おすすめ本「神様はすぐやる人が大好き。」

こんにちは脇村です。僕のブログでは、本業での実務上のＥＸＣＥＬ、ＡＣＣＥＳＳマクロ＆ＶＢＡの使えそうなコードの紹介、コールドリーディングの実践例、日常のつぶやき－脇村、今の時代を生き抜くために－脇村、電話占い師の現場、最近読んでいいなと思った本等について、主に発信していきたいと思っています。

今回、紹介したい本は、神様はすぐやる人が大好き。赤塚智高(著)です。

「すぐやる人」になることで、神さまが味方し、豊かな人間関係、時間、お金、人生が手に入ります。読むだけで行動スピードが爆上がりする「新時代の行動力バイブル」。ｐ240ページ中、特に印象に残った箇所をピックアップさせてください。

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ｐ2「はじめに」すぐやれない人が別人になったようにすぐやる人になる方法
この本は「行動力の本」です。ですが、この本の内容を、あなた自身が突き詰めた先には、ストレスフリーに限りなく近い人生が待っている。それをお伝えしたくて、冒頭にこんな話をしました。結論から言います。行動力を上げ、「すぐやる人」になる方法。それは「できないことは人に任せ、得意なこと、好きなことに集中する」。これだけです。これから本書でお伝えすることを意識していただければ、あなたは必ず「すぐやる人」になれます。すぐやる人になれば、日常が楽しくなり、日々の小さな幸せを実感できます。職場や家族、恋人、友人、パートナーとの関係性が良くなり、「やる」と決めたこと、「やりたい！」と思ったことを、すぐ実行できるようになるのです。すぐやる人の人生は別世界です。あらゆる願いがすぐやることで叶っていきます。これまでの人生がまるでモノクロームだったかのように、大好きな人に囲まれ、お金やチャンスが巡り、嫌な人がいなくなり、彩り豊かな人生になります。本編で詳しく解説しますが、「神様はすぐやる人が大好き」なのです。すぐやる自分になることで、まるで神様が味方してくれるかのように、幸運が舞い込み、あなたの人生は大きく変わります。とはいえ、すぐやる人は特別な人ではありません。「すぐやる人の考え方」「ちょっとしたコツ」を日々、心がけているだけです。そしてそれは、誰にでもできる簡単なものばかりです。人間関係のトラブルでよく言われるのは、話が合わない、価値観が合わないなどではないでしょうか？ですが、実は、特に仕事や恋愛のシーンで一番トラブルが起きやすいのは、「スピードが合わないから」です。あなたの周りにもいませんか？すぐやらないだけで、チャンスが目の前を通り過ぎた人、信用・信頼を失ってしまった人・・・。この本で詳しく解説しますが、人生は「スピードファースト」です。すぐやる自分になることで、チャンスや出会いが増え、いいことがいっぱい起きるようになります。人生とは行動の積み重ねです。すぐやるということは、あなたの人生に何かしらの結果が生まれることを意味します。あなたが、すぐやる人になれるかどうかを決めるのは、あなた自身の「在り方」です。なので、すぐやる自分になるためのテクニック（もちろん本書でもいくつかはご紹介します）だけを知りたい方には、この本は向いていません。一方で、すぐやる自分になるために、これまでの自分を振り返り、マインド部分から変えていきたい、人生を変えたいと思う方にとって、この本はかなり参考になるのではないかと思います。人生がうまくいっている人は間違いなく、すぐにやる人です。そして、自分が好きな人、大切な人と一緒に幸せな日常を過ごしています。すぐやる自分になった時、あなたが孤独か幸せかを決めるのもあなた自身の「在り方」です。すぐやる人になれば、毎日がハッピーになることを。

P 20にすぐやる人はメンタルが9割
完璧な人間なんていない。すぐやる人になるにおいて、まず最初に覚えてほしい事実です。いつもエネルギッシュに行動している人、頭脳明晰で隙がないような人でも、実際は誰もが欠点を抱えて生きています。では、そんな人達と行動できない人たちの間には、どんな違いがあるのでしょうか？それは、自分の欠点を認めているか、いないかです。ここであなたに質問です。あなたの欠点はどんなものですか？人に言えること、言えないこと、あると思いますが、ぜひ、考えてみてください。

