コールドリーディング実践例その１１

こんにちは脇村です。僕のブログでは、本業での実務上のＥＸＣＥＬ、ＡＣＣＥＳＳマクロ＆ＶＢＡの使えそうなコードの紹介、コールドリーディングの実践例、電話占いでの現場、最近読んでいいなと思った本等について、主に発信していきたいと思っています。

お待たせしました（笑）これからストリートでのコールドリーディング実践例を続々とＵＰしていきます。楽しんでいただければなと思います。言ってしまえば、口説くようなことを言っているのに近いかも知れません。しかし、悪意を持ってやっているわけではありません。自分のために使うコールドリーディングはろくなことにならないと下記ＤＶＤで石井裕之先生はおっしゃっています。

コールドリーディング虎の穴極〜KIWAMI〜フォレスト出版

ちなみに僕が一番影響を受けたコールドリーディング本は下記になります。

僕は自分の人生を高めるためにコールドリーディングを日常で活用することに重きを置いています。相手も喜び、自分も喜ぶ。これができるだけでも、すごい所属感が出てきます。信頼関係が築ければ、何を話しても何をやっても相手は好意的に取ってくれます。嘘だって本当になる。相手はあなたの事を信じてやまない、多くの人に好かれる。 そういう展開に持っていき、日常生活を豊かにしていきたいと。コールドリーディングは一瞬で相手との信頼関係を築く技術です。ところで最初はボロボロに外れるから友人を捕まえて練習みたいなことを書いている情報が他でありましたが、関係ありません。（笑）本で覚えたらいきなり実践で使ってみてください。水にぬれなければおよげません。外れたとしても相手に気持ちを向けたことには変わりありません。だから外れたとしても好意的にとってくれます。

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今回の女性は、もうほぼ100％に近いくらいＷｅタイプです。ほとんど外れることなく、いい感じでリーディング出来ました。話をしていて、こっちも楽しくなってきました。どうぞ楽しんでください（笑）

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文中、出てくる記号について

SS MはＭｅタイプのストックスピール
RS MはＭｅタイプのライトハンドシステム
SS WはＷｅタイプのストックスピール
RS WはＷｅタイプのライトハンドシステム
SS AはＡＬＭＩＧＨＴＹタイプのストックスピール
F Aはフォーラー効果
GF Aはグラフォロジーのコールドリーディング

