こんにちは脇村です。僕のブログでは、本業での実務上のEXCEL、ACCESSマクロ&VBAの使えそうなコードの紹介、コールドリーディングの実践例、日常のつぶやき-脇村、今の時代を生き抜くために-脇村、電話占い師の現場、最近読んでいいなと思った本等について、主に発信していきたいと思っています。
今回、紹介したい本は、僕が30代で50億円の資産を作れたのは、誰でもできるシンプルな事を大切にしただけ。午堂登紀雄(著)です。
自己啓発本として、これまで学習してきたことが何度か出てきて、自分の知識が正しかったということを確認できた一冊でした。p192ページ中、特に印象に残った箇所をピックアップさせてください。
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p 25自分のゴールデンタイムを知る
あなたは、自分のゴールデンタイムをご存知でしょうか?1日の中で最も集中できる時間帯を、私は「ゴールデンタイム」と呼んでいます。これは、人によって違います。午前中に頭が冴える人と、午後からの人、夜に集中できる人など様々。自分のゴールデンタイムを知ることは、とても重要です。そこの時間帯に最も重要な稼げる仕事をぶつけることで、生産性が上がるからです。多くの人は、よく睡眠時間を削って何かをするという発想をしがちですが、そんなことをしなくても大丈夫。自分に合った時間=自分の「ゴールデンタイム」を知って仕組みを作れば、最高に生産性を上げることはできます。自分の得意な時間を知れば、人生は勝ったも同然!
P 36「時間密度」を凝縮させる
私がコンサルティング会社に勤めていた時の事です。クライアント企業のある部長は、毎朝定時に出社するものの、最初にやることは新聞を広げ、コーヒーを飲むことでした。それから30分から1時間経ったところで、ようやく仕事に取り掛かります。もちろん、それにやるべき仕事が片づくのなら問題ありません。でも彼は、毎日残業していたのです。こういう人、実は多いのではないでしょうか。これを防ぐために、「時間密度」という発想を持ってみましょう。これは、「24時間全てみっちり詰め込む」のではなく、単位時間あたりの処理スピードを上げ、「集中できる時に、集中してやるべきことをやる」という意味です。その他の時間は、適当に気を抜いて流してもいい、というのが「時間密度」の考え方です。「残業しないで、サクッと帰ろう」と思えば、昼間の時間の密度が濃くなります。でも、夕方5時過ぎてから、「まだこれから一仕事しよう」と思えば、どうしてもだらだらとした時間の使い方になってしまいがちです。先ほどのゴールデンタイムとも関連しますが、とりあえず重要な仕事を片付けてしまえば、あとは別に明日に回しても構わないでしょう。やるべき時にやることをやる!
P 38「時間密度」の高め方
長時間労働をしたからいい仕事ができるのか、良いアウトプットができるのかというと、実際にはそれほどの相関関係はなさそうです。私自身、原稿を執筆するときも、集中してわっと書いたほうが、ダラダラと時間をかけて書いた時より、まとまりのある文章が書けますし、講演のレジュメは企画書も、短期間でまとめた方が、メッセージが凝縮されたものが出来上がります。つまり先ほどの「時間密度」という発想を導入すると、「スピード」と「クオリティ」が両立できます。「早かろう、まずかろう」ではなく、「早くて、うまい」が実現するわけです。「クオリティ」を上げるためには、時間をかけてやろうとするよりも、「時間密度」を上げる方向に持っていくのです。具体的には、例えば「これからの1時間は伝票処理タイム」「このレポートは30分で終わらせる」と集中的にやるべきことを定めます。次に、携帯電話やスマートフォンのタイマー機能を使って時間を設定します。そして ヨーイドンでスタートし、一気に片付けるのです。一日一回、持てる力を爆発させる時間をつくれば、あなたは変わる
P 40睡眠時間は削らない
