おすすめ本「微差力」

こんにちは脇村です。僕のブログでは、本業での実務上のＥＸＣＥＬ、ＡＣＣＥＳＳマクロ＆ＶＢＡの使えそうなコードの紹介、コールドリーディングの実践例、日常のつぶやき－脇村、今の時代を生き抜くために－脇村、電話占い師の現場、最近読んでいいなと思った本等について、主に発信していきたいと思っています。

今回、紹介したい本は微差力斎藤一人(著)です。

ｐ158ページ中、特に印象に残った箇所をピックアップさせてください。

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ｐ27人生は四つ玉ゲーム
何か商売する時に、これは人のためにもなる、自分のためにもなる、そして、社会のためにもなるというものは、絶対、成功します。仕事のコツって、たった、それだけです。なぜかと言うと、人のためにしかならないと、自分が細ってきてお手上げ、長続きしないのです。そうではなくて、自分のためにもなって、人のためにもなるのなら、お互い長く続きます。ところで、あなた、自分だけが得するような考えで仕事をしていませんか？そういうものは、最初のうちはうまくいったとしても、長くは続きませんよ。

ｐ35目からウロコ！の「成功」の仕組み
冷たいようですが、まず自分を助けてから人を助けるようにしないと、いい知恵は出ません。脳の構造はそうなっているんです。自分の脳は、まず自分を守る構造になっているんです。だから、愛というのも、日頃から「自分は何とか食べていけるようになって幸せ」になったら、その次は「他の人が幸せになるようにして」と、順番があるんです。みんな、自分のことをうんと忘れている人を見ると、「えらいな」「すごいな」みたく思うけど、自分も愛さないで人を愛するなんて、できないんですよ。もし、それができるのなら、一階無しで二階から家が建ちますよ。だから、元の「一」ができてないんですよ、「自分を愛して」ができてない人は。

ｐ40人生、うまくいかない人、自分の事忘れていませんか？
人生、うまくいかない人はね、必ず、脳の構造を無視しているんです。人生の成功、「守り」というものは自分から始めるものです。自分を守り、会社を守り、お得意さんを守り・・・。自分から回って行かなかったら、渦ってできない。だから、商売でも、自分のためになって人のためにもなる、社会のためにもなる。これが道理なんだから、よく考えてごらん。そんなもの、当たるに決まってるんですよ。本当に、世の中っていうのは、道理なんです。やる前から分かるんですよ。「結果はやってみなきゃわかんない」って、やる前からわかってますよ、って。だから、道理どおりにやってください。道理どおりにやっている人には、必ず神が味方しますからね。

ｐ45道理どおりで「手から鳩」
ついてる、うれしい、楽しい、感謝してます、幸せ、ありがとう、許します。この天国言葉を口にし、天国思いをすることによって、出る波動が違い、人相が違うと、呼び寄せる現象が違う。いいことが起きるのです。こういうことは、私にとって不思議なことではありません。知らない人は「斎藤さんは不思議な話をする」と言うけれど、あなたが暗い顔、ぶすっとした顔で「ついてない」だとか、愚痴、泣き言を口にしていると、人があなたを嫌うのです。分かります？あなたに会いたくなくなるんですよ。この世の中、運でも、お金でも、人が運んでくるのです。お金だけが歩いてるとか、財布だけが歩いてるとかって、ないでしょ？幸運というものですら、人が運んでくるのです。明るい服も、笑顔も、天国言葉でも、人に好かれる、「また会いたい」と思ってもらえるコツです。だから、私の教えは不思議でもなんでもなくて、道理どおりなんですよ、って。

ｐ54科学を分析すると、普通に成功神ひらめきを分析すると、奇跡的成功
「大金は天が与える」というのです。お金は天が与えるということは、「天が与えたくなる人は、どんな人だろう」私はそんなことを考えます。そうすると、どう考えたって、お金持ちになっているような人より、お金を持ってもいばらない方がいいんです。人に良い事あったら「良かったね」と言ってあげたほうがいいんです。周りの人に親切にしている方がいいんです。