ストックスピール
誰にでも当てはまるようなあいまいな事を言って、本当に自分の事だけの事を言われているように錯覚させるリーディングです。
（関連記事：コールドリーディング講義（アンビバレンス））
（関連記事：コールドリーディング講義（覚え方））
（関連記事：コールドリーディング講義（ストックスピール－基本））
（関連記事：コールドリーディング講義（ストックスピール－タイプ分け））
（関連記事：コールドリーディング講義（ストックスピール－使い方））
（関連記事：ストックスピールで相手の心を意のままに動かす（コールドリーディング））
ライトハンドシステム
いきなりストックスピールが難しい時にはこの技法を使えば取っ掛かりができます。
ライトハンドはＷｅタイプです。
・右親指の連想ワード:”親分肌”
・右人差指の連想ワード:”人が好き”
・右中指の連想ワード:”現在”
・右薬指の連想ワード:”情緒”
・右小指の連想ワード:”赤ちゃん”
レフトハンドはライトハンドの反対です。つまりＭｅタイプです。
・左親指の連想ワード:（”親分肌”の反対で）”職人肌”
・左人差指の連想ワード:（”人が好き”の反対で）”人が苦手”
・左中指の連想ワード:（”現在”の反対で）”過去と未来”
・左薬指の連想ワード:（”情緒”の反対で）”論理”
・左小指の連想ワード:（”赤ちゃん”の反対で）”自立”
（関連記事：コールドリーディング講義（ライトハンドシステム））
（関連記事：コールドリーディング講義（ライトハンドシステムを基に実践））
フォーラー効果
コールドリーディングの原型ともいえる文章で12個あります。本当にこの世に存在するほとんどの人に強く当てはまるフレーズです。
（関連記事：コールドリーディング講義（フォーラー効果））
グラフォロジー
グラフォロジーとは書いた位置、大きさ、傾き、スピードなどでどういう性格の人なのかを見抜く技法です。これと併せてライトハンドシステムやストックスピールを使えばいいリーディングになるでしょう。
（関連記事：コールドリーディング講義（グラフォロジー））
ズームアウト／ズームイン
相談者の反応に応じて、言葉の定義を広げたり狭めたりして、ミスからヒットに結び付けるテクニックです。
（関連記事：コールドリーディング講義（ズームアウト／ズームイン））
サトルクエスチョン＆サトルネガティブ
質問していることを悟られずに質問して、相手の情報を引き出すテクニックです。
（関連記事：コールドリーディング講義（サトルクエスチョン＆サトルネガティブ））
サトルプリディクション
ミスの起こりえない予言をします。未来を予言し、相手の心を離れなくするテクニックです。
（関連記事：コールドリーディング講義（サトルプリディクション））
イエスセット
相手にできるだけたくさんイエスを積み上げていって、信頼関係を築き、最後の方で本当に「はい」と言ってほしいことに、同意させる手法です。
（関連記事：コールドリーディング講義（イエスセット））
催眠誘導（マインドリーディング）
潜在意識レベルでのコミュニケーションテクニックです。マスターできれば、人間関係が今よりもずっと楽になるはずだし、はるかにハッピーなものになるはずです。
（関連記事：コールドリーディング講義（催眠誘導））

石井裕之先生が提唱するタイプ分けには「Ｍｅタイプ」と「Ｗｅタイプ」と言うタイプ分けがあります。
▼Ｗｅタイプは「わたしたち＝調和」「わたしたち」という考え方がまず第一にあるＷｅタイプの人は、当然、周囲の人たちとの「調和」ということを大切にします。いわゆる、チームワーク型です。みんなと一緒にいて「わたしたち」を感じていると安心できるし、そういうときに力を発揮するのです。そういう性格ですから、Ｗｅタイプは、基本的には「みんなが仲間だ」と思っています。情に厚く、思いやりがあります。自分の利害を超えて、人のために一生懸命になれる人です。人から頼られると断れないところがあります。
▼Ｍｅタイプは「わたし＝自立」一方、Ｍｅタイプの感性の中核には「わたし」がありますから、「自立」ということに高い価値を置いています。Ｗｅタイプがチームワーク型なのに対して、Ｍｅタイプは個人プレーヤー型です。そのほうが楽だし、実力を発揮できるのです。人から励まされたりアドバイスされたりすることよりも、「自分自身がどう考えるか」ということのほうを重視します。自分が納得できればそれでいい。逆に、自分が納得できなければ、人からどんなに高く評価されても満足しません。
Ｗｅタイプは「わたしたち」を大切にする。Ｍｅタイプは「わたし」を大切にする。それとこれは僕の解釈なのですが、タイプ分けにはもう一つあると思っていまして、それはタイプ問わず本当に誰にでも当てはまるストックスピールがあります。これを僕はＡＬＭＩＧＨＴＹタイプと呼んでいます。
▼ＡＬＭＩＧＨＴＹタイプは当たりやすいんですが当たってもややインパクトに欠けます。中々情報を引き出すところまではいけないことは実感として多いです。