「時間密度」を考える上で重要なことがあります。それは、「集中力」です。「集中力」がなければ、時間の「密度」は濃くはできません。「時間密度」を上げるために欠かせないエンジンが、「集中力」と言えるでしょう。そのためにも、私は睡眠時間だけは削らないようにしています。よほどの締め切りに追われているとか、遅れると多大なる損失や迷惑をかけるという場合には寝不足でも何とかなります。しかし平時であれば、睡眠不足ほど大敵はありません。寝不足で頭がぼんやりしている時は、どんなに強固な意志をもってしても、「集中力」は高まりません。午後などはむしろ、生産性が下がってしまいます。また、睡眠不足は前向きな情報が維持できず弱気になったりネガティブな発想をしがちだということにも気がつきました。タイムマネジメントとは、睡眠時間を削ってまで仕事を詰め込むことではなく、同じ時間内でより良いアウトプットをすることです。「集中力」を上げて、「時間密度」を高める最も重要なカギは、「睡眠」が握っています。そのため私は、1日7時間から8時間は寝るようにしています。睡眠は最強の薬と思え
P 47可処分時間を増やす「並列思考」
1日24時間をそれ以上に増やすには、「並列思考」で自分の行動を組み立てることです。移動時間はただ移動にだけ費やすのではなく、電車の中なら本を読む。タクシーなら携帯で打ち合わせをするなど、移動と他の事がセットででき、時間が2倍になります。自分の使える時間である「可処分時間」を増やすには、並列思考が有効です。これに対して、一定の時間に同じ事を集中してやるのは「直列思考」です。例えば、この時間は伝票入力を一生懸命やろうとか、この時間は原稿書きに集中しようとか、この時間はメール返信に費やそうなどと、あることを集中してやるのが「直列思考」です。ながら技を極めて、時間を倍にする
P 49コストパフォーマンスからタイムパフォーマンスへ
映画を見に行って、とてもつまらなかったとします。この場合、あなたが損した金額はいくらでしょうか?映画代の1800円?いえ、違います。12000円の損です。年収500万円のサラリーマンの時給を約2500円とします。仮に自宅から映画館までの往復が約2時間なら、上映時間の2時間と合わせて、合計4時間を費やしていますから、2500円×4は1万円。それに往復の交通費を加えると、12000円以上の損と言うわけです。私たちはお金を投下する時、コストパフォーマンス(費用対効果)を重視します。お金は減れば目に見えますが、時間は見えないので、どうしても軽視してしまうのでしょう。もちろん、コストパフォーマンスとタイムパフォーマンスは、それぞれが置かれた立場や状況、社会的なステージによっても異なります。例えば収入が少ない人にとっては、相対的に人間よりお金の優先順位が高くなるし、収入が多い人にとっては相対的にお金より時間の優先順位が高くなる、ということはあるでしょう。しかし、お金は失ってもまた稼げばいいだけですが、失われた時間は取り戻すことができません。そこでこれからは、タイムパフォーマンス、つまり時間対効果についても意識してみることが大切です。あなたの寿命は毎日毎分、短くなっていることに気づけ
P 51見切る勇気を持つことが大切
先のタイムパフォーマンスの考え方で行くと、「迷わない」「決断力の速さ」「見切る勇気」が重要になってきます。とにかくあれこれ迷うよりも、まずやってみる。その場合、自分なりに判断基準と言うか、仮説を持っておくと意思決定スピードが上がります。映画やレンタル DVD も、ちょっと見てつまらなそうだったら、見切ってぱっとやめる。「お金を払ったからもったいない」と言って最後まで付き合うのは、お金と時間のダブル損になります。であれば、損失はお金だけに食い止める方が得というものです。捨てる決断が新たなチャンスを呼び寄せる
P 53ビジネスは走りながら軌道修正する
