コールドリーディング実践例その１０

こんにちは脇村です。僕のブログでは、本業での実務上のＥＸＣＥＬ、ＡＣＣＥＳＳマクロ＆ＶＢＡの使えそうなコードの紹介、コールドリーディングの実践例、電話占いでの現場、最近読んでいいなと思った本等について、主に発信していきたいと思っています。

お待たせしました（笑）これからストリートでのコールドリーディング実践例を続々とＵＰしていきます。楽しんでいただければなと思います。言ってしまえば、口説くようなことを言っているのに近いかも知れません。しかし、悪意を持ってやっているわけではありません。自分のために使うコールドリーディングはろくなことにならないと下記ＤＶＤで石井裕之先生はおっしゃっています。

コールドリーディング虎の穴極〜KIWAMI〜フォレスト出版

ちなみに僕が一番影響を受けたコールドリーディング本は下記になります。

僕は自分の人生を高めるためにコールドリーディングを日常で活用することに重きを置いています。相手も喜び、自分も喜ぶ。これができるだけでも、すごい所属感が出てきます。信頼関係が築ければ、何を話しても何をやっても相手は好意的に取ってくれます。嘘だって本当になる。相手はあなたの事を信じてやまない、多くの人に好かれる。 そういう展開に持っていき、日常生活を豊かにしていきたいと。コールドリーディングは一瞬で相手との信頼関係を築く技術です。ところで最初はボロボロに外れるから友人を捕まえて練習みたいなことを書いている情報が他でありましたが、関係ありません。（笑）本で覚えたらいきなり実践で使ってみてください。水にぬれなければおよげません。外れたとしても相手に気持ちを向けたことには変わりありません。だから外れたとしても好意的にとってくれます。

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今回の女性は前半、ＡＬＭＩＧＨＴＹタイプのストックスピールを使ってみましたが、外れまくりました。後半になって来ると、どちらかと言うとＭｅタイプの属性だなと思いました。

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文中、出てくる記号について

SS MはＭｅタイプのストックスピール
RS MはＭｅタイプのライトハンドシステム
SS WはＷｅタイプのストックスピール
RS WはＷｅタイプのライトハンドシステム
SS AはＡＬＭＩＧＨＴＹタイプのストックスピール
F Aはフォーラー効果
GF Aはグラフォロジーのコールドリーディング

ストックスピール
誰にでも当てはまるようなあいまいな事を言って、本当に自分の事だけの事を言われているように錯覚させるリーディングです。
（関連記事：コールドリーディング講義（アンビバレンス））
（関連記事：コールドリーディング講義（覚え方））
（関連記事：コールドリーディング講義（ストックスピール－基本））
（関連記事：コールドリーディング講義（ストックスピール－タイプ分け））
（関連記事：コールドリーディング講義（ストックスピール－使い方））
（関連記事：ストックスピールで相手の心を意のままに動かす（コールドリーディング））
ライトハンドシステム
いきなりストックスピールが難しい時にはこの技法を使えば取っ掛かりができます。
ライトハンドはＷｅタイプです。
・右親指の連想ワード:”親分肌”
・右人差指の連想ワード:”人が好き”
・右中指の連想ワード:”現在”
・右薬指の連想ワード:”情緒”
・右小指の連想ワード:”赤ちゃん”
レフトハンドはライトハンドの反対です。つまりＭｅタイプです。
・左親指の連想ワード:（”親分肌”の反対で）”職人肌”
・左人差指の連想ワード:（”人が好き”の反対で）”人が苦手”
・左中指の連想ワード:（”現在”の反対で）”過去と未来”
・左薬指の連想ワード:（”情緒”の反対で）”論理”
・左小指の連想ワード:（”赤ちゃん”の反対で）”自立”
（関連記事：コールドリーディング講義（ライトハンドシステム））
（関連記事：コールドリーディング講義（ライトハンドシステムを基に実践））
フォーラー効果
コールドリーディングの原型ともいえる文章で12個あります。本当にこの世に存在するほとんどの人に強く当てはまるフレーズです。
（関連記事：コールドリーディング講義（フォーラー効果））
グラフォロジー
グラフォロジーとは書いた位置、大きさ、傾き、スピードなどでどういう性格の人なのかを見抜く技法です。これと併せてライトハンドシステムやストックスピールを使えばいいリーディングになるでしょう。
（関連記事：コールドリーディング講義（グラフォロジー））
ズームアウト／ズームイン
相談者の反応に応じて、言葉の定義を広げたり狭めたりして、ミスからヒットに結び付けるテクニックです。
（関連記事：コールドリーディング講義（ズームアウト／ズームイン））
サトルクエスチョン＆サトルネガティブ
質問していることを悟られずに質問して、相手の情報を引き出すテクニックです。
（関連記事：コールドリーディング講義（サトルクエスチョン＆サトルネガティブ））
サトルプリディクション
ミスの起こりえない予言をします。未来を予言し、相手の心を離れなくするテクニックです。
（関連記事：コールドリーディング講義（サトルプリディクション））
イエスセット
相手にできるだけたくさんイエスを積み上げていって、信頼関係を築き、最後の方で本当に「はい」と言ってほしいことに、同意させる手法です。
（関連記事：コールドリーディング講義（イエスセット））
催眠誘導（マインドリーディング）
潜在意識レベルでのコミュニケーションテクニックです。マスターできれば、人間関係が今よりもずっと楽になるはずだし、はるかにハッピーなものになるはずです。
（関連記事：コールドリーディング講義（催眠誘導））