ｐ24欠点が魅力に変われば、うまくいく
人は誰もがいびつな存在です。あえて完璧に生まれてこなかったことで、欠点を埋めるために人の力が必要になり、他力が働き、物事がうまくいく。欠点を認め、できないことは人に任せる。あなたはあなたができること、やりたいことだけをやる。これができるとあなたは、すぐやる人になります。やれる事、好きな事だけをやるんですから、当たり前ですね。では、どうすれば自分の欠点を否定しない自分になれるのか？それは、あなたの欠点を受け入れてくれる人と付き合うことです。そのために必要な最初の一歩は、本音で付き合う、ということです。相手に自分の本音を伝えること、それには伝え方のコツもありますが、今の時代、本音で付き合えない人と時間を共にすることで得られる恩恵は何もありません。逆に、本音で付き合える人、あなたが付き合いたいと思う人は、あなたの人生にとって必要な人なはずです。あなたの欠点はあなたの周りの誰かにとっては、魅力であり、磁石のようなものです。それがあるからあなたを応援したくなるのです。
3秒ですぐやる人になるコツ01　欠点を認め、できないことは人に任せる

P 27完璧を求めると、行動のスピードが遅くなる
すぐやる人になるために最も邪魔になるのが「完璧主義」です。今の時代は、完璧であることの方が、リスクがある時代です。一つの事に執着する事、形のあるものしか信じない、何かを決める時に、その道を行く誰かの事例を確認しなければ、エビデンスがなければ、自分で答えを出してすぐやることができない。これらは全て、完璧主義を内在する人の傾向です。完璧を求めると、行動のスピードが遅くなるばかりではなく、一歩を踏み出すことすらできなくなってしまいます。なぜなら、完璧主義な人は、完璧な一歩を求めるからです。すぐやる人になるために必要なのは、タイミングは自分で決めるということです。何かを始めるタイミング、何かを終わらせるタイミングも誰かのアドバイスに依存するのではなく、自分で決めるのです。大切なのは決めた後です。決めたことをすぐやることで、得られるものは成功だけとは限りませんが、うまくいかなかったことも、後でかけがえのない経験として返ってきます。

P 30 完璧主義をやめる、とっておきのコツ
とはいっても、完璧主義はやめられないから困っているんだという人もいるでしょう。そこで、完璧主義をやめるコツをお伝えしたいと思います。それは、「うまくやろうとしないこと」です。「なんだそんなことか」と思うかもしれませんが、このマインドをインストールすると、あっという間にすぐやる人に変わることができます。物事をすぐ始めることのできない人の頭の中は、「うまくいかせたい」「成功させたい」でいっぱいです。みんな、失敗したくないのです。そして、それをもし失敗すると、とんでもないことになってしまう、人生が終わってしまう、そう思っている方もいます。大丈夫です。それらは全て、思い込みです。この本のタイトルを覚えていますか？『神様はすぐやる人が大好き。』です。私自身の経験や身近な仲間、偉人に至るまで、つぶさに観察・研究してきて確信していることは、すぐやる人は、たとえ窮地に立たされたとしても、神様が味方しているのではないかというくらい100%、復活できるということです。すぐやる人は、うまくやろうと思っていません。もっと正確に言うと、これまでの人生の中で、やったことが全て上手くいくわけではないことを知っているのです。例えば、何か新しいことを始める。起業したり、恋人ができたりする。自分の中では、間違いないと思って始めた事も、いざ進めていくとそうではなかった、勘違いだったなんてことはザラにあります。

P 35整っている状態で間髪入れず行動する
大切なのはタイミングだということは、これまでの経験上わかっていました。そのタイミングとは、「やる気になった時にすぐやる」ということです。どんなにピンチが訪れても、ずっと沈んでいる状態はありえません。必ずどこかで浮上するためのタイミングが来ます。それは、マイナスからゼロに気分が戻った時です。ただ、どんな状況でも意識していたのは、「整ったらすぐやる」でした。正直な話、どんなに頑張っても、気分が落ちている時に一歩踏み出すことは簡単なことではありません。また、そんな状態で無理して踏み出した一歩がもたらす結果の大半は、傷口が悪化するように、ろくなことにはなりません。だからこそ、大切なのは、気分をチェックすることです。状況は全く変わっていないけれど、気分が楽な時、穏やかな時、それを感じたら、「すぐやる」と自分の中でルール決めをすることなのです。

