コールドリーディング実践例その１９

こんにちは脇村です。僕のブログでは、本業での実務上のＥＸＣＥＬ、ＡＣＣＥＳＳマクロ＆ＶＢＡの使えそうなコードの紹介、コールドリーディングの実践例、日常のつぶやき－脇村、今の時代を生き抜くために－脇村、電話占い師の現場、最近読んでいいなと思った本等について、主に発信していきたいと思っています。

お待たせしました（笑）これからストリートでのコールドリーディング実践例を続々とＵＰしていきます。楽しんでいただければなと思います。言ってしまえば、口説くようなことを言っているのに近いかも知れません。しかし、悪意を持ってやっているわけではありません。自分のために使うコールドリーディングはろくなことにならないと下記ＤＶＤで石井裕之先生はおっしゃっています。

コールドリーディング虎の穴極〜KIWAMI〜フォレスト出版

ちなみに僕が一番影響を受けたコールドリーディング本は下記になります。

僕は自分の人生を高めるためにコールドリーディングを日常で活用することに重きを置いています。相手も喜び、自分も喜ぶ。これができるだけでも、すごい所属感が出てきます。信頼関係が築ければ、何を話しても何をやっても相手は好意的に取ってくれます。嘘だって本当になる。相手はあなたの事を信じてやまない、多くの人に好かれる。 そういう展開に持っていき、日常生活を豊かにしていきたいと。コールドリーディングは一瞬で相手との信頼関係を築く技術です。ところで最初はボロボロに外れるから友人を捕まえて練習みたいなことを書いている情報が他でありましたが、関係ありません。（笑）本で覚えたらいきなり実践で使ってみてください。水にぬれなければおよげません。外れたとしても相手に気持ちを向けたことには変わりありません。だから外れたとしても好意的にとってくれます。

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今回の女性は、第一印象は凄くＷｅタイプ的だったので、それに即したリーディングをしてみたのですが、意外にもＭｅタイプ的な要素が強かったです。話していて印象は良かったので、もしかしたら人によって態度が変わって来るのかもしれません。終始Ｗｅタイプのリーディングで進めましたが、相手の方からＭｅタイプの属性の方が強いという情報を出してくれたというのが、今回の展開でした。

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文中、出てくる記号について

SS MはＭｅタイプのストックスピール
RS MはＭｅタイプのライトハンドシステム
SS WはＷｅタイプのストックスピール
RS WはＷｅタイプのライトハンドシステム
SS AはＡＬＭＩＧＨＴＹタイプのストックスピール
F Aはフォーラー効果
GF Aはグラフォロジーのコールドリーディング

