おすすめ本「繁栄の法則-戸が笑う」


こんにちは脇村です。僕のブログでは、本業での実務上のEXCEL、ACCESSマクロ&VBAの使えそうなコードの紹介、コールドリーディングの実践例、電話占いでの現場、最近読んでいいなと思った本等について、主に発信していきたいと思っています。

今回、紹介したい本は、繁栄の法則-戸が笑う 北川八郎(著)です。
ためになる本でした。素晴らしい本だと思います。ただし本書はGoogleドキュメントで文字起こしをしたのですが、誤字なのか造語なのか文法的に違うという、結構そういう判定をされます。編集者や校閲というフィルターはどうなっているんだと思うほどです。しかしここは著者を尊重してそのままの文章で取り上げさせてください。

僕なりにp202ページ中、特に印象に残った箇所をピックアップしたいと思います。

p9「戸が笑う」の意味は
その家に住む人がその会社で働く人がお互いに仲が良くまたそのお店の雰囲気がわきあいあいとしているとまるで人の体のお腹の調子がいいようにその建物の入り口が笑い、光を放ち、人を呼び寄せる福の現象を言っているのです。

p12繁栄の法則
<繁栄の法則>の中にこれだけはやっておいたほうがいいといういくつかの決まりがあります。こういう時代になってしまうと最近はそのことについて話すこと自体が虚しくなってしまいます。日本の経済界のトップの人達は政治家たちは言葉にするのが疲れるくらいコントロールがきかない利と欲の世界に入りすぎているからです。このままでは日・米・欧の学者が言ってるように「我々人間はもう破滅しかないのか」という感じを持ったりもしています。繁栄の裏側にある地球環境の汚染も深刻なので「自然に生きるそしてもっと生活のレベルをダウンさせる」ということも私はずっと説いてきました。人は普通、繁栄と言うとやっぱり大きな利益を得てそのことで自己満足するというイメージを描きます。そういう利便、合理の世界を追求する限り繁栄というのは究極的には人類自身の首を絞めることにつながります。地球は壊れないと思っている人達が多いのにはビックリします。すでに自然は壊れかけています。これ以上の便利さや経済性を追い求めていくことは人間が住むには良い気候にある地球を壊してしまうことになるでしょう。今の地球環境と人間の関係は病気で言えば癌と一緒です。癌は自己繁栄を望みますけど、結局癌が社会では栄えるほど癌自身も命は短くなります。癌が進めば、寄生主の人間の肉体が弱り人体が早く消滅しますから・・・。癌は繁栄を望みますが繁栄のスピードが速くなればなるほど、癌そのものの命は短くなるというこの矛盾を知らないでひたすら増殖を望んでいるわけです。

p16肯定で生きる
もっと深く心の奥の次元で全ての事に関して『肯定的に受け止めて生きる』という練習をする必要があります。「それは大変だ」とか、「そんなに簡単ではない」とか、「それは苦しいな」とか、「難しい事よ」とか、不安や否定的な言葉でまず人の行動や希望を戒めます。ですから<繁栄の世界>に入るためにはまず何から始めるかと言うと『肯定的に生きる』という練習をすることが必要なのです。たくさんの励ましと勇気と希望の出る言葉を毎日周りに届けることをまず心がけることです。「嬉しい」、「楽しい」、「ありがたい」、「どんどん良くなるよ」という言葉は日常としてみましょう。

p21小さなものこそ大事にする
人は大きなことを小さな軽い気持ちでやるということがなかなかできない。全て否定的にそして過大な受け止め方をしてしまいがちです。でも出来る限り肯定的にやってごらんなさい。そして何が起きてもどんな事態に出会おうと「良かった良かった」と思うように練習してごらんなさい。足の骨を折っても、たとえ商売で失敗しても「このくらいの怪我で済んで良かった」と、「まあこれでいいんだ」と思うようにするのです。肯定的に全てを受け入れるようにしてごらんなさい。次はきっとうまくいくようになります。全て自分たちのためだけに動く組織はいつの時代もすぐに潰れて行きます。特定の人が潤う社会や会社はやがて不正が発覚し人々の支持を得られなくなり潰れて行くのです。これは湿気がたまると露になり、やがて雨になり、量が多いと洪水になるのと同じ、地球上の人々を覆う法則なのです。