P 38すぐやる自分になれば、幸せになれる
ピンチとチャンスが表裏一体です。どう考えてもピンチでしかない、そんな状況でも、すぐに行動を起こすことで、チャンスに気づくことができます。あなたにもピンチと言える事態がやってくることがあると思います。でも、そこには必ず、あなたの人生を飛躍させるためだったり、大切な何かを思い出させてくれるチャンスの種が眠っています。それを発芽させ、花を咲かせるためにできることがあります。それが、「ふと、浮かんだことをすぐやる」ことです。そうすると面白いくらいに現実が好転していきます。想像とは全く違う角度から、応援や助け舟がやってきたりするのです。「すぐやる」、その行為の対価はうまくいかないかもしれません。ですが、「すぐやる」を実践して得たものは、人生トータルで、必ず役に立ちます。繰り返しますが、必ず、です。完璧主義な自分を卒業して、すぐやる自分になれば、人生トータルで確実に幸せな生き方ができます。
3秒ですぐやる人になるコツ02　完璧主義をやめて、今できることから始めてみる

P 41すぐやる人には、必ずなれる
もしも、あなたが今、行動できないで悩んでいるとしても大丈夫。あなたも必ず、すぐやる人になって、今よりさらに豊かな人生を送ることができます！この本には、私自身の経験だけでなく、コンサルティングをしてきた2200人以上のクライアントさんのデータから、すぐやる自分になるために大切なことをまとめました。行動力のバイブル本としてこの本を活用していただければ、あなたの人生に遅かれ早かれブレークスルーが起きるでしょう。

P 44すぐやる人になる＝自分を認めること
すぐやる人になるということは、「自分を認めること」と同義です。なぜなら、あなたは最初っからすぐやる人だからです。この本を通して、あらゆる面ですぐやる人になることと同時に、あなたは元々、すぐやる人だったということを思い出していただきたいなと思います。昨今、流行っている「自己肯定感」という言葉ですが、それを上げる手っ取り早い方法は、「本来の自分」を思い出すことです。あなたは既に、すぐやる人なので、それを一緒に思い出していきましょう。大丈夫、あなたはすでに、すぐやる人ですから。
3秒ですぐやる人になるコツ03　あなたは既に「すぐやる人」。あとは、それを思い出すだけ。

P 46ナニよりもコレが大事
すぐやる人の周りには自然と人が集まります。なぜなら、彼らはいつも笑顔だからです。例えば、いつもしかめっ面の人やイライラしている人の周りには近寄りたくないですよね。「怒りのエネルギー」は確かに行動力が上がり、ある一定まで結果も出るのですが、長続きしません。なぜなら、怒りのエネルギーは人の協力、応援を得られないからです。これまでは、すぐやる自分になるためにはどれだけ効率的に、合理的に自分をマネジメントしていくか、本などでもそうしたテクニック論が多かったような気がします。ですが、すぐやる人が大切にしているのは、テクニックより、自分の感情です。どうしたら、いつも笑顔でいられるか、ご機嫌でいられるかを考え、実践しているのです。

P 47すぐやる人がやっている三つの習慣
すぐやる人は、常にご機嫌でいる人です。常にご機嫌でいるために、三つの習慣を実践しています。
習慣①好きな人といる時間を増やし、嫌な人という時間を減らす
人は自分が思う以上に、一緒にいる人からの影響を受けています。好きな人といれば心地よいですし、嫌いな人といると息苦しいですよね。誰にでも、気が合う人もいればそうでない人もいます。嫌な人といれば不快、好きな人といればご機嫌です。
習慣②やることを詰めすぎない、常に人生に「余白」をつくる
人生に余白を。これはご機嫌でいるためにも、とても大切な考え方です。どんなに仕事が好きでも、1日の間にほっと一息つけるくらいの休息がない人で、ご機嫌な人を見たことがありません。私たちは好きなことをしている時、エネルギーが高く充実していますが、それと同時に必ず、肉体の疲労は溜まっています。これは生きている以上、仕方のないことですが、無視して進み続けると、行動力が落ちていきます。忙しい人は、意識的に余白を作ってみてください。「何もしない時間」ができた時、やりたいことが浮かんだらやればいいですし、文字通り何もしなくても OK です。余白はあなたのエネルギーを充電させてくれる大切な時間です。
習慣③意図的に「感動」に触れる機会をつくる
常にご機嫌でいる人は、心が穏やかな人です。毎日至福に満ちた生活をしていたら、不機嫌になる方が難しいですよね。幸せは、私たちの日常のあちこちに存在しています。ですが、忙しい日々を過ごしていると、なかなかそれに気づけないのも事実です。そんな時は、自分に強烈な感動体験をさせてあげることが大切です。すぐやる人は自分をご機嫌にすることが、自分が常に行動的であるために必要なことだと自覚しています。あなたもぜひ意識して取り組んでみて下さい。