仕事に、完璧な準備などありえません。どんなに周到な準備をしていても、走り始めてみると、まったく別の方向に転換しなければならないことはよくあります。軌道修正を迫られる可能性があるなら、準備は計画に必要以上に時間をかけるのではなく、見切り発車でも良しとする姿勢を持っておくことです。新規事業はまさにその繰り返しで、計画通りうまくいく方が珍しいものです。事業計画書の作成を推奨するコンサルタントや起業セミナーは、ほとんど当てにはなりません。1年間を調査と計画に費やして、次の1年で一巡させるようなのんびりとした時間軸ではなく、1日でプランニングし、一週間で一巡させる。それによって、前者の52倍の経験値が得られます。例えば、週の前半に新しいセミナーの企画を思いついたら、すぐに週末の貸し会議室押さえ、告知文章を考える。その日の夜には就業ウェブサイトをアップし、募集を開始。メールマガジンはブログでも告知する。そして土曜日にセミナーを開催して資源回収。終了後は課題を洗い出し、次の企画や集客のための参考とする、という風に。他人が1年間で経験することを、自分は一週間で経験する。他人が10年間で得られるノウハウを、自分は1年間で身につけるのです。早く動けば早く結果がわかる。早く次の課題が見えてくる
P 61早朝出社の「前残業」という考え方
先に残業は悪ではないと話しましたが、ただ、夜通しになる残業はどうしてもダラダラする傾向があるので、私自身は「前残業」を心掛けています。最近はほぼ個人で活動できるようになったので就業時間は24時間ですが、自分の会社を起こした時、始業時間の1時間前の8時半には出社していました。社員が来る9時半までの1時間が、私の「前残業」の時間です。その1時間では、基本的には集客のための時間に費やしました。メルマガの原稿を書いたり、ホームページの更新や修正といったこと以外にも、販売エリアの拡大、アライアンスの方向性などを考えていました。夜、ひとり会社にいて作業するより、朝、一人で作業する方が、私は捗る気がします。誰も見ていない一人の時間の使い方が差を分かつ
P 63時間をお金で買うという発想
お金は目に見えますが、時間は目に見えません。そのため、お金を出すのを渋ってしまって、お金と引き換えに得られる貴重な時間を見逃す事があります。お金と時間を一度、天秤にかけて、「今この状況はお金の方が大切なのか、時間の方が大切なのか」を見極めたうえで、判断する癖をつけることも必要です。つまりお金と引き換えに、何が得られるのかを考えたとき、それが時間であって、もし自分が時間を割いてそれをやっておく事によって、更に将来大きなリターンが得られるのであれば、あえてそこでお金を投下することで時間を買うのは、有効な先行投資だということです。お金を余計に払うことによって、より快適で集中できる時間が生まれるのなら、積極的に投資としてやった方がいいのです。家から会社までが遠い人も、特急券やグリーン券を買って乗ると、片道1時間なり2時間なりの移動時間が快適に、有意義に使えます。あるいはどうしても通勤の時間を短縮したければ、会社の近くに引っ越してしまうとか、会社の近くにマンションを借りるのも有効な投資です。そこをケチるかケチらないかで、自分の人生が大きく変わるような場面なら、当然お金を投資した方がいいのです。お金は何かをするための道具に過ぎません。目的があって節約するのは別ですが、ただ闇雲に節約するためにケチっても意味がありません。お金はなくなったら稼げばいい。失われた時間は取り戻せないことを知る
P 70情報を集めたければ、発信せよ
商売人の多くは、店や商品といった自分の情報を取り上げてもらうと、せっせとメディア(出版社やテレビ局)にリリース資料を送ります。なぜなら、メディアは情報を発信するからです。つまり情報は、発信するところに集まるということです。これは人も同じ。「自分はこんな情報を持っています」とか「こんなことに興味がある」とか「こんなことをやろうと思っている」と言った情報を外に発信しておくと、その情報に反応する人が現れます。「実は私も興味を持っていたんです」「それなら、こういう人を知っていますから、今度ご紹介しますよ」というふうに、さらに人も情報も集まります。情報だけでなく、人も紹介すればするほど、人脈が増えてきます。そんな成功体験があるので、「自分が思っていることを、何でもいいふらせ!」が私のモットーです。人によっては、アイデアが盗まれるのを警戒して、情報を隠す人がいます。でも、その程度で真似されてダメになるようなアイデアは、遅かれ早かれ消えていくでしょう。むしろ積極的に発信する方が、「こんな工夫も、あるんじゃない?」と他の人からフィードバックをもらえます。アイデアが未熟で自信がなくても、とりあえず言ってみる。すると、不思議なことに、自分の世界が広がっていきます。発信する人に情報は集まってくる