p30与えることと感謝すること
少し人に良きものを与える生き方をすると逆に今の世の中では目立つんです。少し人に与えることをしている人は成功して繁栄し続けていることが多い。この心をいつまでも失わない人というのがいつまでも繁栄してしまう人です。利を最優先にして生きると、どんな仕事でもどんな商売でも利に弱いので時代の波に左右され良かったり悪かったりの山と谷の世界に入っていきます。また売上や利優先の会社やお店は会社の方針や売り方が鋭く、一方、人の喜びのために仕事をしているお店や会社は売り方や方針に人間味は安らぎがあります。お金だけを追っている経営者はただ忙しいだけの人生でもっと奥が深い大切な人生の喜びを味わえないで今世が終わってしまいます。 『利よりも信を』と『自分の使命を果たす』の世界というのがあってそちらの生き方を選んでいくとよいでしょう。人と人とのつながりで生きていくことができる人は、時代の波が多少あっても決して波に左右されないで生きていくことができるのです。

p35マイナスではなくプラスのイメージで
プラス思考というのは『肯定的に何事も受け取ることができる』ということ。特に何事も・・・です。肯定的に生きるというのは生きる上の基本ですね。(何があっても)「よかった」と思うように練習すればよかったと思うことは行ってきます。これをキリストは「この身に生ずる一切のことを善として受容するならばあらゆる難が去り行く」と言ってます。それと人を責めないこと。責めるとその人は責められた分しか仕事をしないようになることを心に留めておいてください。責められる方も責めた方も罪が生じ苦しみます。人を責め続けた人はそれらがいつ自分に還ってくるかと言うとその人の運気が弱った時に還ってきます。全ての事は病気した時や体力が衰えた時やその役職を失った時に還ってくるのです。順調な時ほど気をつけなければいけません。しかし順調なときはそのことに往々にして気がつかないのです。順調な時というのはうまくいかない時よりも難しいのです。順調なとき人はすぐおごりに入ってしまうんですね。拡大と拡張と威張る世界に入ってしまう。どうか無用な怒りを捨て、毎日イライラしない世界に住んでみるといいでしょう。

p47「拡大よりも充実を」「信を選ぶ」
利』よりも『信』を選ぶこと。迷った時は損することを恐れないで信を選び、出会いや導きに従うことです。「信」こそお金を生む大切なエネルギーです。ごまかして表面を取り繕うとすぐに運が去って行きます。人間というのは時の流れと言いますか「運」があります。そしてその運には必ず人と心が介在します。運というのは人が作る。これを達成するには時が必要になります。さっきも言いましたように人々の喜びに奉仕しているか。自分の一本の柱で立っている時はすぐ倒れる。だからたくさんの人の支えを必要とする。周りのたくさんの人に力を与えるといつまでも立っていられるんですね。信を失った会社は社会からたちまち消えて行きます。この10年間でいくつもの大きな会社が消えて行きましたね。周りの人を助け、周りの人に実力をつけて周りの人を良くすると自分も一緒に浮かび上がって行けます。ですから、まず周りの人たちに良きものは与え信を作る。良いものを人に与えれば人は「お金という形」で返してくれるんですね。良きエネルギーを人にあげるということがいつまでも続く商売のこつなんです。ほとんどの人が少しの利に弱く、すぐごまかそうとする。もしあなたがずっと繁栄したかったら決して誤魔化さない、濁らない生き方を目指すことです。

