コールドリーディング講義（サトルクエスチョン＆サトルネガティブ）

こんにちは脇村です。僕のブログでは、本業での実務上のＥＸＣＥＬ、ＡＣＣＥＳＳマクロ＆ＶＢＡの使えそうなコードの紹介、コールドリーディングの実践例、電話占いでの現場、最近読んでいいなと思った本等について、主に発信していきたいと思っています。

あらゆる健全なコミュニケーションに正しく活用したいと言う趣旨でテクニックを使って人間関係をよくしていこうと考えるのはズルいような気がしてしまいがちですが、相手にとって気持ちのいい環境を作ってあげる、相手が心を開きやすい、リラックスできる、何でも話せる環境を作ってあげるためのテクニックと考えるとまた違った考え方ができる。それが石井裕之先生が提唱するコールドリーディングの概要だと思います。参考文献あの人の「特別な存在」になる法則〜コールドリーディングDVDブック石井裕之(著)

ちなみにこの本はＤＶＤが付属になっていまして、むしろこのＤＶＤの方が目玉かも知れません。もしAmazonで購入を考えているならＤＶＤがついているか確認した方がいいですね。

今回はコールドリーディングを使って、ダイレクトに質問しないで相手から情報を取る、サトルクエスチョンとサトルネガティブについて発信したいと思います。

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サトルクエスチョン

Ⅰ、サトルクエスチョンとは、質問していないふりをして質問をするという仕掛けです。ダイレクトに聞いたのではヒットさせたことにはなりません。

構文：
・～と言うのはなぜですか？
・～の意味は分かりますか？
・～と言ったら何のことでしょうか？
・～に心当たりはありますか？
・～と言うのは正しいですか？
・～には何か重要な意味はありますか？
・～というのはなんだろうな・・・

例）「彼の機嫌が悪くなったのは、なぜですか？心当たりはありますか？」
サトルクエスチョンのフレーズを２個つなげています。これで相手はほぼ返答してくるでしょう。自分が何を話したいかはどうでもいい。相手が話したいことを話させてあげる。それがコールドリーダーの役割です。自分がしゃべるよりも相手にたくさんしゃべらせる。そうすると相手の方も気持ちがよくなっていろいろ情報を開示してくれるでしょう。自分の話を十分に聞いてもらって満足すると、ようやく相手の話を聞こうと言う余裕が生まれてきます。

Ⅱ、それと、文章を途中で終わらせてクライアントの方から情報を出させると言う技法もコールドリーディングで言うサトルクエスチョンです。
例）「その方は、職場で知り合った方ですか？それとも外で・・・ 」
すると相手が勝手に続きを補ってくれます。文章が最後まで終わらないと気持ち悪いと思うのが人の心理です。文章を途中で終わらせて、続きは相手にしゃべらせる技法です。

Ⅲ、それともう一つ、わざと間違えて情報を引き出させると言うテクニックもあります。これもサトルクエスチョンです。人は間違いを訂正しようと言う習性があるのでこれを利用し、正しい答えを引き出させることができます。日常で、どこでも使えるテクニックです。

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サトルネガティブ

サトルネガティブとは、はったりをヒットさせる仕掛けです。サトルネガティブは、否定疑問文なのです。否定疑問文で、質問してないようで情報を探っているのです。

構文：
・～ではありませんよね？
・～には心当たりないですよね？
・～ということには気づいていないですよね？
返答：
・はい、違います。
・いいえ、そうです。

例）「結婚はしていないですよね？」と聞けば相手がどう答えても正解になるのです。

返答：「はい」の場合
A はい、していません。
SS A そうですね。でも、近いうちに、凄くリーダーシップがあって、男らしくてかと言って、厳しくもなくやさしく謙虚なんだけれども、凄く自分というものを持っている人が近いうちに現れます。

返答：「いいえ」の場合
A いいえ、しています。
SS A そうですよね。あなたたちは、お互いの間にどんな誤解やトラブルが起こっても、それを乗り越えてさらに強い絆を作ることができる。認め合うことができます。これからきっとそうなりますよ。

SS A＝ストックスピール

否定疑問文を使えばハズレはないし、その後の会話で、何か情報を出してくれる率も上がります。ただ、ここで気を付けないといけないのは、確信もないのに、「結婚していますよね？」などと聞いてはいけません。当たっていればいいですが、外れた時は失礼に当たる場合もあります。サトルネガティブ、すなわち否定疑問文を使えば、そのような事故は回避できます。あくまで「結婚はしていないですよね？」と聞いてください。

=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-今回は、ダイレクトに質問しないで相手から情報を取る、コールドリーディングのサトルクエスチョンとサトルネガティブという技法ということで、また次回お願いします。

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