P 72情報をもらう時は、必ず自分も提供する
自分からは情報を出さずに、一方的に「情報をくれ」とやってくる人がいます。私も本を書いたり、講演で情報を発信しているので、色々な人からコンタクトがあります。例えば「金持ちになる方法を教えてください」とか、ただもう「会いたい、会いたい」と言ってくる人もいますが、一方的に「情報をくれ」ではなく、自分の方からも何かを提供する姿勢が大切です。クレクレ星人は、誰からも相手にされなくなっていきます。なぜなら、誰かに教えを請うということは、その人の時間を奪うことになるからです。そこで人に声をかける時は、「自分のこんな経験・情報をあなたに提供できます」とか、「あなたに役立ちそうなこんな人を紹介します」という風に、相手にとって役に立つ提案をすることです。それができないなら、きちんと報酬を払うのが筋でしょう。私の場合は、「一緒にジョイントセミナーをやるのはいかがですか?」などの提案もさせて頂き、相手の方から教えを請うようにしています。基本中の基本、ギブアンドテイクの精神を忘れずに
P 76一緒に飲むなら前向きな人少人数で
あなたは、どんな人と一緒にお酒を飲みたいですか?私の場合は、招待するのは、どうでもいい人ではなく、「以前から会いたいと思っていた人」。さらに、前向きな人です。経営者が集まると、基本的には儲かるネタとかビジネスの話題がほとんどです。そんな会話の途中で、「それは無理じゃないですか」などという発言をする人がいると、盛り下がってしまいますからね。自分の知人友人の中に招待する人がいなければ、参加メンバーにお願いすればいいでしょう。私の飲み仲間もみんな、その辺りは心得ていますから、毎回新鮮な話題、知らなかった世界を垣間見ることができ、非常に有用です。先ほど、情報は発信すればするほど集まってくるという話をしましたが、人脈も同じ。紹介すればするほど人脈が倍増していきます。情報も、お金も、人的資産も、使わないで囲っておいても、何の広がりも得られませんから、どんどん活用したいものです。人数は少なくても繋がりが強ければ、無理をせずに友人の友人、またその友人という風に輪が広がっていきます。生涯に出会える人数には限界があります。その中から人脈として繋がっていく人はもっと少ないでしょう。新しい人にどんどん会っていくという人はいますが、私はじっくり中を育んでいく方があっています。友達の数は少なくていい。ぐっと濃い友人を作ろう!
P 81「自己中」になっていないか考える
転職の理由で最も多いのが「職場の人間関係」。楽しい日々になるか憂鬱な日々になるかは、人間関係が握っていると言っても過言ではありません。ではなぜ人間関係の悩みが出てくるのでしょうか。実はその多くは、「自己中」つまり、自己中心的な考えから起こります。相手が自分の思った通りに動いてくれないから、ストレスが溜まってしまうのです。自分の価値観と相手のそれは違うのが普通です。しかし、自分の価値観を相手にも押し付けようとするから、「理解できない」「けしからん」「不謹慎だ」などという不満の言葉が出てくるのです。それは非常に自己中心的な発想ではないでしょうか。よく、会社に対して文句をいう人がいますが、会社だってそうです。そもそも会社とは、世の中に価値を提供し、利益を得ていく組織であり、従業員のために存在するわけではありません。また、仕事とはそもそも従業員のスキルアップのために設計されているわけではありません。だから、ただ仕事をしていれば能力が高まるわけでもないし、給料が維持されるというわけでも、もちろんありません。そして私は、こう発想を変えるようになりました。