さあ、前置きはこの辺にして実践例を提示します。

脇村と相手の女性との会話のやり取りです。

SS W 素敵なお洋服をセンス良く着こなしていますね
A そーお？
SS W 普段は明るくされていても、時々強い不安を覚えませんか？
A うん。そうだね。凄く感じる。この先こと事かね。
SS W あなたは社交的な一面もありますが、一人でいる時に時々孤独を感じませんか？
A うん。一人になると凄く寂しくなる。
SS W あなたは普段とても明るいタイプですが、一人でいると意外と考え込んでしまうタイプですね。
A そうだね。えーわかるの？
SS A わかるよ。服装でね。イメージが下りてきているんです。
SS A 誰ともオープンに付き合いますが本当の友達と思える人は少ないんじゃないですか？
A そうなの。（笑）友達はいっぱいいるんだけど相手のちょっとした言動とかも気になっちゃうの。
SS A 人から嫌われたくないって言う気持ちが案外強いんじゃないかな？
A うん。そうだね。
／友達ってどういう人？会社の人？
A ううん。前勤めていたところの子とか学校にいた頃のクラスメートだね。
／遊んだりはするんだけど何か物足りない所はあるわけだね？
A そうなの。前職で知り合った子とか学校のクラスメートとかいるけど本当に心を開ける人はいないの。
／そうなんだ。友達はいるけどあまり心を開ける人はいないんだ？
A そう。遊んだりしても家で一人になると寂しくなっちゃう。
／そうなんだね。
A 人間関係の悩みは尽きなくって友達もそうだけど家族とかもね。
／あー家族の問題もあるんだね？
A そう。ケンカも絶えなくて・・
／大変だね
SS A 会社に勤めていますか？
A ううん。今フリーなんだ。
SS A そうですか。あなたにはサラリーマンにない雰囲気を感じたので確認しました。
A これからどうしようかなぁ
RS W 素直な性格ですぐに人を信じてしまう所がある
A そう。（笑）こうやって初対面の人と色々話せるのが楽しいの。家にいると寂しくなっちゃうからね。最近食べると・・
SS A 最近食べる量が少なくなったのに少し太りやすくなってきてませんか？
A 何でわかるの？
RS W 純粋だからこそ傷つきやすく食べることと寝ることが大好き
A 凄い。何でわかるの？
SS A うん。○○さんのイメージが下りてきてるんです。
RS W みんなでわいわい騒ぐのが好きだよね？
A うん、そうだね、でも一人でいるときもいいね。
SS A みんなでわいわい騒いでいて急に何か寂しくなったことはありませんか？
A うん、ある。急に落ち込んじゃったりした。
SS W 皆といるときには見せないかもしれませんが、家に一人でいるときにはときどき人間関係にすごく悩んだりするのではないでしょうか？
A うん、最近鬱になっちゃって、3週間くらいずっと引きこもってたんだ。誰とも会いたくなくなっちゃって。
SS A 大変だったね。会社は勤めるつもりだよね？
A 本職はあったよ、事務をやってたんだ。
／ 3週間休んでたってことだけど、本職でそんなに休めるの？
A うん、派遣なんだ。これから又復活するよ。
SS W 実は傷つきやすかったり、繊細な部分があるんじゃない？
A そうだね。
SS W 見た目はにタフに見えるけど実は傷つきやすく精神的にもろいですよね？
A うん、そうだよ、よくわかるね。
／明るく見えるけど、明るいって言われても全然嬉しくないでしょ？
A うん、明るいねってよく言われるけど、本当はそうじゃないんだよね。全然嬉しくない。
SS A 表面的な自分は本当の自分じゃない。自分はもっと深い人間なんだ。表面で見える部分だけでみんな評価するけど、自分はそんな薄っぺらい人間じゃない。そう思っていますね？
A うん、凄いね、よくわかるね。
SS W 普段は明るくされていても、時々強い不安を覚えませんか？
A うん、すぐ不安になる。今日は楽しかった。また会いたいな。
／うん。また会えるよ。じゃあね（笑）