P 53実績よりも、言葉よりも、「すぐやる人」かどうか
人間関係において最も大切なのが信頼関係です。仕事でも家庭でも恋愛でも、これがなければ、よほどのことがない限り、アクセル全開で関わることはできません。ただ、他人と信頼関係を結ぶことは簡単なことではありません。一般的に言うと、「信頼」の前には「信用」を得ることが大事だと言われています。「信用」とは、過去の実績（これまでやってきたこと、成果物）で得られます。「信頼」とは、「信用」に基づいて得られるもの、未来への期待です。ビジネスの世界だけに限らず、誰かに何かを頼むときは、その人に「信用」があるかが問われます。賃貸などの契約や、融資なども同じですね。過去にクレジットカードの滞納があったり、ブラックの人は、基本的に審査に通りません。これは、その人にお金に関する「信用」が担保されていないからです。また、学生さんや起業1年目の個人事業主などにも、「若い」という理由で同じく審査が通りにくいです。私は会社を経営して14年目になりますが、起業1～2年目は、どんなに業績が良くても、家を借りる際の審査はなかなか通りにくかったです。ですが、3年目になる頃からすんなり通るようになったのを覚えています。これは、「信用」がつき「信頼」に変わったからでしょう。繰り返しますが、「信頼」されるためには、「信用」がなければなりません。それが。今の会社の基本です。ただ、この「信用」というものは、実際はあってないようなものだなと私は思っています。なぜなら、実績なんてものは、今の時代、いくらでも盛れるからです。では、今の時代、何が「信用」となるのでしょうか？それが、「すぐやる」という現実的な行動です。実績よりも、言葉よりも、すぐやる人かどうか。そこには年齢も性別も一切関係ありません。

P 57仕事でも、人間関係でも、最も大切なのはスピード
私は今、7つのオンラインサロンをプロデュースしていますが、各サロンにはサロンオーナーと複数人からなる運営チームがあります。運営チームは基本、サロンオーナーから指名されたメンバーで構成していますが、一つだけメンバー選定でお願いしていることがあります。それが、「すぐやる人」ということです。仕事でも人間関係でも、最も大切なのは「スピード」です。チームでやるとなると、さらにその重要性は高まります。なぜなら、チームメンバー1人1人のスピードが違う場合、物事がうまく進まないからです。今一緒にやっているメンバーはみんな「すぐやる人」たちです。通常はどんなに急いでも立ち上げに1ヶ月から2ヶ月かかるプロジェクトが、彼女たちにかかると、2週間で立ち上がります。もちろん、一度立ち上がったプロジェクトは生き物ですから、運営を続けていくといろいろあります。なかなか人が増えなかったり、人が減ったり、お客さんからクレームをもらったり。ですが、そんな時でも、「すぐやる人」が集まるチームは問題解決のスピードが早いです。「スピードが早いこと」「すぐやること」は「最高の信頼」だと考える人は多いです。特に20代や30代の方で、年齢が若く、実績がないと思い込んでいる人、これまでやったことのない、未知の世界へ飛び込もうとしている人へ。大丈夫！失敗しても、何をしても、「すぐやること」を続ければ最高の信頼を得られ、あなたは遅かれ早かれ、その会社やプロジェクト、人にとって欠かせない人になりますよ!
3秒ですぐやる人になるコツ05　すぐやる人が重宝される時代。自信を持ってすぐやろう

p 62スピードファーストの人にチャンスは訪れる
世の中がすごいスピードで変化する今の時代、自分にとっての幸せは何なのか、真剣に考え向き合っているのではないでしょうか？そんなあなたにおすすめしたいのが、「スピードファースト」の人生です。いつもチャンスに囲まれていて、チャンスにうまく乗れる人、いつも幸せそうな人は、自分独自のリズムで生きています。他人と調和しながら、決して他人に迎合しない。他人を自分の上にも下にも置かずに、常にフラットに生きています。それができるのは、自分自身のリズムで生きて、自分自身のライフスタイルを確立しているからです。リズムは人それぞれ違います。あなたにはあなた独自のリズムがあります。思い出してみてください。これまで生きてきた中で、何をやってもうまくいった時期はありませんでしたか？そんな時は、大抵、あなたが自分のリズムで生きているときです。そしてそのリズムをつくるのが、スピードです。

