーをする際は、1番どんくさい人間に仕事のスピードを合わせざるを得ないが、まさにあれと同じで、時間に嫌われる人間が周囲に一人でもいたらあなたも同類なのだ。どうして貧乏人がいつも群がっていて、お金持ちは孤独を好むのか。それは群がっていると何人かに一人の割合で、必ず時間に嫌われる人間が混ざっているからだ。一緒にいると、その運気が自分にまで伝染して、お金に避けられる人間になってしまっているのだ。大げさな話ではなく、時間に嫌われるということは、宇宙から嫌われるということだ。時間に好かれるということは、宇宙から好かれるということなのだ。巡り巡って、ツキがあなたに向いてくるのだ。

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いかがだったでしょうか?お金より時間の方が重要で、時間の使い方が成功者になれるかなれないかの差につながるということを学習できました。

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赤いフォントにしたところが、本書で特に読めてよかったなと思うところでした。

まとめると、忙しいということは時間の使い方が間違っているということであり、貧しい状態なのだ。ゆったりとした時間を過ごしているということは、自然の摂理に則った時間の過ごし方をしているということであり、豊かな状態なのだ。忙しいということは時間の使い方が間違っているということであり、貧しい状態なのだ。ゆったりとした時間を過ごしているということは、自然の摂理に則った時間の過ごし方をしているということであり、豊かな状態なのだ。本当に仕事ができるということは、ゆとりがあってサボることができるということなのだ。残業は、時間の割に成果が上がらないのだ。残業で3時間かけてやる仕事は、早朝の30分でやる仕事よりも大抵劣っている。より厳密には、3時間残業していても、実際には1時間も集中していないことが多い。「残業時間が多すぎる!」と勤務評価を下げられたら、寿命をドブに捨てただけでなく、ドブの水が顔に跳ね返ったようなものだ。まさに踏んだり蹴ったりとはこのことだ。時間の大切さはいくら語っても語り尽くせないが、ひとつだけ断言できることがある。時間に愛された人にお金は集まってきて、時間に嫌われた人のもとからお金は逃げるということだ。時間が主であり、お金は従なのだ。時間に嫌われるということは、宇宙から嫌われるということだ。時間に好かれるということは、宇宙から好かれるということなのだ。巡り巡って、ツキがあなたに向いてくるのだ。という風にしました。

以上、人生を変える「時間術」千田琢哉 (著)について取り上げてみました。

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ちなみに名著と言えば
嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え 岸見 一郎 (著), 古賀 史健 (著)
完訳 7つの習慣 人格主義の回復(新書サイズ) 新書 スティーブン・R・コヴィー 、 フランクリン・コヴィー・ジャパン
人を動かす 文庫版 D・カーネギー  (著), 山口 博 (翻訳) 

自己啓発書は時間がないなら、この3つを読めばおよそは補完できると言われています。ほとんどの自己啓発書の思想は上記の著書から影響を受けているように感じます。上記3冊は内容すべてが素晴らしく、僕が一つずつピックアップする必要はなさそうです。読まれてない方は是非一読いかがでしょうか?

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というわけで脇村の日常で役に立つ技術ー雑記ブログ記事、次回もよろしくお願い致します。

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