「人は自分の思い通りにならない。そもそもそういうものだ。」そう捉えておけば、相手がどう動こうと、それほど不満にはならないものです。そして、その中でいかにうまくやっていくかが本当のコミュニケーションです。また、人間関係の悩みを、愚痴を言うことで解決しようとする人もいますが、私は仲間同士で愚痴や悪口の言い合いをするのは避けた方がいいと思います。陰口は、回り回って必ず相手の耳に入ります。もし、どうしても愚痴をこぼしたいなら、会社とは全く関係のない第三者に話してみることです。第三者に客観的に聞いてもらうことで、本当に相手が悪いのか、単なる自分のわがままなのかが分かるでしょう。他人の文句が出てくるのは「自分がない」証拠
P 120一旦最後まで終わらせる
文章作成や企画書づくりで、一つひとつを丁寧にすることも大切ですが、一旦全体をざーっと終わらせてから細部の詰めに入った方が、目的やメッセージがぶれないことがあります。また、早く終わらせれば、その分、中身を確認したり、修正する時間の余裕ができます。結果的にその方が、最初から「完璧」を狙うより、クオリティの高いものになります。そうすれば、「一応全体像はできている」という安心感があるので、そこから中身のブラッシュアップに専念できます。また、仕事の手戻りを防ぐという効果もあります。例えば、ある仕事をやり終えた後で上司に見せたら、「こうじゃないんだよ」とダメ出しやら修正を迫られると、それまで費やした時間と作業が無駄になってしまいます。とりあえず細部には目をつむり、枠組みだけでいいので、超高速で全体のストーリーや構成を作って上司に見せる。もし本筋から外れていたら、最初の時点でフィードバックをもらえますから、無駄も防げるというわけです。最初から完璧を目指すのではなく、まず「出してみる」を心がける
P 136共通点を探すことに意味がある
たくさん本を読んでいると、大体同じようなことが書かれていることに気がつきます。普通は「何か新しいことを言っていると価値がある」と思いがちですが、それは逆です。いろいろな成功者が、皆同じことを述べているのだとすると、それが「真実」に近いと言えます。そこにある「共通点」こそが、自分にもできる可能性がある普遍的な教えなのです。もちろんその人なりの切り口や表現の仕方があるので、人によってテイストは違ってきます。でも行っていることの本質が一緒であれば、それを抽出することによって、得られるものが大きいと思います。ですから、私はたくさんの本を読みながら、いつも共通項を探すように注意しています。「なあんだ、前に読んだ本と同じじゃないか。つまらない」ではなく、「あ、この人もこう言ってる。これってやっぱり大事なんだ」と考えます。「それって共通項があるよね」という読み方をする人は、ポジティブな人。違いにばかり気を取られるのは、ネガティブなタイプに多く、そういう人はなかなか本から学べません。目の前の小さな変化や違いにばかり目を奪われていると、大きな流れに気がつきません。不変の「真実」を見失ってしまうのです。変化を敏感に感じ取り、先んじて対応することも確かに重要なことではあります。しかし、変化にばかり気を取られると、逆に変化に翻弄されてしまいます。成功者が言うことの共通点こそ本質である
P 154あえて仏滅に結婚式を挙げるという考え方
「仏滅に結婚式をあげよう」というと、どう感じるでしょうか?縁起が悪い?私が「仏滅」でもいいという根拠はこうです。もともと「大安」や「仏滅」は中国の「六曜」から来ています。しかし中国では意味がないものとして、その風習はとうに廃れています。ですが、日本人だけが律儀に昔の「六曜」を守っています。そんなこともあり、日本では「仏滅」に結婚式を挙げる人は少数ですから、仏滅の日は費用が安く、しかも貸切状態です。人がみんなそうするから、という理由で、深く考えもせず慣習に従うのは、自分の頭で考えて行動していない。「思考停止状態」に陥っているということです。とはいえ、最近は、仏滅を気にしないというカップルも増えているそうです。昔からあるルールを「なぜ?」と疑ったことはありますか?