p 71徹底的に「最初の一歩」を小さくする
すぐやるコツは、「徹底的に最初の一歩を小さくする」ことです。それはイコール「小さな成功体験を連続して起こす」ことです。行動のレベルを小さくすれば達成できないことはなくなります。その小さな一歩を、成功とみなし、行動することで、だんだんとリズムが生まれてきます。自分自身のリズムに入ると、あらゆることがうまくいきます。息を吐くように成功が止まらなくなります。人生の波にうまく乗る人、逃さない人は、常に小さな行動を大切にしています。時には、立ち止まり考えることも必要ですが、やりたいこと、やるべきことに向かう「小さな小さな一歩」を踏み出すことを意識してみてください。目標やゴールに対して、その一歩がどんなに小さくても、小さすぎてなんの意味もなさそうなものだとしても、その一歩は実は、偉大な一歩なのです。
3秒ですぐやる人になるコツ06　小さな一歩を積み重ね、成功体験を積み上げる

p 88すぐやる人は、人の力を借りるのが上手い
仕事においては、そもそも自力がないと、何も動きません。恋愛においても、あなたの彼氏、彼女を他人が作ってくれるわけではないですから、自分で相手と付き合うためのアクションを起こさなければなりません。でもそうした行動も、必ず限界が来ます。ある程度のところまで行くと、次のステージへ行くためには、必ず、あるものが必要になります。それが「他力」です。すぐやる人は、その他力を使い、自分のやるべきことに集中します。やることが明確ですからすぐやり、結果を出すことができます。

P 91人の力を借りるコツ
他力を発動させるには、自分と他人の違いを受け入れ、尊重することです。そして一番大切なことは、自分自身を相手にさらけ出す姿勢です。すぐやる自分でいるということは、肉体も精神も土台が安定しているということです。人生を俯瞰してみた場合、最も豊かに、人生を歩んでいる人は、他力を使い、自分の好きなこと、やりたいことに特化して生きている人たちです。すぐやる人は、人に頼れる人。頼れる人とは、自分をさらけ出せる人。さらけ出して他力を使い、自分が好きなこと、やりたいことに特化して生きている人。だから、すぐやる人なのです。
3秒ですぐやる人になるコツ09　自分一人で頑張らず、人の力を借りる

p 95欠点をなくすより、長所を伸ばす
私たちは生まれた時から今まで、長所を伸ばすよりも、欠点をなくす教育を受けてきました。例えば、通信簿で体育が5で、その他が1から2の人よりも、全部の科目が3か4の人が正しいような評価を受けます。ですが社会に出ると、実際に活躍している人の多くは前者のような人です。長所を伸ばし続けた結果、周りからは欠点すらその人の魅力になり、周りに人が集まり応援された結果、人生がうまくいっているのです。すぐやる人は自らの行動力を上げるため、常に自分の長所を武器にします。さらに、その武器屋というより研ぎ澄まされるように、常に引き算を筆記しているのです。

P 98人に任せられない人は、人を信用していない人
自分にできないことを人に任せられない人は、深い部分で人を信用していない人です。今は、共感の時代でもあるので、信じてもらえてないと相手が感じたのならすぐに距離が離れる、ある意味で分かりやすい時代でもあります。一人ひとりが自分自身の人生を生きることを最優先にしますので、利害で相手を拘束すること自体不可能な時代に入りました。そんな時代に輝くのは、自分をさらけ出せる人です。自分の好き嫌いに正直で、自分のできる、できない、が明確な人です。自分ができないことはやらない。こう決めた時点で人生にスペースが生まれます。そこには「真空の法則」が働き、そのスペースを埋めるために、人や物、チャンスなど、あらゆるものが集まってくるのです。結果的に自分自身の好きなこと、得意なことに集中できるので、いつまでもすぐやる人でいられるのです。
3秒ですぐやる人になるコツ10　できないことは人に任せ、得意なことに集中する

P 103愛嬌と気配りが9割
モテる男性に共通しているのは、見た目の良さよりも、圧倒的に気配りです。また、異性や目上の人に可愛がられる人達に共通しているのも同じく気配りなのです。人たらしの人は愛嬌と気配りに長けています。だからモテるし、愛されます。どこへ行ってもそのスタンスは変わりませんから、いつ何時でも、その空間を自分のホームグランドにすることができるのです。
3秒ですぐやる人になること11　愛嬌と気配りで、周りを味方にする