ｐ70この世は、全て「微差が大差」
この世はどういう道理でできているかと言うと、微差が大差。微差が大差を生むのです。オリンピックでも、金メダルと銀メダル、世界記録と、もうちょっとで世界記録というのでは、世界の注目度から言ったらえらい違いですよね。だけど、能力的なことでいったら、0.1秒とか微差の世界です。山だって、「富士山は日本一だ」ということは知っているけれど、2番目に高い山はどこですかって、ほとんど知らない。3番だと、もっと知らない。2番と1番とでは、知名度がぜんぜん違うんです。富士山の知名度は凄い、二番目に比べて100倍、もしかすると1000倍かもしれないくらい、富士山の知名度ってすごいんです。この微差、笑顔だったり、言うことが肯定的だったり、着ているものが華やかだったりするだけで、この微差がかけ算になってくるのです。ものすごい、結果が違ってきちゃうんですよ。本当に、仕事でも、日常生活でも、いろんなことが違ってくるのです。

ｐ79微差が、やり得なんだよ
この微差でグン、微差でグンッと、上がる。微差で倍ぐらい行くのです。微差を一つ、二つ、三つ・・・・と積み重ねていくたび、グンと上、グンと上、だから、微差がすごいんです。微差で大差がつくのです。そして、微差だから、やった方が得なんですよ。分かりますか？大差でないと大差がつかないなら、私たちには打つ手はありません。だけど、同じ商品を売っている店がいくつもある中で、お客さんが「あそこの店へ行こう」なるのは、店員さんの笑顔がいいとか、微差です。「お客さん、いつも、おしゃれですね。お客さんを見ていると、私も嬉しくなっちゃう」とか、言われただけで、お客さんはその店を贔屓にするのです。お客さんが喜ぶ事を言う人は、別にお世辞で言っているのではなくて、本当にそう思っていたりするのです。そして、そう思っている人は、他にもいっぱいいます。ただ、他の圧倒的大多数の人は、思っていても黙ってる。ここが微差なんです。

ｐ81成功の秘訣（分かる人には、この話はすごい話ですよ）
人間界って、面白いですよ。人間は、大体同じような波動の人と一緒にいるのです。簡単に言うと、「常に、どんぐりの背比べ」みたいなものです。その中で、一個だけ微差をつけると、ちょっと、頭一個分、上がります。頭一個分上がる、それだけで十分です。

ｐ90惜しまれて会社を辞める人が成功する
実を言うと、惜しまれて辞めるというのは、成功の秘訣なんです。惜しまれずして会社を辞めた人で、その後の人生、成功した人はまずいません。成功している人は、会社を辞める時に必ずを惜しまれて辞めているのです。
惜しまれて辞めるとなったら、いつも笑顔で働いて、上司に「おーい、斉藤君」つて呼ばれたら、「はい！」って、いい返事をしたりするとか、しなきゃいけないんです。返事が良くて、笑顔で働いていたら、仕事を頼みやすいから、倍頼まれるんですよね。ところが、人生、失敗する人というのは、「同じ給料なら、働かない方が得だ」と思うのです。だから、職場で頼まれごとをした時、嫌な顔するんです。いやいや返事するんですよ。そうすると、上司や周りの人が仕事を頼みづらくなっちゃう。頼みやすい人と頼みづらい人、笑顔と返事、たったこれだけの微差です。これで、雲泥の差が出るんです。会社にとって、愛想よく返事して、笑顔で仕事をやってくれる従業員ぐらい、ありがたい人はいないのです。分かりますか？なおかつ、仕事を倍頼まれると、人の倍、仕事を覚えるんですよ。どんどん、お仕事ができるようになる。だから、仕事を倍頼まれるような人は、どこの会社へ行こうが、独立しようが、仕事がうまくいくようになっているのです。辞めた後に成功するかしないかは、仕事を倍頼まれることは得だとわかっているかどうかなんです。だから、会社を辞める時は、半年間なら半年間、そこで一生懸命働いて、惜しまれて辞めてください。それが、次の職場へ行っても、次の仕事をしても必ず成功する鍵です。そして、今、あなたがいる職場で、成功する秘訣でもあるのです。

ｐ104際限なく頭が良くなる方法
人間の頭ってね、本当は、際限なくよくなるんです。頭が良くなる人と、ならない人の違いは、「微差の凄さが分かるかどうか」たった、これだけなのです。だから、微差の凄さがわかり、微差を積み重ねていった人間は、際限なく頭が良くなる。微差が大差なんです。微差を追求して、追求して、微差を突き詰めていくと、いろんな考え方が見えてくるのです。

