コールドリーディング講義(ミスの対処の仕方)


こんにちは脇村です。僕のブログでは、本業での実務上のEXCEL、ACCESSマクロ&VBAの使えそうなコードの紹介、コールドリーディングの実践例、電話占いでの現場、最近読んでいいなと思った本等について、主に発信していきたいと思っています。

あらゆる健全なコミュニケーションに正しく活用したいと言う趣旨でテクニックを使って人間関係をよくしていこうと考えるのはズルいような気がしてしまいがちですが、 相手にとって気持ちのいい環境を作ってあげる、相手が心を開きやすい、リラックスできる、何でも話せる環境を作ってあげるためのテクニックと考えるとまた違った考え方ができる。 それが石井裕之先生が提唱するコールドリーディングの概要だと思います。 参考文献 あの人の「特別な存在」になる法則 〜コールドリーディングDVDブック 石井裕之(著)

ちなみにこの本はDVDが付属になっていまして、むしろこのDVDの方が目玉かも知れません。もしAmazonで購入を考えているならDVDがついているか確認した方がいいですね。

今回はコールドリーディングを使ってミスをした時の対処法について発信したいと思います。

コールドリーディング虎の穴 極 〜KIWAMI〜フォレスト出版

上記のDVD、LESSON7まであるのですが、個人的にはLESSON4が一番重要だと思っています。LESSON4はミスの処理の仕方について講義をされています。
ミスの処理をしないでリーディングを進めると、相手は?とか尋問されているとか、適当にカマかけただけじゃないかと思われてしまいます。
そういうわけで、ここがコールドリーディングを使っていく上で特に重要なところです。
逆にこのミスを切り返すテクニックを使えるようになると、凄いことに全てのリーディングが当たったことになるのです。
外れがあったとしても、当たったところだけの印象が残るのです。それはリーディングを通して実感してきました。
自サイト、コールドリーディング実践例〇でも提示している例を見ても、「あ、俺ってこんなにリーディング外してるんだ」と思うところがあるのですが、実際は僕も、相手も当たっていたところの印象だけが強く残っているはずなのです。

「セレクティブメモリ」というワナ

人は、事実を記憶しているというよりも、印象を記憶していると言っていい。リーディングで言われた事が的中していたという印象が強ければ強いほど、外れていたリーディングは忘れやすくなるのです。
「人の記憶はそんなにいい加減なものではないだろう?」とあなたは思うかもしれません。でも、記憶は”加工”された上で思い出されるのです。そしてその加工に影響するのがセレクティブメモリです。コールドリーダーは、このセレクティブメモリというものに大きな信頼を置いています。ミスをしたり、間違ったリーディングをしてしまうことを、少しも恐れていないのです。仮に80%のミスをしても、相談者を驚愕させる20パーセントのヒットがあれば十分だということを知っています。現実にはリーディングの8割が外れていても、相談者の心の中には「ズバリ言い当てられた!」という印象だけが残ります。コールドリーダーはその2割をいかに演出するかにエネルギーを注ぐのです。

参考文献「一瞬で信じこませる話術 コールドリーディング 」石井裕之(著)・フォレスト出版

ただセレクティブメモリにしても、やはりミスを切り返すテクニックを使って盤石な物になると思います。

8bit(ハチビット)

ハッピーカムカム

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ミスの対処の仕方

外した時は、「AをA’に置き換え」の技
コールドリーディングをやっても、当てられないことがやはりあります。これは相手のことを完全に読めるわけがないので仕方がありません。しかし、ミスをした時にどう対処するかがコールドリーディングの肝心なところです。リーディングをミスした時に、リカバリーする具体的な方法が紹介されています。

・とりあえず何かリーディングをして、リーディングミスしてしまった。
・ミスしたリーディングをAとする
・Aの表現をちょっと変えたのがA’
・外れたリーディングは2度口にしない
・外してしまうことがやはりあるので、リカバリーすれば良い

