こんにちは脇村です。僕のブログでは、本業での実務上のEXCEL、ACCESSマクロ&VBAの使えそうなコードの紹介、コールドリーディングの実践例、電話占いでの現場、最近読んでいいなと思った本等について、主に発信していきたいと思っています。
お待たせしました(笑)これからストリートでのコールドリーディング実践例を続々とUPしていきます。 楽しんでいただければなと思います。言ってしまえば、口説くようなことを言っているのに近いかも知れません。しかし、悪意を持ってやっているわけではありません。 自分のために使うコールドリーディングはろくなことにならないと下記DVDで石井裕之先生はおっしゃっています。
コールドリーディング虎の穴 極 〜KIWAMI〜フォレスト出版
ちなみに僕が一番影響を受けたコールドリーディング本は下記になります。
僕は自分の人生を高めるためにコールドリーディングを日常で活用することに重きを置いています。 相手も喜び、自分も喜ぶ。これができるだけでも、すごい所属感が出てきます。 信頼関係が築ければ、何を話しても何をやっても相手は好意的に取ってくれます。嘘だって本当になる。相手はあなたの事を信じてやまない、多くの人に好かれる。 そういう展開に持っていき、日常生活を豊かにしていきたいと。コールドリーディングは一瞬で相手との信頼関係を築く技術です。 ところで最初はボロボロに外れるから友人を捕まえて練習みたいなことを書いている情報が他でありましたが、関係ありません。(笑) 本で覚えたらいきなり実践で使ってみてください。水にぬれなければおよげません。 外れたとしても相手に気持ちを向けたことには変わりありません。だから外れたとしても好意的にとってくれます。
コールドリーディング実践例4の女性はWeタイプでしたが、今回の女性もほぼほぼWeタイプです。しかも100%に近いです。どうぞ楽しんでください(笑)
文中、出てくる記号について
- SS MはMeタイプのストックスピール
- RS MはMeタイプのライトハンドシステム
- SS WはWeタイプのストックスピール
- RS WはWeタイプのライトハンドシステム
- SS AはALMIGHTYタイプのストックスピール
- F Aはフォーラー効果
- GF Aはグラフォロジーのコールドリーディング
ストックスピール
誰にでも当てはまるようなあいまいな事を言って、本当に自分の事だけの事を言われているように錯覚させるリーディングです。
(関連記事:コールドリーディング講義(アンビバレンス))
(関連記事:コールドリーディング講義(覚え方))
(関連記事:コールドリーディング講義(ストックスピール-基本))
(関連記事:コールドリーディング講義(ストックスピール-タイプ分け))
ライトハンドシステム
いきなりストックスピールが難しい時にはこの技法を使えば取っ掛かりができます。
ライトハンドはWeタイプです。
・右親指の連想ワード:”親分肌”
・右人差指の連想ワード:”人が好き”
・右中指の連想ワード:”現在”
・右薬指の連想ワード:”情緒”
・右小指の連想ワード:”赤ちゃん”
レフトハンドはライトハンドの反対です。つまりMeタイプです。
・左親指の連想ワード:(”親分肌”の反対で)”職人肌”
・左人差指の連想ワード:(”人が好き”の反対で)”人が苦手”
・左中指の連想ワード:(”現在”の反対で)”過去と未来”
・左薬指の連想ワード:(”情緒”の反対で)”論理”
・左小指の連想ワード:(”赤ちゃん”の反対で)”自立”
(関連記事:コールドリーディング講義(ライトハンドシステム))
(関連記事:コールドリーディング講義(ライトハンドシステムを基に実践))
フォーラー効果
コールドリーディングの原型ともいえる文章で12個あります。本当にこの世に存在するほとんどの人に強く当てはまるフレーズです。
(関連記事:コールドリーディング講義(フォーラー効果))
グラフォロジー
グラフォロジーとは書いた位置、大きさ、傾き、スピードなどでどういう性格の人なのかを見抜く技法です。 これと併せてライトハンドシステムやストックスピールを使えばいいリーディングになるでしょう。
(関連記事:コールドリーディング講義(グラフォロジー))
石井裕之先生が提唱するタイプ分けには「Meタイプ」と「Weタイプ」と言うタイプ分けがあります。
▼Weタイプは「わたしたち=調和」 「わたしたち」という考え方がまず第一にあるWeタイプの人は、 当然、周囲の人たちとの「調和」ということを大切にします。 いわゆる、チームワーク型です。 みんなと一緒にいて「わたしたち」を感じていると安心できるし、 そういうときに力を発揮するのです。 そういう性格ですから、 Weタイプは、基本的には「みんなが仲間だ」と思っています。 情に厚く、思いやりがあります。自分の利害を超えて、 人のために一生懸命になれる人です。 人から頼られると断れないところがあります。
▼Meタイプは「わたし=自立」 一方、Meタイプの感性の中核には「わたし」がありますから、 「自立」ということに高い価値を置いています。 Weタイプがチームワーク型なのに対して、 Meタイプは個人プレーヤー型です。 そのほうが楽だし、実力を発揮できるのです。 人から励まされたりアドバイスされたりすることよりも、「自分自身がどう考えるか」ということのほうを重視します。 自分が納得できればそれでいい。 逆に、自分が納得できなければ、人からどんなに高く評価されても満足しません。
Weタイプは「わたしたち」を大切にする。 Meタイプは「わたし」を大切にする。 それとこれは僕の解釈なのですが、タイプ分けにはもう一つあると思っていまして、それはタイプ問わず本当に誰にでも当てはまるストックスピールがあります。 これを僕はALMIGHTYタイプと呼んでいます。
▼ALMIGHTYタイプは当たりやすいんですが当たってもややインパクトに欠けます。中々情報を引き出すところまではいけないことは実感として多いです。
さあ、前置きはこの辺にして実践例を提示します。
脇村と相手の女性との会話のやり取りです。
- SS W 素敵なお洋服をセンス良く着こなしていますね。
- A うん。そう今熱いからね。
- SS W 見た目はタフに目えるけど実は傷つきやすく精神的にもろいんじゃない?