石井裕之先生が提唱するタイプ分けには「Ｍｅタイプ」と「Ｗｅタイプ」と言うタイプ分けがあります。
▼Ｗｅタイプは「わたしたち＝調和」「わたしたち」という考え方がまず第一にあるＷｅタイプの人は、当然、周囲の人たちとの「調和」ということを大切にします。いわゆる、チームワーク型です。みんなと一緒にいて「わたしたち」を感じていると安心できるし、そういうときに力を発揮するのです。そういう性格ですから、Ｗｅタイプは、基本的には「みんなが仲間だ」と思っています。情に厚く、思いやりがあります。自分の利害を超えて、人のために一生懸命になれる人です。人から頼られると断れないところがあります。
▼Ｍｅタイプは「わたし＝自立」一方、Ｍｅタイプの感性の中核には「わたし」がありますから、「自立」ということに高い価値を置いています。Ｗｅタイプがチームワーク型なのに対して、Ｍｅタイプは個人プレーヤー型です。そのほうが楽だし、実力を発揮できるのです。人から励まされたりアドバイスされたりすることよりも、「自分自身がどう考えるか」ということのほうを重視します。自分が納得できればそれでいい。逆に、自分が納得できなければ、人からどんなに高く評価されても満足しません。
Ｗｅタイプは「わたしたち」を大切にする。Ｍｅタイプは「わたし」を大切にする。それとこれは僕の解釈なのですが、タイプ分けにはもう一つあると思っていまして、それはタイプ問わず本当に誰にでも当てはまるストックスピールがあります。これを僕はＡＬＭＩＧＨＴＹタイプと呼んでいます。
▼ＡＬＭＩＧＨＴＹタイプは当たりやすいんですが当たってもややインパクトに欠けます。中々情報を引き出すところまではいけないことは実感として多いです。

さあ、前置きはこの辺にして実践例を提示します。

脇村と相手の女性との会話のやり取りです。

SS A 最近何か落ち込んだことはありませんか？
A うーん。ないなぁ
SS A 本当はあるんだけど思い出せないだけかもしれないね。
A うん。そうかな。（笑）
SS A 生活のリズムが変わることを恐れて何かやれないこととかあるんじゃないですか？
A うーん。あんまりないね。
SS A 確かにに今はないかもしれないけどこれから出てくるかもしれないですね
A うん（笑）
SS A 決断しようと思ってちょっと先延ばしにしている事ってあるんじゃないですか？
A うーん。あるかなぁ
SS A 忘れているだけで本当は何かあるんじゃない？
A でも、ないなぁ
SS A 今はそうかもしれないけどこれから出てきますよ。若いもんね
A そうだね。（笑）
SS A 最近好みが変わったんじゃないですか？
A いやそんなに変わんないよ。
SS A 若いからね。これから未知の新しいことをやりたくなってくるよ
A そうだね。（笑）好みと言えば食べ物の好み変わったかも。前は好きだったけど今は・・みたいな
／俺も辛い物食べると汗が噴き出るようになっちゃったんだよね。２０代後半くらいからかな。子供のころは全然汗かかなかったのに
A 私、暑がりだから逆に年取ったら汗かかなくなるかもね（笑）
／面白いね。（笑）
A 冬とかでもコート着るから電車の中で汗が出てくるんだよね。
／うん。それは辛いね。逆に冬の方が大変そうだね。
A 私、幼少期の時から本当に怪我みたいなこと何もなかったんだ
／へーそうなんだ。いいね（笑）俺なんか靭帯切ったり、腕の骨折ったり、足に消えない傷が残ったりしてるけどね
SS A 幼少期に怪我をしたことがなく、傷がどこかに残ってて、気になってないってことね？
A そう。本当に何もないの（笑） A お兄さんサラリーマン？
／そうだよ。でも独立したいとは思ってるんだけどね
A そうゆうのも難しそうだね？
／でも、チャンスを見計らってとは考えてるけどね。
A うん。
RS W みんなでわいわい騒ぐのが好きですか？
A いや。一人でいるほうがいい。
RS M 一人でいる時間が絶対に必要だよね？
A うん。
SS M グループの中では静かにしている方だけど、一対一になると思ったよりよくしゃべるよね？
A そうだね。グループでも４人くらいが限度かな。一対一の方が楽だもん。
SS M 人が何人かいれば誰かがしゃべってくれる。そう考えるタイプだよね？
A そう（笑）全くそうなの。