ストックスピール
誰にでも当てはまるようなあいまいな事を言って、本当に自分の事だけの事を言われているように錯覚させるリーディングです。
（関連記事：コールドリーディング講義（アンビバレンス））
（関連記事：コールドリーディング講義（覚え方））
（関連記事：コールドリーディング講義（ストックスピール－基本））
（関連記事：コールドリーディング講義（ストックスピール－タイプ分け））
（関連記事：コールドリーディング講義（ストックスピール－使い方））
（関連記事：ストックスピールで相手の心を意のままに動かす（コールドリーディング））
ライトハンドシステム
いきなりストックスピールが難しい時にはこの技法を使えば取っ掛かりができます。
ライトハンドはＷｅタイプです。
・右親指の連想ワード:”親分肌”
・右人差指の連想ワード:”人が好き”
・右中指の連想ワード:”現在”
・右薬指の連想ワード:”情緒”
・右小指の連想ワード:”赤ちゃん”
レフトハンドはライトハンドの反対です。つまりＭｅタイプです。
・左親指の連想ワード:（”親分肌”の反対で）”職人肌”
・左人差指の連想ワード:（”人が好き”の反対で）”人が苦手”
・左中指の連想ワード:（”現在”の反対で）”過去と未来”
・左薬指の連想ワード:（”情緒”の反対で）”論理”
・左小指の連想ワード:（”赤ちゃん”の反対で）”自立”
（関連記事：コールドリーディング講義（ライトハンドシステム））
（関連記事：コールドリーディング講義（ライトハンドシステムを基に実践））
フォーラー効果
コールドリーディングの原型ともいえる文章で12個あります。本当にこの世に存在するほとんどの人に強く当てはまるフレーズです。
（関連記事：コールドリーディング講義（フォーラー効果））
グラフォロジー
グラフォロジーとは書いた位置、大きさ、傾き、スピードなどでどういう性格の人なのかを見抜く技法です。これと併せてライトハンドシステムやストックスピールを使えばいいリーディングになるでしょう。
（関連記事：コールドリーディング講義（グラフォロジー））
ズームアウト／ズームイン
相談者の反応に応じて、言葉の定義を広げたり狭めたりして、ミスからヒットに結び付けるテクニックです。
（関連記事：コールドリーディング講義（ズームアウト／ズームイン））
サトルクエスチョン＆サトルネガティブ
質問していることを悟られずに質問して、相手の情報を引き出すテクニックです。
（関連記事：コールドリーディング講義（サトルクエスチョン＆サトルネガティブ））
サトルプリディクション
ミスの起こりえない予言をします。未来を予言し、相手の心を離れなくするテクニックです。
（関連記事：コールドリーディング講義（サトルプリディクション））
イエスセット
相手にできるだけたくさんイエスを積み上げていって、信頼関係を築き、最後の方で本当に「はい」と言ってほしいことに、同意させる手法です。
（関連記事：コールドリーディング講義（イエスセット））
催眠誘導（マインドリーディング）
潜在意識レベルでのコミュニケーションテクニックです。マスターできれば、人間関係が今よりもずっと楽になるはずだし、はるかにハッピーなものになるはずです。
（関連記事：コールドリーディング講義（催眠誘導））

石井裕之先生が提唱するタイプ分けには「Ｍｅタイプ」と「Ｗｅタイプ」と言うタイプ分けがあります。
▼Ｗｅタイプは「わたしたち＝調和」「わたしたち」という考え方がまず第一にあるＷｅタイプの人は、当然、周囲の人たちとの「調和」ということを大切にします。いわゆる、チームワーク型です。みんなと一緒にいて「わたしたち」を感じていると安心できるし、そういうときに力を発揮するのです。そういう性格ですから、Ｗｅタイプは、基本的には「みんなが仲間だ」と思っています。情に厚く、思いやりがあります。自分の利害を超えて、人のために一生懸命になれる人です。人から頼られると断れないところがあります。
▼Ｍｅタイプは「わたし＝自立」一方、Ｍｅタイプの感性の中核には「わたし」がありますから、「自立」ということに高い価値を置いています。Ｗｅタイプがチームワーク型なのに対して、Ｍｅタイプは個人プレーヤー型です。そのほうが楽だし、実力を発揮できるのです。人から励まされたりアドバイスされたりすることよりも、「自分自身がどう考えるか」ということのほうを重視します。自分が納得できればそれでいい。逆に、自分が納得できなければ、人からどんなに高く評価されても満足しません。
Ｗｅタイプは「わたしたち」を大切にする。Ｍｅタイプは「わたし」を大切にする。それとこれは僕の解釈なのですが、タイプ分けにはもう一つあると思っていまして、それはタイプ問わず本当に誰にでも当てはまるストックスピールがあります。これを僕はＡＬＭＩＧＨＴＹタイプと呼んでいます。
▼ＡＬＭＩＧＨＴＹタイプは当たりやすいんですが、当たってもややインパクトに欠けます。中々情報を引き出すところまではいけないことは実感として多いです。
なので、コールドリーデイングの理想としては「Ｍｅタイプ」と「Ｗｅタイプ」と言うタイプ分けでリーディングが出来れば、ベターなのかなと思います。

