電話占いの現場での相談者が喜ぶことについて

こんにちは脇村です。僕のブログでは、本業での実務上のＥＸＣＥＬ、ＡＣＣＥＳＳマクロ＆ＶＢＡの使えそうなコードの紹介、コールドリーディングの実践例、電話占いでの現場、最近読んでいいなと思った本等について、主に発信していきたいと思っています。

僕は副業で電話占い師もやっています。今回は電話占いの現場での相談者が喜ぶことについて発信したいと思います。相談者ですが、結局は言ってほしい事を言ってあげれば喜びます。「上げ鑑定はしません」とか余計な情報はありましたが、現実的なことを言いすぎるとお客さんは帰ってしまいます。

カモは自分の話しか関心がない。カモが聞きたいのは徹頭徹尾、自分自身の事だ。これがコールドリーディングの大原則だ。全く厚かましい限りだが、カモとは自分は特別に選ばれた人間で、隣人たちよりも意味のある人生を送るに値するのだと思い上がりを持っている。だから占いなど受けに来るのだ。そうでなければ、いいことも悪いことも自分の人生だと受け入れ、感謝して毎日を生きていけるはずではないか。愚かなカモたちよ。いくらでも、喜んでお前たちの話をしてやろう。お前たちの財産をすべて吸い尽くすまで。
あるニセ占い師の告白ジョン・Ｗ・カルヴァー＆石井裕之先生(著)・フォレスト出版

相談者が聴きたがっていることを話す。 これはコールドリーディング虎の穴極〜KIWAMI〜のLESSON2.コールドリーダーのための10のルールの一つですが、これをやってあげるのが結局は一番なのかなと思います。コールドリーディング虎の穴極〜KIWAMI〜フォレスト出版

人を傷つける真実より人を幸せな気持ちにさせるウソの方が尊い事もあります。

前のブログでも書きましたが、僕はタロットのイメージを読み取ってそこから降りてきた声でリーディングをすると言うことができません。だから大アルカナだったら22枚ありますが、各カードに合わせたリーディングをあらかじめ仕込んでおいてそれを読んでいます。電話占いでは顔が見えないのでこういうことができるのが最大のメリットです。『あの人が今抱く私の印象は？について占います。愚者のカードが出ました。あの人はあなたに対して、「自由で個性的な人」という印象を抱いているでしょう。少しつかみどころがないように感じているかもしれませんが、オープンな雰囲気でプラスなイメージを持っているはず。もしかすると、あなたに一目置いているかもしれません。ただ、残念ながら恋愛対象になるほど興味を抱いていないかも…。恋人候補として意識してほしいのであれば、恋のアプローチが必要になってくるかもしれません。』などと、上記のメッセージを言ったのですが、怒って帰ってしまいました。ただ、残念ながら恋愛対象になるほど興味を抱いていないかも…。がマズかったのかもしれません。実際自分でもリーディングをしていてこれは言わない方がいいかなとは思っていたのですが、あえて言ってみたら結果は悪かったです。タロットはそのカードを引いてその時下りてきたメッセージを伝えるのがセオリーなのですが、ここは適材適所で対応しないといけないのかなと実感として学んだ気がします。「あなたは凛とした芯の強い女性です。彼はそのあなたに支えてもらいたいと思っているようですよ。」くらい言っておけば良かったです。もっと言えば、自分の占いのフェーズはあるのですが、その順番を崩していきなりタロット占いをしたのもマズかったと思います。冒険したのですが失敗でした。やはり、最初は相手との信頼関係を築いてからタロットを使うのが僕のリーディングです。

以上、占いでは相談者が言ってほしい事を言ってあげた方が喜ぶということで、また次回お願いします。

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