番号付きリスト１から３９まで解説します。

ＡＬＭＩＧＨＴＹタイプのストックスピールです。
外れです（笑）
ＡＬＭＩＧＨＴＹタイプのストックスピールです。
外れです。でもこうは言っているけど、本当は何かあるとは思います。表に出そうとはしないだけで。
ＡＬＭＩＧＨＴＹタイプのストックスピールです。
これも、外れです。
ここでミスを巻き返すテクニックを使います。
少し納得してくれたようです。
ＡＬＭＩＧＨＴＹタイプのストックスピールです。
曖昧な返事です。しかし、いずれにしても、こちらのリーディングの受け答えをしていることに違いありません。
ここでもミスを巻き返すテクニックを使います。ミスは必ず処理をします。
モロに外れたようです。この日は本当にツイてないです。
ここでもミスを巻き返すテクニックを使います。今はこうだけど、未来はこうだと言う技です。
納得はしてくれています。
ＡＬＭＩＧＨＴＹタイプのストックスピールです。
これも、外れです。まあ本当にないのかもしれません。
今はこうだけど、未来はこうだと言うテクニックを使います。このフレーズは本当に使えます。
ここでやっとちょっとだけヒットしました（笑）本当にないのかなと思いましたが、食べ物の好みに変化が出てきている様です。
僕も普通に適当な返事をします。
この辺で、心を開いてくれるようになりました。やはり外れてても、相手に気持ちを向けたことに違いないから、心地良い環境を作れていたからだと思います。
僕も普通に適当な返事をします。
段々、自分の情報を出してくれるようになりました。これがコールドリーディングの真骨頂です。
僕は普通に適当な返事をします。
またまた有力な情報を自分の方から出してくれました。さっきまでのミスはもう帳消しになりました。
僕は自分の過去を喋りました。
ＡＬＭＩＧＨＴＹタイプのストックスピールの疑問形です。
本当にケガをしたことがないと言うことがわかりました。相手の方から僕について質問をしてきました。
僕は普通に答えます。
相手も話を聞いてくれました。
僕は普通に答えます。
相槌を打ってくれました。
少し外向的な雰囲気がするので、Ｗｅタイプのライトハンドシステムを使ってみました。
これは外れでした。Ｍｅタイプのライトハンドシステムの答え方をしてくれました。
僕もＭｅタイプのライトハンドシステムでリーディングをし直しました。
これで、当たったことになりました。
Ｍｅタイプのストックスピールです。
ヒットしました。
Ｍｅタイプのストックスピールです。
当たりです。

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どうでしょうか？先に述べた通り、前半は外れまくりましたが、ミスをミスとしないテクニックを使っていますので、十分挽回できています。ミスは仕方ありません。しかし、それを放っておいて先に進むと尋問されているような気になってしまうのです。だからミスは必ず処理をします。そうすると、あー、そういう意味なんだと解釈してくれるようになり、当てられたことになるのです。結局は最後の方で心を開いてきた様子は見えます。これで、信頼関係は出来上がりです。

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いかがだったでしょうか？楽しめたでしょうか？
ちなみに言っておきますが、僕のは机上の空論ではありません。本当に実例です。僕はこのブログで詐欺師を養成したいわけではありません。日常の生活、コミュニケーションに正しく活用して豊かな環境を構築するという意味でコールドリーディングを活用するのが第一人者の石井裕之先生の提唱していることです。コールドリーディングは元々は確かに欧米の偽占い師の話術ですが、日常に正しく活用すれば、仕事、恋愛、家庭といった人間関係の問題はなくなります。又これに近い手口を使ってくる詐欺師も確かにいます。なのでそれを防ぐためにも予備知識になればいいなと思っています。今回はコールドリーディング実践例その１０について解説しました。

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脇村の日常で役に立つ技術ー雑記ブログ記事、次回もよろしくお願い致します。

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コールドリーディング虎の穴 極 〜KIWAMI〜フォレスト出版

さあ、前置きはこの辺にして実践例を提示します。

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コールドリーディング虎の穴極〜KIWAMI〜フォレスト出版

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