P 107人を思う気持ちが、行動スピードを上げる
人を思う気持ちは、行動のスピードを上げるのです。自分だけで出せるスピードには限界があります。これまでの時代、自分の収入、自分の評価、自分のキャリアだけを考えた行動でもある程度までは動けたし、結果が出ました。でも、これからの時代は通用しなくなるようです。令和に入り「風の時代」といわれる今、自分だけのことばかり考えている人は、誰からも相手にされなくなってしまうのです。
3秒ですぐやる人になるコツ12　人を思う気持ちが、行動のスピードを上げる

P 118心地よい距離を保つ秘訣
私たちが住む世界で、最も体力的・精神的に疲弊するものは人間関係です。若い頃はエネルギーがありあまり、主張も強いので、すぐに人とトラブルになる人もいたでしょう。大人になると、トラブルや喧嘩の仕方も確かに変わってきます。また、ビジネスの世界では、相手を言いくるめたり、打ち負かすことが勝つことだと考えている人もいるかもしれません。何にせよ、これもまだ相手と戦っている段階です。人間関係で最も賢く、価値があるのは、戦わずして相手をも味方につけてしまうことです。すぐやる人は、常に腰が低いです。ただ、ここでいう「腰が低い」とは、相手に対しへりくだるというわけではなく、常に自分と相手のパワーバランスに差が起きないように、互いに最も心地良い距離感を模索しているという意味になります。そのためには、基本的にどんな人に対しても謙虚でいることが大事であることを、すぐやる人は知っているのです。
3秒ですぐやる人になること14　どんな相手ともフラットに付き合う

P 126スピードに質が伴った「最高のすぐやる人になる」方法
すぐやる人になり、それを続けるには周りの協力が欠かせません。そうしたチームづくりにとって最も必要なのは、周りへの「配慮」と「敬意」、そして「感謝」です。人は感情の生き物です。どんなに聖人のように見える人でも、すべての人に分け隔てなく接している人はいません。どこかで人は自分のお気に入りの人を選んで付き合っています。ただその中で、例え、違いがあっても、自分と価値観が合わなくても付き合っていくために必要な要素がこの三つです。他社に「配慮」することは、意識すれば誰でもできるようになります。例えば、相手が楽しそうに話している時に、それを受け入れ聞き手に回るのも「配慮」の力です。女性とデートで街中を歩いている時、道路側を歩くこと、エスカレーターを登る時は自分が女性の後ろに、降りるときは女性の前に乗ることも「配慮」です。「敬意」に関しては、無理やりそう思うものではなく、湧き上がってくるものです。相手が年上でも年下でも関係なく、あなたにもそんな人がいると思います。その人に対し、なぜ自分は「敬意」を払っているのかを考えることはとても大切ですし、同じように、あなたに「敬意」を示してくれている人は、あなた自身の何に対し、そうしてくれているのかを知ることはもっと大切です。なぜなら、あなたに「敬意」を払ってくれる人が増えれば増えるほど、あなたの応援者が増え、人生がうまくいくからです。「感謝」と言うと相手に「ありがとう」を言いましょう、と言ったことがよく言われますが、「感謝」は分かりやすければ分かりやすいほうがいいです。人間関係のコミュニケーションの中で大切なのは、「伝えること」と、「伝え方」ですが、あなたが思う以上に、言葉で分かりやすく説明しないものは、相手にはほとんど伝わっていないということを認識したほうが、人間関係はよりうまくいきます。「ありがとう」を言われて、嫌な人はいません。また、「ありがとう」を何回言われても、しつこいとか、うざいといったような感情になる人もいないでしょう。「ありがとう」は魔法の言葉です。その言葉を伝えるだけで目の前の人との人間関係は好転します。「配慮」「敬意」「感謝」。この三つを意識して目の前の人とコミュニケーションをしてみてください。まずは意識するだけで OK です。それを担保できる人は、今よりも確実に行動力が上がります。なぜなら、そんな人は相手を思えて、行動できる人、すぐやる人だからです。人間関係は丁寧すぎるくらい丁寧に。そんなやり方を日常で癖付けていると、スピードに質が伴った最高のすぐやる人になれます。
3秒ですぐやる人になるコツ15　「配慮」「敬意」「感謝」をベースに、丁寧に人と付き合う

