こんにちは脇村です。僕のブログでは、本業での実務上のEXCEL、ACCESSマクロ&VBAの使えそうなコードの紹介、コールドリーディングの実践例、電話占いでの現場、最近読んでいいなと思った本等について、主に発信していきたいと思っています。
僕は副業で電話占い師もやっています。今回は電話占いの現場でのリーディングミスの処理の仕方について発信したいと思います。これはコールドリーディングのテクニックなのですが、電話占いにおいても特に重要度は高く感じられます。
外した時は、「AをA’に置き換え」の技
コールドリーディングをやっても、当てられないことがやはりあります。これは相手のことを完全に読めるわけがないので仕方がありません。しかし、ミスをした時にどう対処するかが、コールドリーディングでも電話占いでも重要なところです。リーディングをミスした時に、リカバリーする具体的な方法を紹介します。とりあえず何かリーディングをして、リーディングミスしてしまった。ミスしたリーディングをAとします。Aの表現をちょっと変えたのがA’。Aなんですが、A’というところがある。外れたリーディングは2度口にしない。外してしまうことはやはりあるので、A’の方にうまく話を方向転換する。リカバリーする必要がある。Aが外れていてもA’の表現を使うことで、ミスをカバーすることができます。
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AをA’に置き換える10のテクニック
- 意識/潜在意識: 意識ではそうではありませんが、潜在意識ではA’です
- 現在/過去: 今は克服しているが、以前にはA’ということがあったと思います
- 現在/未来: 今はそうではないかもしれないが、近い将来A’になる可能性があります
- 自分/他人の目: 自分ではそう思わないが、他人からはA’と見られることがあります
- 一部だけは当たっている: もちろん、全体的にはそうですが、A’というところも一部あります
- 気づいていない: もちろん、自分ではまだ気づいていないと思いますが、A’のところがあります
- 忘れてしまっている: もう忘れているかもしれませんが、A’ということがあったかもしれません
- 解釈できない: A’であることは確実なんだけど、どう解釈したらいいんだろう…
- 保留する: そうですか・・・これについては、あとからもう一度検討してみましょう
- 間違っていてよかった: 間違っていてよかった。なぜならAは望ましくないから
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リーディングをミスした時に、リカバリーする具体的な方法
・/最近何か落ち込んだことはありませんか? ・Aうん、ないよ。 ・/本当はあると思うよ、忘れているだけなんじゃない?(7.忘れてしまっている) ・/最近何かやろうと思いながら、まだ手につけてないことがあるんじゃないですか? ・Aうん、ないね。 ・/今はないけど、これから出てきますよ。(3.現在/未来) ・/実は気になっているけどそのままになっちゃっていることがありますよね? ・Aうん、ないよ。 ・/本当はあるんだけど、それを表に出そうとしない所がすごいですね。(オリジナル) ・(笑) |
上記の例ですが、3つほどミスを中和するテクニックを使っています。これで外れたフレーズはクリアされ、当たったことになるのです。
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リーディングにミスはつきものです。しかしここにある10個の型に当てはめることによって、ミスしたリーディングを中和します。相手からは「外れた」と思われず、逆に「なんでわかったんだろう」と助けてもらうこともできます。ミスは必ず中和します。それをしないで先に進むとミスの印象が残り、相手は尋問されている気分になってしまいます。「NO」や「リーディングミス」をさばく技術を高めると、コールドリーダーとしてだけではなく、普通のコミュニケーションにも活かすことができるようになります。
参考文献 コールドリーディング虎の穴 極 〜KIWAMI〜 フォレスト出版
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以上、ミスをした時にどう対処するかという技法ということで、脇村の日常で役に立つ技術ー雑記ブログ記事、次回もよろしくお願い致します。
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