p52自己犠牲と返謝
大事なことは『自己犠牲』と『得のレンガ』を積むこと。一時的にいくら成功しても自己犠牲をできない人は得を失い、すぐに繁栄はなくなります。繁栄には必ず自己犠牲が伴うんです。 人のために自分の時間を与えることができたり人のために自分の能力を提供したり。自分の都合だけで世の中生きていけないことを教えなければなりません。今生の使命にも関係があります。今世の使命は何か?自己犠牲ができない人はなかなか今世の自分の使命を見出せないままで終わることになります。下座に居ると感謝の心が出てきます。いつもいつも順調な人は感謝の心が湧かなくなります。それが当たり前になるからです。感謝というのはありがたいと心で思うだけではなくて、ありがたいと思ったことを人にも同じ喜びを与えて初めて感謝が完成するものです。つまり返謝(造語ですが)が大切なのです。ありがたいと思ったら必ず返すことです。同じ喜びを人に与える。優しさや知恵や助けをもらったら必ず返すことです。私は『返謝で感謝が完成する』と思っています。「ありがとうを言ってもらう側に立つ」方が難しいのです。そこに立つとあなたは輝き始めることでしょう。もらった同じ喜びを人に与える。優しさや知恵や助けをもらったら必ず返すことです。「必ず」です。30代までは他者からもらう時代。40代は他者へ返す時代に入ります。だから40代から返し始めないと50代から返し始めても少し遅いんですね。来世まで持ち越してしまうことがある。人から助けてもらった優しさや知恵や運などを、自分が40代に入ったら多くの人に返す。返す時代に返さないと50代が苦しいですね。40代は50代のためにあり50代は60代のためにあるんですね。50代で遊びすぎた人は60代に苦しむし、30代で遊んだ人は40代で病気になりますね。

p58迷いの森から抜け出すために
これに通ずる『小枝拾いの大木流し』という言葉があります。目の前の小さな利ばかり追うと大きな利を逃すということです。最近の例で言うと韓国のデパート。建物にひびが入ったことが分かっていても直そうとせず今日1日の売り上げだけに執着して韓国のデパートは崩壊しましたね。それは『小枝拾いの大木流し』なんですね。あそこで客の出入りをストップさせて修理に専念していれば多少の損はしても財産を全部失うことはなかったんですね。日本ではミドリ十字が同じことをやりましたね。薬の危険性を知りながら作った分が惜しくて残りの薬を売りまくりました。結局小枝を拾って大きな木を流し全財産まで失ってしまう。今は3代前の社長まで訴えられている。目先の利益に追われて前が見えなくなってしまう。目先の利益や利益を確保することに執着することによってたくさんの秘密を持ち始め本当に大事なことを見逃してしまうから結局大損するんですね。高級車がそんなに欲しいのでしょうかね?大きな家がそんなに重要なんでしょうかね?ですから心を静めて瞑想してパワーを求めずに内なる静かな導きの声を聞く練習をすることです。そうすると『全て苦しいことは警告であり病は生き方をやり直すチャンスである』ことを知り、生きるエネルギーが湧いてきます。つまり苦しむことにより業が落ちていくからです。どうか迷いの森から抜け出して欲しい。今世、神から人生を与えられた意味と意義を知ってほしい。

p76胆力を身につける
全力でやって後は良きことを天に任せる。最良のことを期待して待つことができるというのが「果報は寝て待て」ということなんです。

p79 10%を与える商い少し-損をして生きるといい
一緒に断食したりして『商売は10%損をして生きていくという生き方に還るならば必ず繁栄する』という法則に納得を得たのです。いろんな意味で「少し損をすること」を覚えてゆくと対立と競争から抜け出し生きていくことが楽になっていきます。人に喜びを与える事-少し損して笑顔でいられるようになること-は我が救い。私たちが自分自身の魂を救うのは人に喜びを与えること以外にないのです。そのことに気づいた人の顔は晴れ晴れとしており濁りのない目は人を惹きつけて行きます。私たち人間の DNA はどこかで魂に清新さ澄明さが宿ると顔が子供時代のように輝き、目が澄んでくることを喜ぶようにチップが埋め込まれているようです。反対に自分の欲で濁り権力と快のめり込むと顔が歪み、体は痛み魂が苦しんでいくように組み込まれているのです。