P 135お誘いや紹介は断っていい
自分の時間を大切にするときに、突破しなければならないのが、「いい人をやめる」ということです。それは、相手からの誘いに気が乗らないなら断ること。誰かから紹介された人に興味がないなら、断ること。断ることに慣れ、自分の時間を作り、やりたいことが出来たら、すぐに取り組める自分でいる状態を常に作るのが、すぐやる人の基本です。すぐやる人は、余白づくりの達人とも言えます。会社勤めの方は、社内の行事や、上司の誘いなど、行きたくないけど行かなくてはいけないものもあると思います。起業している人も、年々、新しい人と会う機会や飲みの誘いも増えてきます。自分を取り巻く全ての誘いに顔を出すと、大切なものに割く時間が全く足りなくなります。では、なぜ断れないか考えてみましょう。例えば上司や同僚なら、断ると明日からの関係がギクシャクするかもしれないとか、そうしたところかもしれません。実際、断ったら、気分を害したり、意地悪をする人がいるでしょう。でも、そんな人はそもそも、あなたの人生にとって必要のない人ですよね。

P 141「相手の顔色」ではなく、「自分自身の本音」を大事にする
とはいえ、断ることを実践するには勇気が要ります。ですが、断ることは決してネガティブなことではなく、「精査」だと私は思っています。相手と何かを共にするとき、大切なのは、「相手の顔色」ではなく、「自分自身の本音」です。なぜなら、自分の本音とは違う行動をすることで得られるものは、本音で生きる人生で得られるものと比較すると、取るに足らないものだからです。人生の限られた1ページを刻む相手は、自分が好きな人、気になる人で埋め尽くしたいと思っています。あなたの本音はどうでしょうか？付き合いたくはないけど付き合わなければならない、そんな風に思ってる人が身近にいるのなら、思い切って離れるのも必要かもしれません。嫌な人に囲まれていた人生から、好きな人だけに囲まれている人生に自分をシフトさせることで、あなたのエネルギーは上がり、行動力も上がってきます。自分の本音に正直になりましょう。本音で生きることで、離れる人も増えますが、残った人とは生涯付き合えるような関係性になることもできます。すぐやる人になるために、断ることを自分でコミットすることから始めてみてください。
3秒ですぐやる人になるコツ16　いい人をやめて、気の乗らない誘いは断る

P 148人だけではなく、自分にも優しくする
人にやさしくすることは素晴らしい。でも、人にやさしいだけでは、人生の幸福度は50%程度でしょう。本当の意味で幸せな人生を送っている人は、自分にも優しいです。喜ばせたい相手にあなたが一生懸命考え行動する。それと同じくらい、自分自身をケアしたり、ご褒美をあげたりするのがうまいです。またそれが、すぐやる人の特徴でもあります。

ｐ149嫌われてもいい
私自身、元々、繊細で人に嫌われたくないタイプです。自分で言うのもなんですが、人のために自分を犠牲にしてしまうほうだと思います。嫌われたくないあまり、余計に頑張ってしまう、そんな自分の性格はずいぶん前から自覚していましたが、ある日、思いきって意識と行動を変えることを決めました。一つは、嫌われてもいいと決めたこと。もう一つは、仕事は自分が好きな人とだけすると決めたことです。嫌われてもいいと決めることは、あなた自身が誰を好きになって、何を大切にして生きるかも自由だということです。気持ちが揺らぐ時間が圧倒的に減ったことで、結果、よりすぐやる自分でいることができるようになりました。
3秒ですぐやる人になること17　自分を犠牲にせず、誰よりも自分に優しくする

P 154好きな人とだけ仕事する
もう一つ、大切なのが、仕事が好きな人とだけやるということです。私の周りのすぐやる人は、みんな自分が好きな人とだけ仕事をしています。相手が好きな人ですから、互いに性格も熟知していますし、意思疎通も早いです。結果的にすぐやることが普通になるのです。私の場合、ここで言う「好き」という言葉の中には、安心・安全・信用や信頼の意味も含まれています。辞書で「好き」を調べると、「心が惹かれること」「気に入ること」と出ます。この「好き」は、人それぞれ違うと思いますし、シチュエーションによっても変わります。ビジネスにおいての好きな人と、恋愛においての好きな人は違いますよね。自分自身にとっての「好き」とは何かを考えることは、自分自身の軸を知るためにも有効ですので、ぜひ一度時間を取って考えてみてください。好きな人と仕事をすると楽しいし、結果も出ます。人にやさしく居続けられる人、人を応援し続けられる人、人の為に動ける人は、自分の快・不快に素直です。まるで、自分の内側にいるもうひとりの自分と対話しているかのように、自分の本音と向き合い生きています。自分に素直だから行動に無理がありません。結果、相手の事もゆとりを持った状態でケアできるのです。