- A そうかも。え、何占い師?
- /うん。セラピスト、PM。
- A え、見えるの?私なんて初対面であった人は全然わかんない。
- SS B うん、相手の中に入り込んで相手を内側から観察することにより相手の心と一体になり相手の心を感じることができるようになる。
- SS F 外向的で愛想がよく、付き合いがいいときもある半面、内向的で用心深く引きこもってしまうこともある
- A うん、たまに引き籠りたいときある。
- SS A 最近何か落ち込んだことはありませんか?
- A ある。お姉ちゃんが家にきてケンカになった。
- /一人暮らしなの?何でけんかになったの?
- A お姉ちゃんがいきなり殴ってきたの。だから仕返しで殴り返してお互いに殴り合いになっちゃったの。
- /へーそれは大変だね。
- A それ以来会ってないし口も聞いてないもん。
- /大変だね。
- RS W 姉御肌で人から頼られることが多いんじゃないですか?
- A そうなのかな?
- SS A そうですよ。外見からはそう見えます。自分では気づいていないだけで本質的にはそういう所があると思いますよ。僕はそう思います。
- A そう言ってもらえると頼られることあるかも。
- RS W うん。面倒見がよく、頼まれると断れないんじゃないですか?
- A うん。そういうところある。
- SS A やっぱり姉御肌ですよ。
- A そうなんだ。自分でも気づいていなかった。みんなにも言ってみよ。(笑)
- RS W 困っている人がいると損得を忘れて助けたくなりますね?
- うん。そうだね。ほっておけない。
- RS W 子供好きですね?
- A うん子供は大好き。だって親戚の子供にもすぐなつかれるもん。
- RS W やっぱり姉御肌ですよ。初対面の人ともすぐに親しくなれるでしょ?
- A 何人か友達はいるよ。
- RS W 食べることと寝ることが大好き。
- A 両方とも大好きだよ。
- RS W 素直な性格ですぐに人を信じてしまう所がある。
- A 恥ずかしい(笑)
- SS W でも誰ともオープンに付き合うけど本当に心を開ける友達と思える人は数が少ないんじゃないですか?
- A 恥ずかしい(笑)見透かされているようで・・・
- SS A 実は気になっているけどそのままになっちゃっていることがありますよね?
- A あるけど人には言わないんだ。また次に話すね。
- SS W あなたは明るく見せているけれど、本当は一人知れず悲しむこともあるのではないでしょうか?
- A あるね。
- SS W あなたは普段とても明るいタイプですが、一人でいると意外と考え込んでしまうタイプですね。
- A そうだね。
- SS W 実は傷つきやすかったり、繊細な部分があるんじゃない?
- A あるある。
- SS W 普段は明るくされていても、時々強い不安を覚えませんか?
- A 感じるね。
- SS W あなたは自分のことを誰にも理解してもらえないと思っていますね
- A 思うね。
- SS W 自分が弱ってる時でも友達といる時は明るく振る舞うでしょ
- A そうそう。
- SS W すごいね、どうやってそういうのわかるの?
- SS A ドアをノックする音や服装、髪の分け方でわかるんだ。
- A わたしもやってみたいな、和食は好きですよね?