p86与える商いが繁栄の素
少し損をして生きていくとどんなことが起こるかといえばまず人生上のトラブルが少なくなります。それは対立や競争がみるみる消えていくからです。トラブルばかり抱え文句ばかり言う人はいつも人から与えてもらうこと、人から奪うことばかり考えています。「自分は儲けたい、かっこいい生き方をしたい、自分が有利になりたい」と人に与えることそのものができない人たちなのです。 

p98 40からは与える人生
30代までは人からもらう世界。知恵をもらったり、教えてもらったり、力をもらったり、『もらう世界』ですよ。でも40代になったら今度は『返す世界』です。40代に入ったら少しずつ若い人たちに返していかないといけません。自分が頂いた恩や得た情けやそれから学んだ知識やそして優しさやあらゆるものを今度は返すしかないのです。40代に入ってもまだもらっている人は人生がそこから伸びない。いつも私利と欲の世界から逃げ切れない、人に『返す』ことはできない。50代60代は今まで受けたこの世のしがらみ、人生の荷物を少しずつ返してこの世から去って行く準備をする年代なのです。いつまでも権力を持ち続けしがみついていては世の中に歪みが生じてしまうのです。ここで数少ない人達でいい、小さな悟りが必要になるんです。それは「得のレンガ」を積むことです。「得のレンガ」を積むというのは人に与えること、人のために喜ぶこと、そして人のために尽くせる心を持つことです。許すことを覚えてゆくことです。30代の学習は40代のためにあり40代の苦労は50台のためにあり50代の悟りは60代で生きてくる、ずっと続いています。だから40代にサボった人は50代が苦しい、必ずしっぺ返しがきます。手を抜いた分、天と言いますか言いますか神と言いますか全く容赦がありません。”人は手を抜いた分、必ず苦しむ”。楽をした分、後で全部やってくるのです。

p103目先の利にとらわれるな
失敗した人たちはみんなこれ、利に溺れたからです。目前の今日の売り上げとか今日の在庫とかの小さな利益に囚われてしまい結局は大木を流してしまうんですね。皆さんも自分の周りにある小さな利に囚われていると大木を流してしまいます。両手まで放せとは言わないけれどもせめて片手を放しておいてください。少し貧しいくらいなんですか。心に余裕を持たないといけません。小さな利に囚われていると本当に全てを失ってしまうことになります。少し損をしても信を選ぶことが大切なのです。

p106信と利他
ちょっとごまかしてやっていくという商売、そういうところは小さな利を得ても信用を失いやっぱり潰れていくのです。でいつ潰れていくかと言うと時代が順調で亡くなった時に潰れます。つまり時代の波を乗り越え切れないのです。一番難しいのは人生が順調な時。商売も順調な時です。あらゆることがうまくいってる時こそ信を養い利に流されてはいけないのです。感謝されありがとう言われる側の商売をすることなのです。

p117小利こそ信という大利
自分の仕事が順調で商売はうまくいくと思った時にはほとんどの人が事業の拡大を目指します。でもこの時に一番最初にやるべきことは何かと言うと拡大ではなく<充実>なんです。順調な時にこそ充実を図ることです。拡大を図るべきではありません。この<充実>というのが何を指すかと言うと利益をお客さんに返す「策」を実行するということです。得たものをお客様に返すようなことをする。また従業員のためになるような何かをする。上に立つ人間が一番身につけるべき覚悟は『自分のための利は一番最後』に撮るという点です。偉くなったらどんな時でも一番最後に自分の利を取ることです。少利こそ大利なのです。順調なときこそ慎重に生きていくこと、充実を図ることです。拡大を図るのはあと少しになってからで十分です。組織は拡大に走りたがることを知っておきましょう。