P 163出会いと別れを意図的につくる
私たちは日々、生きているだけで出会いや別れを経験します。ですが、すぐやる人は、出会いと別れを意図的に作ります。すぐやる人は当然、結果を出すのが早いです。今まで自分がいた環境が変わり、ステージが上がる時は、人間関係において決まって変化が起きます。例えば、今の環境から卒業する時は、今いる人たちとの別れがあります。それが円満に終わる時もあれば、そうでない時もあるでしょう。
3秒ですぐやる人になるコツ19　違和感を感じる人からは、離れてみる

P 212「すぐやる人」になるために、避けては通れないこと
例えば、この本をあなたが熟読されて、実践してすぐやる人になれば、おそらくかなり早い段階で、人生の景色が変わってくるでしょう。ですが、絶対に避けては通れないことがありますので、ここではそれについてお話ししたいと思います。それは、あなたは必ず失敗を経験する、ということです。それも頻繁にです。すぐやる人は、失敗がとても多いです。なぜなら、すぐやるからです。禅問答みたいな話になりますが、だからこそ、すぐやる人は成功しやすいし、自分の理想の幸せを自分の手で手繰り寄せることができるのです。事の大小に限らず、すぐやる人には失敗はつきものです。まるで腐れ縁のように、失敗といつも隣り合わせているのが、すぐやる人の人生です。そしてあなたが今、どんな状況であれ、何歳であれ、どんな場所に住んでいようと、すぐやることで得られる失敗からの恩恵を受け取り、理想の人生に近づけることができると断言します。

P 215失敗を受け入れば、行動は早くなる
あの頃の私はすぐやる人でしたが、関わる人達への配慮が足りないすぐやる人でした。だから、いつまでも走り続けることができなくなる、大きなトラブルが連発していたのだと思います。この本のタイトルにあるように、「神様はすぐやる人が大好き」です。ですが、人の気持ちがわからない人、配慮しないで、自分のことだけに猪突猛進に突き進む人には、そうではない事を気付かせるために、トラブルは挫折という形で気づかせてくれるようです。失敗から学び、謙虚になる。そこからまたすぐやる自分が再起動しますが、今度は行動の質が変わります。上を向いて走りながらも、自分だけじゃなく、関わる人たちには向いています。もちろん、相変わらず失敗はしますが、それは小さなことで、みんなと力を合わせれば必ず解決できることしか起きなくなります。昔から失敗は、忌み嫌われる存在でした。誰だって失敗はしたくありません。でも、ほとんどの人が気づいています。失敗は価値あるものであること。そして自分の人生にとっては必要で、愛すべき存在であることを。すぐやる人は、失敗を受け入れます。失敗を恋人のように愛しています。すぐやる人は、失敗がもたらしてくれる恩恵を自分の成長、力に変えることができるのです。すぐやる人には人間性が素晴らしい人が多いです。自分の夢や目標を追いかけながらも、いつも人を気にかけ、サポートする精神を持つ彼らの周りには、いつも幸せな人が集まってきます。どうせすぐやる人になるなら、ハートフルなすぐやる人になりましょう。今まさに、そんな人が自由で幸せな人生を送れる時代になりましたから。
3秒ですぐやる人になるコツ26　失敗する自分を受け入れる

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いかがだったでしょうか？すぐやることの重要性について、詳しく書かれていて、これから独立を目指す方にとって一つの指標になる一冊です。

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赤いフォントにしたところが、本書で特に読めてよかったなと思うところでした。紫色は特に重要性が高そうです。

まとめると、行動力を上げ、「すぐやる人」になる方法。それは「できないことは人に任せ、得意なこと、好きなことに集中する」。これだけです。すぐやる人になれば、日常が楽しくなり、日々の小さな幸せを実感できます。職場や家族、恋人、友人、パートナーとの関係性が良くなり、「やる」と決めたこと、「やりたい！」と思ったことを、すぐ実行できるようになるのです。すぐやる人の人生は別世界です。あらゆる願いがすぐやることで叶っていきます。これまでの人生がまるでモノクロームだったかのように、大好きな人に囲まれ、お金やチャンスが巡り、嫌な人がいなくなり、彩り豊かな人生になります。本編で詳しく解説しますが、「神様はすぐやる人が大好き」なのです。すぐやる自分になることで、まるで神様が味方してくれるかのように、幸運が舞い込み、あなたの人生は大きく変わります。という風にしました。

以上、神様はすぐやる人が大好き。赤塚智高(著)について取り上げてみました。

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