番号付きリスト１から５６まで解説します。

Ｗｅタイプのストックスピールです。Wｅタイプと見越して、このフレーズを使いました。
少しは喜んでいる様子は見えます。でも服装に関することは、Ｍｅタイプには使わない方が無難でしょう。
Ｗｅタイプのストックスピールです。
ヒットしました。
Ｗｅタイプのストックスピールです。
また、ヒットしました。どうやらＷｅタイプと考えてよさそうです。
Ｗｅタイプのストックスピールです。
またヒットしたので、驚いている様です。
この答え方もテクニックです。でも、服装で外向的かそうじゃないかは大体、察しは付きます。
Ｗｅタイプのストックスピールです。
当たりで、友達の言動が気になると言う情報を得られました。
Ｗｅタイプのストックスピールです。
当たりです。
僕は普通に質問します。
相手は普通に答えます。
僕は普通に質問します。
ここで結構、有力な情報を得られました。
Ｗｅタイプのストックスピールのような、質問の仕方をしています。
Ｗｅタイプのストックスピールのような、答え方です。
僕は、理解してあげます。
ここで、徐々に心情を明かすようになってきました。家族の問題もあるようです。
僕は、同意します。
ケンカも多い言う超有力な情報まで得られました。
このフレーズもテクニックなのです。
ＡＬＭＩＧＨＴＹタイプのストックスピールです。
このフレーズもコールドリーディングなのです。フリーだと言うことみたいです。
この答え方もコールドリーディングなのです。
これからについて、悩んでいると言う情報まで得られました。
Ｗｅタイプのライトハンドシステムを使ってみました。
こういう風に言ってもらえると本当にうれしいです。それと向こうから最近食べると・・・とささやかな情報をくれました。
相手の答え方に合わせて、ＡＬＭＩＧＨＴＹタイプのストックスピールを使いました。
ヒットしました。このフレーズも当たりやすいのでおすすめです。
Ｗｅタイプのライトハンドシステムです。
大ヒットです（笑）
コールドリーディングの王道的な答え方をします。
Ｗｅタイプのライトハンドシステムです。
半分は当たっているけど、半分は外れたみたいです。
ＡＬＭＩＧＨＴＹタイプのストックスピールです。このフレーズも結構当たりやすいです。
ヒットしたようです（笑）
Ｗｅタイプのストックスピールです。
凄い、有力な情報を話してくれました。
大変だねといいつつ、会社は続けるよね？と聞いてみました。
前は、事務をやっていたと言う情報も得られました。
僕は普通に質問します。
派遣でやっていると言う情報も得られました。
Ｗｅタイプのストックスピールです。
当たりです。
Ｗｅタイプのストックスピールです。
当てられ続けて、何でこんなにわかるのか不思議がっています。
これはコールドリーディングで言うアンビバレンスの原理です。
相手もアンビバレンスの定義であるような答え方をしてくれました。
僕はアンビバレンスの定義をそのまま、話しました。
これも、ヒットするとはわかっていました。
Ｗｅタイプのストックスピールです。
当たりました。
相手は喜んでくれました。僕もとても満足で充実した日でした。

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どうでしょうか？今回のリーディングは、全部と言っていいくらい、ヒットしていました。それに本当にたくさん、本人の情報も得られました。知らないうちに相手の方から色々しゃべってしまう。これこそが正に、コールドリーディングの真骨頂です。自分としては、リーディングの出来は良い方でした。やはり、コールドリーディングにかかると、気持ちよくなって自分の方から情報を提供してしまうのです。

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いかがだったでしょうか？楽しめたでしょうか？
ちなみに言っておきますが、僕のは机上の空論ではありません。本当に実例です。僕はこのブログで詐欺師を養成したいわけではありません。日常の生活、コミュニケーションに正しく活用して豊かな環境を構築するという意味でコールドリーディングを活用するのが第一人者の石井裕之先生の提唱していることです。コールドリーディングは元々は確かに欧米の偽占い師の話術ですが、日常に正しく活用すれば、仕事、恋愛、家庭といった人間関係の問題はなくなります。又これに近い手口を使ってくる詐欺師も確かにいます。なのでそれを防ぐためにも予備知識になればいいなと思っています。今回はコールドリーディング実践例その１１について解説しました。

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脇村の日常で役に立つ技術ー雑記ブログ記事、次回もよろしくお願い致します。

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