- うん、そうだね、よくてんやに行くよ。
番号付きリスト1から54まで解説します。
- Weタイプのストックスピールです。ちなみに服装に関することはMeタイプには使わない方が無難です。
- 普通に話してくれました。
- Weタイプのストックスピールです。
- 何か当てられた感じで、不思議に思ってそっち系の人間じゃないかと聞いてきました。
- 今は電話占い師ですが、ちょっと前まではそうでなかったのでセラピストと答えました。
- 本当に不思議がっています。本当は分かっているように見せかけているだけなのですが・・・
- コールドリーディングの定石的な答え方です。
- 有名なフォーラー効果の一つを使ってみました。このフレーズはWeタイプ、Meタイプどちらにも使えそうです。
- 当たっていたようです。(笑)
- 適当にALMIGHTYタイプのストックスピールを使ってみました。
- これが当たりました。ALMIGHTYタイプのストックスピールは当たりやすいけど、中々情報まで出してくないことが多いのですが。この日は運が良かったです。
- 超具体的な情報を出してくれたので、それについて掘り下げた質問をしました。
- 本当に具体的な情報です。コールドリーディングをやっていて楽しい事の一つはこういう風の開けっぴろげになって話してくれることです
- このフレーズもテクニックです。言葉に詰まったらこれだけでもいいです。(笑)
- 本当にいい情報を出してくれます。
- このフレーズもテクニックです。
- Weタイプのライトハンドシステムです。
- 自分でも気づいていない面を突かれて少し戸惑っています。
- このフレーズで本当に変わっていきますよ。ここで重要なのは、相手がどう答えても押しきる事です。
- ほら。こういう風に言うと自分でもそれを探し始めるんです。
- もうWeタイプは確実そうなので、Weタイプのライトハンドシステムです。
- これは当たっていました。
- 僕は姉御肌だと言うところをここでさらにもう一押しします。
- そうすると自分でも気づいていなかった面を確認するようになるのです。それで人は変わります。
- Weタイプのライトハンドシステムです。
- いい答え方です(笑)
- Weタイプのライトハンドシステムです。
- 大当たりでした。本当にWeタイプらしいです。更に具体的な情報まで出してくれました。
- 僕は姉御肌だと言うところをここでさらに又もう一押しします。そしてWeタイプのライトハンドシステムです。
- やっぱり友達はいるそうです。
- Weタイプのライトハンドシステムです。
- 本当にWeタイプらしい答えです。
- Weタイプのライトハンドシステムです。
- 当たらずとも遠からずで恥ずかしがっています。
- Weタイプのストックスピールです。
- ほぼほぼ当たっているようです。
- 適当にALMIGHTYタイプのストックスピールを放り投げます。
- あるようですが、ここでは保留にしたいようです。
- Weタイプのストックスピールです。
- 当たりです。
- Weタイプのストックスピールです。
- 当たりです。
- Weタイプのストックスピールです。
- 当たりです。
- Weタイプのストックスピールです。
- 当たりです。
- Weタイプのストックスピールです。
- 当たりです。
- Weタイプのストックスピールです。
- 当たりです。
- ストックスピール6連チャンヒットです。ここでほぼほぼ信頼関係は築けたと言っていいでしょう。
- これは本当に僕の経験上の話なんです。部屋をノックする音でも判別材料に使っています。
- 相手も興味を持って僕に心理的な事を試そうとしています。
- 僕は適当な返事をします。
今回の女性はほぼ100%Weタイプでした。又自分の情報もたくさん出してくれました。本当に色々しゃべってくれました。これもコールドリーディングを実践していく上での楽しみの一つです。これはフィッシングという技法です。
フィッシングとは会話の中でさりげなく探りながら相手の情報を引き出すことです。コールドリーディングとは相手のことを当てるテクニックではなく私のことをわかってくれると信頼させ相手の方から情報を開示させるための技術です。その意味でフィッシング/パンピングはコールドリーディングの最も重要なスキルだと言えるのです。フィッシングとは会話の中でさりげなく探りながら相手の情報を引き出すことです。パンピングとはしつこく質問して情報を聞き出すこととか誘導尋問というような意味です。しかしフィッシングと同じものだと考えていただいていいでしょう。参考文献:一瞬で相手を落とす! コールドリーディング入門 石井裕之(著)・フォレスト出版
いかがだったでしょうか?楽しめたでしょうか?
ちなみに言っておきますが、僕のは机上の空論ではありません。本当に実例です。 僕はこのブログで詐欺師を養成したいわけではありません。日常の生活、コミュニケーションに正しく活用して豊かな環境を構築するという意味でコールドリーディングを活用するのが第一人者の石井裕之先生の提唱していることです。 コールドリーディングは元々は確かに欧米の偽占い師の話術ですが、日常に正しく活用すれば、仕事、恋愛、家庭といった人間関係の問題はなくなります。 又これに近い手口を使ってくる詐欺師も確かにいます。なのでそれを防ぐためにも予備知識になればいいなと思っています。 今回はコールドリーディング実践例その5について解説しました。
脇村の日常で役に立つ技術ー雑記ブログ記事、次回もよろしくお願い致します。
関連記事
コールドリーディング実践例その4
コールドリーディング実践例その3
コールドリーディング実践例その2
コールドリーディング実践例その1
意中の人を口説き落とした話術(コールドリーディング)5回目解説
意中の人を口説き落とした話術(コールドリーディング)4回目解説
意中の人を口説き落とした話術(コールドリーディング)3回目解説
意中の人を口説き落とした話術(コールドリーディング)2回目解説
意中の人を口説き落とした話術(コールドリーディング)1回目解説