p128信用を育てて生きる
信用して生きていく、信用を育てていくことがいかに大切かお話ししました。そして与えることはいかに大切か。ここらあたりで自分の心の問題を振り返ってみるといいと思います。 「利よりも信を」。少し損しても利よりも信を選択する勇気をもってみましょう。きっと繁栄を経験します。多くの人の利にしがみついている心が今の日本を狂わせているのです。みんな儲けようとしている。みんな社長になっても会長になっても自分の権限を維持したがっている。しがみついています。お金は大切なものだけどいつまでもしがみつくほど大事なものでありません。『減れば増えるし増え過ぎれば減るものなの』です。あの世に持っていくものは人に与えた喜びと人に与えた悲しみだけなのです。

p141返してこそ感謝
感謝にはもうひとつ大切な意味があります。それはありがたいと思うだけではなくてその気持ちを今度は人に返して行く事によって感謝の心は完成するものなのです。だから「ありがたい、ありがたい、ああ、ありがたい」と言っていつも人からもらってばかりでは駄目です。感謝し本当にありがたいなと思ったらその感謝の気持ちを何らかの形で社会に還元することが大切です。同じ人に返さなくてもいいけれども世間に必ず返すということです。『感謝は返謝をしてこそ完成する』のです。返謝のない感謝はただもらうだけの人生になる。いつももらうことを目指してしまう。そしてもらえないと目尻がつり上がる人になってしまう。 

p148ありがとうと言われる人生を選ぶ
良きものを与えると、良きものが返ってくる。『必ず投げたものが自分に返ってくる』んです。このことをよく覚え、よく噛み締める子供達に伝えねばなりません。人を信用すると人から信用されます。人を嫌うと相手も必ず嫌ってきます。「嫌な奴だな」と心の中で思っていると絶対相手も「嫌な奴だな」と思ってます。文句を言うと文句は返ってくるし怒りを与えると怒りは返ってきます。だから私たちは何を返したらいいかといえば良きものを返せばいい。良きものまたは良き感情です。好意と善意の力の大きさを知るといいでしょう。皆さんは今まで生きてきた人生の中で他人から何回「ありがとう」と言われてきましたか。いろんな人から「ありがとうありがとう」と言われた方は最高の生き方です。そういう生き方が一番いいのです。「ありがとう」と言われる生き方を選ぶのが一番ですね。心から「ありがとう」とたくさんの人から言われた人は神の光の元に必ず行ける。”善意と好意の海に漕ぎ出せ、きっと光の海にたどり着く”でしょう。自分の人生の中でどれくらいの人から笑顔で「ありがとう」と言われるか、それとも人から文句を言われながらたくさんのお金を得るかどちらでもいいのです。あなた次第。このことが『繁栄の法則』の最大のものなのです。「ありがとう」と言われるのが一番いい生き方、それは今世の使命のうちのひとつです。何度も言います。どれくらいたくさんの人から「ありがとう」の言葉を返してもらえるような生き方ができるかです。得るばかりでなく社会への奉仕か弱者を助ける部分を持つことです。心に清水の池を持つことです。死んでからあの世に行った時は必ず神のもとで自分の人生の全てを晒さないといけない。その時きっと言われるんじゃないですか。あなたは何人から何回「ありがとう」と言われましたか、自分の人生を振り返ってみて同じ人からだけでなくどのくらいたくさんの人から「ありがとう」と言われましたかと。だからこそ『「ありがとう」と言われる生き方を選ぶこと』が何より大切なのです。「ありがとう」と言われる生き方をしてみてください。するとストレスが少なくなってくる。現実社会の中にあって自分の利を優先すると心の奥に罪の意識が生じその罪の意識でストレスになってしまう。イライラし「私は悪い人間ではないのに」と自己弁護してしまうのです。ところが人から「ありがとう」と言われている人はどんどんエネルギーがたまる。そしてそれをまた人に返すとたくさんの人からまた「ありがとう」と言われるし「気持ちよかったまた会いたい」と言われるようになります。笑顔が周りに集まってきます。好意のエネルギーが溢れるように集まってくるでしょう。