さあ、前置きはこの辺にして実践例を提示します。

脇村と相手の女性との会話のやり取りです。

SS W まあ落ち着いてるけど何かすごく存在感のあるファッションですよね？
A そお、そういう風に見える？
RS W 姉御肌で人から頼られることが多い
A そうかなぁ。
SS A 僕はそう思うけどね、自分では気づいていないんじゃない？
RS W 面倒見がよく、頼まれると断れなく、困っている人がいると損得を忘れて助けたくなる
A うん、歩いている時とか道を聞かれたりとか、何かの勧誘は結構あったりするの。
SS A やっぱりね、姉御肌なんですよ。そういう風に頼られたりするのがね。
RS W 細かいことにこだわらない、おおらかな性格ですね？
A そういう風に見える？
うん、そうですよ（笑）
RS W みんなでわいわい騒ぐのが好きですか？
A うん、でも一人でいる時間の方が好きだよ。
RS M うん、一人の時間も退屈せずに楽しめますよね？
A そう（笑）
SS W グループで作り上げる仕事のほうが性に合っている
A うん、でもどっちと言うとチームワークより個人プレーの方が好きだね。
RS M 本質的にはそういう才能が眠っていると思うけど、とはいえ人の力を借りるのを良しとしない、何でも自分でやってしまいたいタイプですね？
A そうなの。
RS W 細かいことにこだわらない、おおらかな性格ですね？
A そう、それはそうかも（笑）
／もっといっぱいお話ししたかったね（笑）
A うん（笑）

番号付きリスト１から２３まで解説します。

Ｗｅタイプのストックスピールです。ちなみにこのフレーズはＭｅタイプだとわかっている人には使わない方が無難です。
反応はぼちぼちでした。
ここでも、Ｗｅタイプのストックスピールを使ってみます。
うーん、反応はあまりよくありません。
ここで僕はミスを中和するテクニックテクニックを使います。
Ｍｅタイプのライトハンドシステムを使ってみました。
少しはヒットしたようです。
ここで僕は先程のミスの挽回としてもう一押ししました。
Ｗｅタイプのライトハンドシステムです。
ここでも反応はいまいちでした。
取り合えず、ここでは「そうだ」と押し切ります。
Ｗｅタイプのライトハンドシステムです。
意外にも外れました。しかし、一人でいる時間のほうが好きと言う、Ｍｅタイプの属性を持っていることが引き出せました。やはりコールドリーディングにかかると、いつの間にか有力な情報を出してしまうものなのです。
僕はオウム返しでＭｅタイプのライトハンドシステムを言いました。
これで、ヒットしたことになりました（笑）
ここで僕はあえて、Ｗｅタイプのストックスピールを使ってみます。
外れました。しかし、全然慌てません。しかも、また個人プレーの方が好きと言う、Ｍｅタイプ特有の性質だとわかりました。
ミスを中和するテクニック挽回するテクニックを使いながら、Ｍｅタイプのライトハンドシステムを使いました。
当たったことになりました。
ここでも何故か、Ｗｅタイプのライトハンドシステムを使ってしまいました。
ここでは、偶然ヒットしたようです。やはり少しはＷｅタイプの属性も持っているようです。
僕は普通にそう思いました。
相手も同意してくれました。

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どうでしょうか？もっとお話ししたかったのですが、今回は時間が取れなかったです。初めてあった時は、姉御肌っぽかったので、Ｗｅタイプだと見越して使ったリーディングはほとんど外れました。しかしミスを挽回するテクニックを使っているので、次の会話につなげています。ここでミスをそのままにして進むと、「なんだ適当にカマかけただけじゃないか」って思われてしまうので、ミスは必ず中和します。見た目はＷｅタイプ的なんですが、実はＭｅタイプの要素が強いという典型なのかもしれません。でも明るくていい子でした。

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いかがだったでしょうか？楽しめたでしょうか？
ちなみに言っておきますが、僕のは机上の空論ではありません。本当に実例です。僕はこのブログで詐欺師を養成したいわけではありません。日常の生活、コミュニケーションに正しく活用して豊かな環境を構築するという意味でコールドリーディングを活用するのが第一人者の石井裕之先生の提唱していることです。コールドリーディングは元々は確かに欧米の偽占い師の話術ですが、日常に正しく活用すれば、仕事、恋愛、家庭といった人間関係の問題はなくなります。又これに近い手口を使ってくる詐欺師も確かにいます。なのでそれを防ぐためにも予備知識になればいいなと思っています。今回はコールドリーディング実践例その１９について解説しました。

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脇村の日常で役に立つ技術ー雑記ブログ記事、次回もよろしくお願い致します。

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