ｐ120会社の生命線、ここが分かれ目
これからは、「大きくしない」つもりのところが、大きくなるのです。どういうことかと言うと、今既に、お客さんがいるのです。その人達が絶対満足するものを出せばいいのです。それを、その人たちのことを忘れて新しい客層に目を向ける。新しい客層に目を向けても、現実に、今の人たちも満足してないのに、新しい人を呼び込んだってしょうがないのです。でも、今の人たちが満足すれば、その人たちが知り合いを紹介してくれたり、「あそこのお店、いいよ」と噂もするから、新しいお客さんも来るのです。だから、商売は、広げようとしてはいけません。それより、充実させるのです。今、来てくれているお客さんが「楽しくてしょうがない」と思うようなことをするのです。人は美味しいものを食べれば、楽しくなっちゃいます。お客さんと明るい会話をすれば、もっと楽しくなっちゃうのです。そうやって、今、来てくれている人が楽しむことをいつも考えて実行すれば、お客さんは絶対に増えます。だから、今、自分の目の前にいる人を喜ばせてください。外に目を向けちゃだめです、目を離しちゃだめなんです。そこで微差、微差、微差を積み重ねていけば、そこから絶対、ものが動き出します。

ｐ129皆に必要な観音菩薩の行
指導者というのは、いい話さえすれば良い、ではありません。いい話するのは当たり前。聞くムードまで作らなきゃダメなんです。分かりますか？相手が聞きたくなる雰囲気にならなきゃ、それを醸し出さなきゃダメなんですよ。そうすると、大勢の人を救えるんですよね。この押し出しを、自分のためでなく、人のために、あなた、できますか？自分のためだけを考えて、おしゃれしてる人、大体ダメになります。だけど、人のため、ばっかり考えてる人も駄目です。やっぱり、自分のためにも人のためにもなるのが、本物ですよ。

ｐ150あなたは神に愛されている！
建設的な行動は建設的な結果をもたらす、いいことが起きるのです。「ついてる」とか、天国言葉を言うのも行動です。アクセサリーをつける、1000円のブローチをするのも行動です。明るい色の服を着るのだって、行動でしょ？この建設的な行動に、結果がついてくるのです。そんなもの、当たり前のことです。道理通りです。念ずれば通ずるって、「念ずる」のも行動なんです。念じて、念じて、行動したくなるほど、念じてください。だから、うまくいってることは、全て建設的な行動の結果なのです。それで、何度も言うようで申し訳ないけれど、行動しないと何もならない星なのです、ここは。それは、歴然たる事実なのです。だから、行動する。

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いかがだったでしょうか？微差がすごく、微差で大差がつく。そして、微差だから、やった方が得と言うことを学べました。

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赤いフォントにしたところが、本書で特に読めてよかったなと思うところでした。

まとめると、自分のためにもなって、人のためにもなるのなら、お互い長く続きます。冷たいようですが、まず自分を助けてから人を助けるようにしないと、いい知恵は出ません。脳の構造はそうなっているんです。自分も愛さないで人を愛するなんて、できないんですよ。この世はどういう道理でできているかと言うと、微差が大差。微差が大差を生むのです。人間の頭ってね、本当は、際限なくよくなるんです。頭が良くなる人と、ならない人の違いは、「微差の凄さが分かるかどうか」たった、これだけなのです。だから、微差の凄さがわかり、微差を積み重ねていった人間は、際限なく頭が良くなる。微差が大差なんです。微差を追求して、追求して、微差を突き詰めていくと、いろんな考え方が見えてくるのです。という風にしました。

以上、微差力斎藤一人(著)について取り上げてみました。

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ちなみに名著と言えば
・嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え　岸見一郎 (著), 古賀史健 (著)
・完訳 7つの習慣人格主義の回復(新書サイズ) 新書　スティーブン・R・コヴィー、フランクリン・コヴィー・ジャパン
・人を動かす文庫版　Ｄ・カーネギー (著), 山口博 (翻訳)

自己啓発書は時間がないなら、この３つを読めばおよそは補完できると言われています。ほとんどの自己啓発書の思想は上記の著書から影響を受けているように感じます。上記３冊は内容すべてが素晴らしく、僕が一つずつピックアップする必要はなさそうです。読まれてない方は是非一読いかがでしょうか？

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というわけで脇村の日常で役に立つ技術ー雑記ブログ記事、次回もよろしくお願い致します。

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