p158少子化と高齢化
年寄りが増えれば増えるほど自然界の法則で子供が出来なくなっていくんです。樹の葉っぱが落ちないと次の葉っぱと入れ替わることはないんです。日本も含めて先進諸国は医学の発達のおかげで人が死ななくなりましたよね。医学の発達により人が死なないということは人の動きが停滞するということでもあるのです。医学はますます発達するでしょうから老人化、高齢化が進んでいくわけです。癌も治るでしょうし糖尿病にかかっても助かって80歳ぐらいの人が普通になってくるでしょう。インドは東南アジアや難民の人たちを見ていると気がつくでしょう。大人が40代50代で死んでいる国では子供がどんどん生まれています。皆さん難民キャンプを見てください。子供の数がものすごく多い。なぜかと言うと潜在意識の奥底で種の保存の意識が働いて子供を産もうとするからです。我々が小さい時、昭和20年から30年代は大人が大勢、戦争で死んでしまったから子供がどんどん生まれました。どんな小さな町でも子供で溢れていました。よく大人からうるさくて眠れないと叱られていたものです。ところが多くの人が70、80歳まで生きて世の中が老人ばかりになってきたら若い人たちの生活が変わり抗生物質やホルモンが体内に蓄積して子供ができにくい体質になってしまっているのです。潜在意識の奥底で子供が生まれないようにブレーキを掛けるセンサーが働くのでしょうね。そのセンサーの例にいつも話すのですけれども、女の人に一週間以上の断食をさせると女の子が生まれるんです。同様に男性に断食をさせると男の子ができるんです。

いかがだったでしょうか?以上、読めてよかったと思うところを抜粋してみました。しかし誤植や造語があって読みづらいところはあるかもしれません。

まとめると全て自分たちのためだけに動く組織はいつの時代もすぐに潰れて行きます。特定の人が潤う社会や会社はやがて不正が発覚し人々の支持を得られなくなり潰れて行くのです。一時的にいくら成功しても自己犠牲をできない人は得を失い、すぐに繁栄はなくなります。繁栄には必ず自己犠牲が伴うんです。 人のために自分の時間を与えることができたり人のために自分の能力を提供したり。自分の都合だけで世の中生きていけないことを教えなければなりません。もらった同じ喜びを人に与える。優しさや知恵や助けをもらったら必ず返すことです。「必ず」です。30代までは他者からもらう時代。40代は他者へ返す時代に入ります。だから40代から返し始めないと50代から返し始めても少し遅いんですね。来世まで持ち越してしまうことがある。人から助けてもらった優しさや知恵や運などを、自分が40代に入ったら多くの人に返す。返す時代に返さないと50代が苦しいですね。40代は50代のためにあり50代は60代のためにあるんですね。50代で遊びすぎた人は60代に苦しむし、30代で遊んだ人は40代で病気になりますね。という風にしました。

個人的に本書で一番読めてよかったと思う部分はp58迷いの森から抜け出すために これに通ずる『小枝拾いの大木流し』という言葉があります。目の前の小さな利ばかり追うと大きな利を逃すということです。というところでした。

以上、繁栄の法則-戸が笑うについて取り上げてみました。

ちなみに名著と言えば
嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え 岸見 一郎 (著), 古賀 史健 (著)
完訳 7つの習慣 人格主義の回復(新書サイズ) 新書 スティーブン・R・コヴィー 、 フランクリン・コヴィー・ジャパン
人を動かす 文庫版 D・カーネギー  (著), 山口 博 (翻訳) 

自己啓発書は時間がないなら、この3つを読めばおよそは補完できると言われています。ほとんどの自己啓発書の思想は上記の著書から影響を受けているように感じます。上記3冊は内容すべてが素晴らしく、僕が一つずつピックアップする必要はなさそうです。読まれてない方は是非一読いかがでしょうか?

というわけで脇村の日常で役に立つ技術ー雑記ブログ記事、次回もよろしくお願い致します。

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