上述したように、Aが外れていてもA’の表現を使うことで、ミスをカバーすることができます。

AをA’に置き換える10のテクニック

①意識/潜在意識
意識ではそうではありませんが、潜在意識ではA’です
②現在/過去
今は克服しているが、以前にはA’ということがあったと思います
③現在/未来
今はそうではないかもしれないが、近い将来A’になる可能性があります
④自分/他人の目
自分ではそう思わないが、他人からはA’と見られることがあります
⑤一部だけは当たっている
もちろん、全体的にはそうですが、A’というところも一部あります
⑥気づいていない
もちろん、自分ではまだ気づいていないと思いますが、A’のところがあります
⑦忘れてしまっている
もう忘れているかもしれませんが、A’ということがあったかもしれません
⑧解釈できない
A’であることは確実なんだけど、どう解釈したらいいんだろう…
⑨保留する
そうですか・・・これについては、あとからもう一度検討してみましょう
⑩間違っていてよかった
間違っていてよかった。なぜならAは望ましくないから

リーディングにミスはつきものです。しかしここにある10個の型に当てはめることによって、ミスしたリーディングを中和します。すると相手からは「外れた」と思われず、逆に「こうなんだ」と情報を出してもらえることもあります。 ミスは必ず中和します。それをしないで先に進むとミスの印象が残り、相手は尋問されている気分になってしまいます。 「NO」や「リーディングミス」をさばく技術を高めると、「そうではなくて実はこうなんだ」と解釈してもらえて、普通の対人関係もスムーズにいくようになります。

僕が主に使っているのは③、⑥、⑦です。
例えば

・/最近何か落ち込んだことはありませんか?
・Aうん、ないよ。
・/本当はあると思うよ、忘れているだけなんじゃない?
・/最近何かやろうと思いながら、まだ手につけてないことがあるんじゃないですか?
・Aうん、ないね。
・/今はないけど、これから出てきますよ。
・/実は気になっているけどそのままになっちゃっていることがありますよね?
・Aうん、ないよ。
・/本当はあるんだけど、それを表に出そうとしない所がすごいですね。
・(笑)
・/あなたは一人で本当によくやっている
・Aそお。
・/今あなたの心の底には暗い靄の様なものが見えますが、何か不安を抱えていませんか?
・Aいや、ない。
・/あなた自身は気がついていないかもしれないけれど、心の奥深いところでは不安を抱えているのですよ。
・/今、自分に自信が持てなくなっていますよね?
・Aそんなことないよ。
・/いや、内面には自信のなさが感じられます。とはいえ
・/自分はまだまだできる、こんなものじゃないと思っていませんか?
・Aそうだね(笑)

上記は自サイト、コールドリーディング実践例その20からの抜粋ですが、序盤外れまくっています。しかし太字で示したところがミスを中和するテクニックです。これを使うことによって、次につなげています。この後は運よく比較的ヒットが続きました。ちなみに青いフォントの文章は僕のオリジナルです。コールドリーディングを使って、コールドリーディングだと見破られたことはこれまで一度もありません。ただ一度だけ、ドキッとしたことがあって、「それは誰にでもあると思うよ」と言われた時です。実際、コールドリーディングのストックスピールは、誰にでも当てはまるようなあいまいな事を言っています。だからそう言われた時、「見破られたか?」と思いました。でも実際は気づいていなかったようです。コールドリーディングを使って、もし相手が「それは誰にでもあると思うよ」と言ってきたら、「うん、あなたには特にそう感じました。」と答えれば切り返せます。これも僕のオリジナルです。「うん、あなたには特にそう感じました。」と何とか切り返せたとき、我ながらうまくできたなと思いました。実際、石井裕之先生のお話ですと、コールドリーディング虎の穴 極 〜KIWAMI〜のLESSON4では、覚えやすいように10個に絞っているようですが、本当はもっとあるようです。ですので、オリジナルのミスの対処の仕方は考えていっていいと思います。繰り返しますが、このミスを切り返すテクニックを使えるようになると、凄いことに全てのリーディングが当たったことになるのです。だからミスを恐れずに、ストックスピールやライトハンドシステムそしてフォーラー効果を使い、堂々とリーディングが出来るようになります。
例えば、「イルカの置物を持っているよね?」とカマをかけます。するとほぼほぼ100%外れます。しかし全然慌てません。相手が、「いいや持ってないよ。」と答えたとします。そしたら、「うん、確かに今は持ってないかもしれないけど、これから持ちたいという気持ちが芽生えるかもしれないよ。」と答えれば当たったことになります。つまり正解になるのです。もちろん最初にカマをかけたフレーズが当たってたら神様扱いです。

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以上、コールドリーディングでミスをした時にどう対処するかということで、次回も脇村の日常で役に立つ技術ー雑記ブログ記事、よろしくお願い致します。

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