P 165人のせいにする人は他人に振り回される人生を選んでいる
何かあると、すぐ他人のせいにする人がいます。上司が悪い、会社が悪い、政府が悪い、社会が悪い・・・。メディアも不平不満のオンパレードで、子供のいじめ問題、誰かの二股問題、失言問題・・・ヒステリーのように叩きます。もちろん、ケースバイケースで1、00%他人に非があるという場合もあるでしょう。しかし私たちの日常生活において、そんな場面に直面する方が稀です。そもそも自分の不遇が他人のせいであるならば、自分の人生はそんな人に振り回され、自分でコントロールできていないということです。何故不平や不満が出てくるかと言うと、他人に依存しているからです。「会社がこうしてくれればいいのに」→「会社がそうしなければ、自分は不利になる」→「会社の方針に左右される」「政府がこうしてくれればいいのに」→「政府がそうしなければ、自分は不利になる」→「政府の方針に左右される」というわけです。会社や政府に自分が振り回されるなんて、そんな脆弱なでつまらない生き方ってあるでしょうか。それよりも、「会社は関係ない」→「自分で努力して有利に持っていく」→「会社の方針が変わっても自ら対応できる」「政府は関係ない」→「自分で努力して有利に持っていく」→「政府の方針が変わっても自ら対応できる」と言える人が強いのではないでしょうか。そうすれば、会社や政府がおかしな事をしても、不満を抑えられるし、自分で何とかしようと必死で考え行動します。会社や政府の動きに、自分の人生が左右されることがなくなります。やるべきことは、他人に怒りの矛先を向けるのではなく、どうすれば他人からの影響を最小限にできるかを考える。他人がどうこうではなく、「では自分がどうすべきか?」に思考を巡らし、行動をする。それは無関心であれということではなく、依存度を下げるということです。そのためには、「人のせいにしない」というマインドセットが必要ですが、それが本当に自分の人生を自分で支配することになると考えています。人のせいにする人は、自分の人生のハンドルを自分で握っていない人
P 176不安は行動と挑戦によってのみ払拭できる
今年も来年も、そしてその次の年も、そのまた次の年も、激動の年になりそうです。これからの日本も世界も、どうなるか分かりません。そんな中、いいようのない不安を感じている人も多いと思います。私も不安がありますが、それ以上にワクワクしています。不安とワクワクを同時に抱えている状態ですが、未知の時代への期待感の方が大きいと言えます。なぜかと言うと、私はいつも「挑戦し続けること」を自分に課しているからです。守りに入れば、不安との戦いです。お金を守ろうとすれば、リスクを極度に恐れ、発想が小さくなります。地位を守ろうとすれば、周囲をイエスマンで固め、独裁に走ります。会社員という立場を守ろうとすれば、失敗を恐れ、新しいことに取り組まなくなります。挑戦するということは、当然、失敗もあるでしょう。でも、失敗を経験すると、「失敗したら何が起こるか」「どういう気持ちになるか」「次はどうすればいいか」を知ることができます。もちろん、これから私たちが生きる世界は、何が起こるかわからない、想像を超えた変革が起こりうる、前人未到の未来です。つまり、誰も経験したことのない、正解のない世界を生きていくわけです。だからこそ、何が起こっても「想定の範囲内」として対処できるように、経験の引き出しを増やしていくことです。そうすると、失敗は思ったほど怖くないということがわかりますから、再び挑戦できます。どの世界も、挑戦した人が富を得て、挑戦し続けた人が繁栄するのだと考えています。「成功の反対は、挑戦しないこと」といわれるゆえんです。挑戦こそ進化。挑戦し続ければ、変化が恐怖じゃなくなる(もちろん、新しいことに逃げることを奨励するわけではありません)。人生のバッターボックスに立ったら、見逃しの三振をしてはいけない
P 179日本には夢が溢れている
以前、夫婦でカンボジアへ視察旅行に行った時、現地のゴミ処理場を案内してもらいました。そこでは、5歳から10歳くらいでしょうか。孤児の子供たちが働いていました。しかも上半身裸で、靴も履いていません。彼らはうず高く積まれたゴミの山の中から鉄くずを取り出す仕事をしていて、夕方にはブローカーが来て、その鉄くずと交換にお金を受け取ります。しかし、丸1日働いてもらえるお金は、わずか40円ほど。彼らは思いっきりブローカに搾取されているのですが、仕事がないよりマシなので、文句も言わず、黙々と働いています。子供達の多くは、15歳まで生きられないそうです。裸足なので、足を怪我して細菌が入り、病院にも行けず、ほとんど数年で死んでしまうとのこと。ゴミ処理場に住んでいて、家もお金もなければ、学校にも行けないし、美味しいものも食べられない。彼らはその短い一生を、ゴミの山に囲まれて死んでいくのです。その様子を見た時、私は涙が出そうになりました。子供達が気の毒という気持ちと共に、いかに自分が恵まれているか、そのありがたさを実感したからです。と同時に、挑戦しないということが、とてつもなく罪悪だということも感じました。彼らは挑戦したくてもできない。携帯電話もパソコンも持てない。どこかへ逃げたくても、逃げられない。人生を変えたくても変えられない。こんな状態で、夢なんて見られるでしょうか。でも私たちは、やろうと思えば何だってできる、夢を見られるし実現に向かって走ることもできる。私たち夫婦は、日本に生まれてきたことに感謝しました。日本人に生まれたこと自体、ラッキーだと感じる
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いかがだったでしょうか?前述したとおり、自己啓発書として、これまで学習してきたことが、改めて体系化でき、読めて本当に得をした一冊です。
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赤いフォントにしたところが、本書で特に読めてよかったなと思うところでした。紫色は特に重要性が高そうです。
まとめると、仕事に、完璧な準備などありえません。どんなに周到な準備をしていても、走り始めてみると、まったく別の方向に転換しなければならないことはよくあります。軌道修正を迫られる可能性があるなら、準備は計画に必要以上に時間をかけるのではなく、見切り発車でも良しとする姿勢を持っておくことです。早く動けば早く結果がわかる。早く次の課題が見えてくる
お金は目に見えますが、時間は目に見えません。そのため、お金を出すのを渋ってしまって、お金と引き換えに得られる貴重な時間を見逃す事があります。お金と時間を一度、天秤にかけて、「今この状況はお金の方が大切なのか、時間の方が大切なのか」を見極めたうえで、判断する癖をつけることも必要です。お金はなくなったら稼げばいい。失われた時間は取り戻せないことを知る
商売人の多くは、店や商品といった自分の情報を取り上げてもらうと、せっせとメディア(出版社やテレビ局)にリリース資料を送ります。なぜなら、メディアは情報を発信するからです。つまり情報は、発信するところに集まるということです。先ほど、情報は発信すればするほど集まってくるという話をしましたが、人脈も同じ。紹介すればするほど人脈が倍増していきます。
どの世界も、挑戦した人が富を得て、挑戦し続けた人が繁栄するのだと考えています。「成功の反対は、挑戦しないこと」といわれるゆえんです。挑戦こそ進化。挑戦し続ければ、変化が恐怖じゃなくなる
という風にしました。
以上、僕が30代で50億円の資産を作れたのは、誰でもできるシンプルな事を大切にしただけ。午堂登紀雄(著)について取り上げてみました。
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ちなみに名著と言えば
・嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え 岸見 一郎 (著), 古賀 史健 (著)
・完訳 7つの習慣 人格主義の回復(新書サイズ) 新書 スティーブン・R・コヴィー 、 フランクリン・コヴィー・ジャパン
・人を動かす 文庫版 D・カーネギー (著), 山口 博 (翻訳)
自己啓発書は時間がないなら、この3つを読めばおよそは補完できると言われています。ほとんどの自己啓発書の思想は上記の著書から影響を受けているように感じます。上記3冊は内容すべてが素晴らしく、僕が一つずつピックアップする必要はなさそうです。読まれてない方は是非一読いかがでしょうか?
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というわけで脇村の日常で役に立つ技術ー雑記ブログ記事、次回もよろしくお願い致します。
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